五限目 制服店の主人にからかわれるのもやぶさかではない

しかし濃密な一日だ。朝から自分が乳牛系ミノタウロス的な見た目にはなるし、野良ヒーローには襲われるし、緑の巨人(何かのアイコンではない)にたすけられるし。

 僕、安国やすくに尚宏なおひろ十六歳。一昨日まではごく平均的な男子高校生だったのだが、現在は祖父から大量のエナジーを譲渡されて牛頭の大男へと変貌した。悪の組織死の夜明けアルバ・モルトCEO首魁を引き継いで、(西)日本の悪の手先達をべるべく覇道を歩み出したの怪人である。

 色々あった出来事を反芻しながら(牛だけに、というわけではなく)パパから手渡されたメモ頼りに番地を数える。幼い頃から几帳面なほうなので、地図を読んだりするのも苦ではない。ほどなくして中天にかかる正午の太陽に灼かれる中洲川端商店街の、はじっこ寄りにあるその店に辿り着いた。

 取り立てて変哲もない三階建ての、間口の狭い昭和風の民家を改造した店舗だった。道路側の壁一面は学ランやブレザーが飾られたショーウインドウ。曇りガラスの嵌った立て付けの悪そうな戸口の上に、シンプルなレタリングで『モリナガ被服店』の看板がある。ここで正解だろう。

 ようやく慣れてきた牛耳をそば立てる。特に生活音はしない。戸口の前の路上に放り出された渋い木の立て札には

『仕立て/お直しそのほかご相談承り〼』の墨書。

「すみませーん…」

 ガタピシと戸を鳴らして入店する。なんとなく声をひそめてしまったので、もう一回声をかけた。

 反響がしっとりと吸い込まれる。静かだ。軽く山間やまあい人気ひとけのない神社仏閣並みに静かだ。留守にしてるのかな?それとも店の雰囲気からして店主がお年寄りで耳が遠いとか?

 さらに声を張り上げようと息を吸って──

 バァン‼︎

「ひゃいぎょえっ⁉︎」

「ブヒぁーっはっはっは驚いた驚いた♪」

 僕の真後ろに音もなく忍び寄り、紙袋を叩き割って爆発音をたてた犯人…もとい店主がそこにいた。

 あれ、これは店主か?いや、店主だろう。店主であって欲しい。

「冗談冗談♪ワイなオッチャンやさけ、真面目そーな若い子ォが来るとついからかいとうなるんヒブ。アンタはんウチは初めてやんな?っちゅうか平日バリバリやけど学生はんちゃうんけ?」

 馴れ馴れしく僕の胸を叩いてくるのは、使い込んだエプロンを胸から垂らす二足歩行の猪だった…少なくとも猪に見える、いやイノシシ科に分類される頭部を持った固肥りの獣人だった。

「はぁ…」

「おっその気合い抜けた返事、イマドキの子ぉらしいなぁ。令和令和!ブヒぁっはっは」

 胡麻塩な太い眉を片方上げて、渋みのある表情を作る。笑う度に鼻の下から触覚のように脇に伸ばした髭(漫画の中の中国人が生やしてるようなアレ)がびよんびよん揺れている。

「え…と、僕、今朝からこの姿になってしまいまして。これまで着ていた制服も着られなくなってしまったので、体格に合うものを注文したいのですが…」

「おー、かっちりした説明!うんうん、初々しくてそれもまた良し、ピース又吉またよし。ブヒっはっは」

 何がおかしいのか分からない。分からないからリアクションのしようがない。喋っている方言からして、これが関西かみがたのノリというやつなんだろうか。

「まあまずは握手からやな。ヨロシク!ワイは森永モリナガ。下の名前はちょい恥ずかしいよってヒ・ミ・ツ!昔は死の夜明けアルバ・モルトの一員やった。今は見ての通りしがない街の仕立屋テーラーはんやよって」

「よ、よろしくお願いします。僕は安国尚宏です」

 差し出された森永のむっちりした腕の肘から先には、なぜか猫の手がそのまま再現された大手袋がはめてある。

 その愛嬌ある肉球付き手袋とがっしり握手を交わす。布地で作られたはずのそれが本物の肉球のように「ほにゃり」と触れた。うわ、癒される…

 森永の緩やかな瞳がキラリと光った。そして僕が次の息を吐く前に、長いタオルをぶん回すように猪獣人は僕の腕から身体全体を空中で一回転させた。

 木製の床に叩きつけられる。僕は「ぐはっ」と声を出しざま肺の空気を失った。ここでもまたいきなり暴力を振るわれるとは。今日は厄日なのか?テレビでそういう星座占いでも出ていたのだろうか。

「おーあ、アンタはん…尚宏クン、大概弱いのう。体幹も、バランス調整もなっとらん」

 僕を引っ張り立たせながら森永は呟く。

「いきなり投げ技喰らう理由が分からないんですけど。僕、お客ですよ?なんならパパに言って訴えますよ」

 さすがに理不尽な災難の連続にイラついていて、険しい視線で噛み付く僕。けれど森永はおどけた調子で肩をすくめ、手をヒラヒラさせる。

「おーこわ。堪忍したってヒブ!これでもワイ、伊達や酔狂で怪人やヒーロー相手に商売しとるんとちゃうねんで。ま、そこに座り。とりあえず経緯を聞かせてんか。まずは通うとる学校ガッコからな」

 言われるままに僕は作業台横に並んだ丸椅子の一つに座り、自分の学校名を告げ、手短に前日祖父から急にエナジーごと悪の組織の首魁の座を受け継いだこと、起床したら牛頭人身ぎゅうとうじんしんの姿に変態していたこと、そしてここに来る途中既に野良ヒーローから命を狙われたことを話した。

 森永は立ったまま腕組みで真面目に聞き入り、時々細かな質問を挟む以外は至って真面目くさった顔をしていた。

 全部聞き終わると「ちょおヤニふかしてええか?」と断ってからエプロンのポッケからパイプ(!)と煙草缶を取り出し、先端の壺にチマチマと煙草を詰めるとマッチを片手で器用に擦って火を点けた。

 天井の換気扇に向かって紫煙を美味そうに吐き出した。

「ブヒーるほどな。ここんとこ急にに目覚めるゆう報告が相次いだのは、それが原因なんかもな」

「原因?何がですか?」

「ん?んー…まぁそれはまだ話すには早いかヒブ。そっか、尚宏クンは漆黒の銀獅子…もとい先代の意志と力を相続したんやな。あん爺様もようやくお役目御免ちゅうわけや。ご苦労さんやったヒブ」

 会話の端々におかしな鼻息が入るなあ。

「お爺とは古い知り合いなんですか?」

「ワイやのうて、ワイの親父の代がブ。死の夜明けアルバ・モルトの怪人はん達には稼がせてもろたヒブな。宥和デタント協定が結ばれてからこっち、表立ったドンパチが減って寂しいわ」

 プワプワな肉球にパイプを持ってふかす猪獣人というファンタジーな絵面だが、和やかな口から漏らす感想はまあまあ不穏だ。

「それにしても尚宏クン、ゴロツキとの喧嘩レベルで済んでよかったなあ。キミジブンがひょっとこらしてタマ取られでもしよったら、善と悪の組織は以前の大殺戮時代に逆戻りしてたもんヒブ」

「またそんな冗談を…」

「冗談なものかよ」

 いきなり声のトーンが二オクターブ下がった。まん丸だった眼差しが半目になり、刃を呑んだような冷たさを帯びた。僕は唾を飲み込んだ。自分の喉仏のあたりがゴクリと鳴るのが大きく聞こえる。

「尚宏クンよ、ちいっとばかし自覚が足らんのやないかい?アンタはんの祖父は引退したとはいえ西日本の悪の組織の首魁で、アンタはんは現・首魁で若様ヒブ。組織内の内乱で寝首を掻かれたならいざ知らず、かつての敵対組織に所属──してはいなかったんやっけ、野良ヒーローやんな──の者がそれを殺害したとする。さて、どうなる?」

 そんなの、考えるまでもない。世界史でも日本史でも、要人暗殺の結果なんて明白じゃないか。

「組織の対立…になる可能性があるかも…ですよね」

 ひょ、と森永の顔が剽軽なものになり、それから爆笑された。

「ブヒぁーっはっはっはははは!冗談上手いやんジブン」

「そ、そうですよね。まさかそんな大袈裟なことにはなりませんよねえ」

「そない生易しいもんやない。総力戦、総当たり戦、互いが全滅するまでのすり潰し合いだヒブ」

 背中を冷たい汗が伝い落ちる。まさか、そんな。人が大量に死ぬとか聞いてない。僕一人のせいで、こんな平和な日本で、現代の世界でそんなことになるなんて⁉︎

「ブヒぁるほど、こら急務やな。爺様が焦って飛んでくるのも解るわ。肝心の当人がこないお花畑な脳味噌おつむりしよったら、そら心配やんなぁ」

 ニコニコとパイプの火皿の中身を携帯灰皿にあけてしまいこみ、森永は使い込んだ巻尺とメモ帳を取り出す。

「さっき入店してきたときもワイの隠形おんぎょうを気取れんかったし、尚宏クンは怪人としてまだまだ弱すぎやんな?」

「そう…なんでしょうね…多分」

 立つようにジェスチャーをされたので、僕は突きつけられた重大な現実の重さによろめきながら腰を上げる。

「言うとくけどワイはそない強い方やないで。まぁ先祖は西遊記的なアレの血を引いとるよってな、大概の野良ヒーローにボコられたりやらせんど。得意なのは物の大きさを変えたり吸い込んだり、分身したりやら…ショボいモンやヒブ」

 話しながら僕の頭周りから細かに寸尺を取って数値を書きつけていく。物理法則を超越して膨張・減衰させたり自分を増殖させたりなんか、大した能力と思うけど。ら

「頭の型とサイズは平均的やな。もちっと頭下げてくれん?も測るヒブ」

「そんなとこまで測るんですか?」

「キミ、ナメたらアカンよ?牛やら羊やらドラゴンやら、角やした怪人やらヒーローやらこちとらぎょうさん見てきたってんで?他の先輩がたがどんだけシャツやらセーターやらの首元を角に引っかけて破ってきた思うヒブ?」

「あ…すいません」

「分かればよろし」

 作業台から粘土を持ってきて、丁寧に僕の左右のツノに押し当てて型取りをする。流れる無駄のない動きだ。ふざけた外見と喋り方だけど、そこはやっぱりプロらしい。

「よし、でけた。角の型が取れたヒブ。これスチールで文鎮にしよ。マニアに売れんねん」

「ちょっと⁉︎」

「ブヒあっはは。冗談よ冗談。よし、ほんで次はそこの姿見んとこぃや」

「あと、そうだ。これをお爺…祖父から渡すよう言付かってまして」

 この調子だと相手のペースに飲まれてるうちに忘れそうだったので、僕は猪獣人にお爺ちゃんのメモを手渡した。

 またしてもちょっと触った手袋肉球は、やはり気持ちが良かった。

「あーふんふん。なるほど。へー」

 首筋をボリボリ掻きながら目を通し、ペイッと床に投げ捨てる。なんだったんだろ。自分も何か注文したのかな?──あの怪人衣装コスチュームのスペアとか。

「あ、服も脱いでな。フルチンになり」

「は、はいっ」

 上着を脱いでズボンをのベルトを外し、ブリーフに指をかけて気がついた。これもまた、冗談なんじゃないか?

「…?何ジーッと見とんねん。尻尾とケツの微妙なラインやら、性器周りの種族的なパターンやらあるさけヌードになれ言うとんのやろがヒブ。ほら恥ずかしがらんとパンツ下ろして。大丈夫やオッチャン別にいやらしいことせえへんど」

 うーん、言われたらそういう理屈なのかと納得もするけど…まあいいか。男同士で恥ずかしいようなこともないし、何か変なことでもしたらぶん殴ろう。

 一糸纏わぬ全裸になった僕の両腕を肩と水平に伸ばさせ、手首周りから巻尺で測りはじめる。

「緊張せんどってなー♪固くならんで腹筋の力抜いときー。おっと、は大きゅうせんでええからなヒブ?」

 冗談なのか本気なのかこのあたりは判然としない。何か色々とお腹いっぱい詰め込まれてる気分で、唯々諾々と腕を上げたり下げたり、回ったり止まったり、腰を突き出したり引いたり、しゃがんだり片足を上げて四股を踏むような姿勢になったり。

 首からヒヅメの割れた先まで測りに測られ、調べに調べられた。

「あ、ウチ怪人系の生徒さんとかの靴なんかも仲介してるさけ、焦って変なモン買うたりネット注文したりせんどきヒブ。そっちは制作してる工房が市外で、注文してからウチに来るまでまぁ…五日ってとこかな。あ、もう少し片足揚げて」

 股下から手を入れられて、尻尾の付け根を触られて声が出た。

「ぃひゃうんッ⁉︎」

「ああ、尚宏クンはなんやねヒブ」

「え…な、何が…」

「んー。尻尾は『第三の手』って言われとるんやけど、中には性感帯になってる子もおるねんヒブ。特に付け根のあたりがなあ」

「へーそうなんですか…ってポワッとヤバかこと言いんよんしゃったですね」

 脳裏にクラスメイト三、四人の事を思い浮かべた。男子校特有のみなぎるピンクの衝動で動く連中だ。年がら年中、交尾とか交接とか生殖行動とかしか考えてない輩ども。

 あのエッチすけべ変態な奴らにだけは、この弱点を悟られてはならない。

「まあ、こないなとこ握る変な奴もおらんやろヒブ?ちょっとやそっとでは他人の手が触れることもないよう尻尾袖しっぽそでを作り込むけどね」

「や、是非に厳重にお願いします。分かるでしょ?ウチ男子校なんですよ?変態と変質者とムッツリしかおらんのですよ?」

「さよか」

 キミも苦労してるんだねぇという表情をしながら、楽しそうに計測を続ける森永。

「そういえば尚宏クン、警察の宥和対策課ユータイに知り合いおんねんな?どいつヒブ?」

「あー、えーと小学生まで近所にいたお兄ちゃんで、町田永吉まちだながよしっていうひとです」

「おー、アイツかあ。アイツも元々野良ヒーローやったヒブ」

「本当ですか⁉︎っていつか、ヨッシーお兄ちゃんてヒーローやったとですか!僕は怪人側やとばっかり」

「こーら、まーだ動くんやないヒブ。…アイツもまあまあヤンチャやったさけ、キチンと筋を通して警察の一員になるまで寄り道しよったな。けど最後は正規の手続きを踏んで、ウチでヒーロースーツを仕立てたってん。最近は安い海外製品もあるさけ困ったもんやヒブ」

「へぇ、ヒーローの人達にも制服…みたいなものがあるんですか」

「あるよあるある。純正品は装着した者のエナジーを倍増したり、持ち主が特殊な能力を持つタイプならそれを制御するのをサポートしたりもしてくれるんやヒブ」

 なんだそれ、パパが時々見てる昔のアニメの聖衣クロスみたいだ。

「ふーん。元々の能力ちからをCPUだとすれば、スーツは──OSオペレーションシステムってとこですか?」

「さすが令和の申し子、そっちで表現するわけヒブね。まあその理解で大体合ってる」

 メモは何か思いついたらしいアドリブの絵図も含めて十ページ以上に及んでいた。計測漏れがないかチェックして、森永はブフゥと鼻息をついて椅子に尻を落とした。

「ま、大体OKかな。服着るの、もうちょい待ちやえ」

「長い時間ありがとうございます。どうかよろしくお願いします」

「それにしても尚宏クン、アンタはん竿でかいのう。これ授業中に勃起ボッキしたら立たれへんどころか股ぐら張り裂けるで。ブヒぁっ」

「もー、冗談よしてくださいよ」

「や、これもマジやで。こないなとこで冗談やらこかへんどヒブ」

 また音程が下がる真面目モード。きっと心底セクハラが好きなんだな、この猪は。

「ウチはレンタルもしよるんよ。制服出来上がるまで尚宏クンに合いそうなの貸しとくわ。あとワイシャツやら下着類はこっちにある既製品出すわ…よっこいしょ」 

 店の奥から貸出用制服の入ったデパートの紙袋を持ってきて、僕に押し付ける。

「コイツを着てみるヒブ。サイズがOKなら、キミ専用の制服が出来上がるまでの繋ぎにできるさけな」

 下着はちゃんと身に付けてから、僕はワイシャツとズボンを着てみた。うん、これはこれで悪くない。少しブカブカだけど。

「ええみたいやな。仮縫いと裾上げするわ。こっち寄るヒブ」

 今度は手首に針山を、もう片方には糸巻きと極小のハサミを巻きつけて手早く裾上げをしていく。

「尚宏クンのお爺はんの代でデタントをしてくれたおかげで、血で血を洗うような抗争は無うなったヒブ。感謝しとるんよ」

 毎日毎日、ビリビリになった制服を繕うのは気分的にもしんどいさけな…とシンミリこぼす森永。

必要悪ひつようあくちゅう言葉があるように、必要もあるゆうことやね。どっちかに偏りすぎては人間社会は立ちゆかんねん。過ぎた善はもはや悪のごとしヒブ──よし、でけた。動いてみ」

 仮縫いと裾上げをしただけだというが、太腿や二の腕が全然苦しくない。それでいて手脚をブンブンさせても隙間が開きすぎていたりヒラヒラすることもなくフィットしている。

「凄か!店主さん、腕は確かやったとですね!」

「やっと笑うたね」

 思わず元気に飛び跳ねてしまう僕を眺めつつ、森永は再びパイプを使い出した。

「店に入ってきてからずーっと、落ち込んどる雰囲気やったさけ心配しよったんヒブ。けど、うん、これなら大丈夫かな。明日からの学校も気張ってきいやヒブ。あとは、もーちょい鍛えとうなったら道場の紹介もしたるけど」

「そうですね…是非に、検討してから改めて連絡します」

「ホイコレ連絡先。怪人なりたてヒーローなりたての子ォなんかのよろず相談も承っとるよって、何か困ったこととかあれば聞きやヒブ」

「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします、えーと…」

 ジーンとしながらも制服の袋を片手に下げ、深いお辞儀から名刺の名前を確認して。

 ──『森永心鼓亜ここあ

「いや駄洒落かい!」

 盛大にツッコんでしまう僕を、猪の店主はしてやったりと笑うのだった。

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