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  • 第5話への応援コメント

    今回も月餅企画へのご参加ありがとうございます。


    さーて、張り切ってネタバレ感想書きます。










    コールドスリープから目覚めて、計器がとっくに壊れていて、どこの航路かわからないというあたりで、もしかしてこれは猿の惑星っぽい話かなと想像しました。

    ところがどっこい、もっと悲惨でしたね。
    希望をもって降りたところ、それは絶望だった。
    とても幻想的でありながら、悲しい最後ですね。
    でも彼はまだ死んでいないし、宇宙は広い。コールドスリープもできるし、まだまだ諦めるのは早い。
    バリバリのSF楽しませてもらいました。

    作者からの返信

     ありま氷炎様、コメントありがとうございます。

    >もしかしてこれは猿の惑星っぽい話かな

     まさに猿の惑星でしたね。
     今回の作品は、以前に別の自主企画で考えた没ネタを流用したものでした。「蛍」「木星」がお題に含まれる三題噺の企画だったので、猿ではなく蛍、地球ではなく木星になっています。
     当時は「あまりにも『猿の惑星』オマージュが過ぎる」と考えて没にしましたし、それを「希望の惑星」という形でサルベージして今回ありま氷炎様の企画で使うのは、なんだかありま氷炎様に失礼な気がして「できれば違うものにしよう」と1週間くらい考えたのですが……。
     漠然と頭に浮かぶネタはあっても、物語としては何も思いつきませんでした。ただし途中で「そういえば花言葉が『希望』となる花は何だっけ?」「花言葉ではありきたりだから、石言葉ではどうだろう?」という考えも浮かんだので(石言葉ネタだけで話を作ることは出来ませんでしたが)、上記の没ネタに石言葉を組み込んで、こんな物語になりました。
     石言葉のおかげで「プレゼントしてくれた女性」「彼女との蛍狩りの思い出」みたいな要素も加えることができて、切なさが一層強くなったのではないか、と自分では満足しています。

     なお私が「宝石にも花言葉みたいな『石言葉』がある」というのを知ったのは、これも別の三題噺の企画のおかげ。「鉱石」というお題が含まれていた企画で、執筆のために色々と調べた時でした。
     今回は本当に、過去の企画参加の経験の積み重ねで書いたような感じです。