お写真、見てきました。
立派なお方でした。
……風格……まさに。
前半の「書いては消して、進まない」で予感はしましたし、とても切なくもありますが、たぬき殿は恩義を感じられていたものと……。
残り話数も減ってきちゃいましたが、大事に読ませて頂いてます。
作者からの返信
@hikageneko様、ありがとうございます。
多くの猫に関わってきましたが、その中でもたぬきは忘れられない猫です。野良猫であんなに大きいのはほかに見たことがありません。迷い猫だったのかな。助けてあげたかったです。
冒頭に”たぬき”とありましたので、自分なりに想像しましたが全く違っていました。偏見とは恐ろしいものだと感じました。たぬきちゃんの写真を拝見しましたが、いいとこのニャンの印象を持ちました。
振り返ると突然、理由も分からぬままに来なくなるニャンは一定数いるように思います。
さて、最後のお別れというようなことが実際にあったかというと、やっぱりあるように思います。それも”挨拶”といった言葉がぴったりですね。猫は自分の行動を意識している訳でもないと思いますが、猫と私らの間にはお互いに言葉を交わさなくともつながる不思議な縁があるのだと思います。
作者からの返信
Hanko2023様、ありがとうございます。
とても大きな猫でした。毛も長く、一見すると野良猫のような感じはしなかったのですが、どこかから逃げ出してきたのでしょうか。最後に助けてやれなかったのは、今でも心残りです。
『たぬき』は老齢で自分の死期を悟ったから、最後に会いに来てくれたのかもしれないですね。
それだけなついてくれていたのでしょう。
切ないお話でした。