第19話 新たな敵

前回のあらすじ!(急)

新魔王になんか起きた!

終わり!(早)


**

し、新魔王さん?


魔王が青ざめた。

新魔王の凶暴的なところなんて、見たこともなかった。

『マだ残っテいたタか。殺ス。』

なんか〜なんかないか〜

あわあわしながら、魔王が新魔王を治す薬を探した。

「ん?」


魔王の目線の先には、牛乳があった。

「もういいや!えい!」


ごくっ


魔王は新魔王に、牛乳を飲ませた。

『あ...』


バタッ


新魔王が倒れた。

さっきまであった気配もなくなった。


**


「『復元』」


キュイイン


建物が一瞬で直った。


ヴー!ヴー!


ん?ケータイ?

出張...はい?

場所は...名古屋市!?遠すぎだって...

本部は...復元はしといたし...大丈夫でしょ!

いざ!


**


ここが名古屋か...えーと、場所...名古屋城か...って

こんな広い場所で見つかるわけねーだろ〜!!!!

あ、あった。


一方国際重要警察本部では...

「私もお酒飲みたい!」

新魔王が駄々をこねる。


「ダーメ!君は14歳!」

(未成年飲酒は辞めましょう!)

その時


ボォォォン!


『!』

何者かが壁を破った。

あの威力、魔物だろう。

「レイってやつはいるか?」

何者かが言った。


「いるが、何か用なのか?」

(壁を破壊するくらいだ、本気で行かなければ...)


ライトがつばを飲んだ。

弱いとはいえ、鍛えられている。


ガッ


「っ...」

何者かはライトを気絶させた。

これには誰もが驚いた。

ライトが勝てないなら無理だと。

ただせめて、新魔王は残したい。

しかし、今戦っても焼け石に水である。


フッ


何者かが消えた。

一同も一瞬喜んだ。

だが、新魔王も消えた。救えなかった。

今度は悔の感情を持った。


廃施設...


ドサッ


「...?」

新魔王は、状況についていけていない。

「君には実験台になってもらう。」

流石に新魔王も状況を理解した。

「な、何であーちゃんじゃないの...?」

新魔王が質問した。


「あいつは比較的強い、魔力があって穏やかなのはお前なんだ。」

何者かは新魔王見下すように言った。

「よろしく頼む。実験台F。」

何者かからは、なにかオーラを感じた。


「この部屋に入れ。」

ガラス貼りの部屋があり、違和感を感じた。


1時間後...


「ゴホッ!ゴホッ!うぐ...」

毒を飲んでいるかのように...いや飲んでいる。

「まず、お前がどれだけ毒に耐えるか、死ぬ寸前までやる。」

当然と楽しんでいるかのような言い方でいる。


「よし、休憩5分だ。」

この短い時間で回復しろというのだから、かなり魔素を使う。

「はぁ、はぁ、何でこんな事するんですか...?」

新魔王が息切れしながらも質問した。

「今の人間は頭が悪い。戦争反対なんて、よくいえたことだ。」

軽々と言っているが、とても重いことだ。


「さて...次は...」


バタッ


名古屋...


「ん?メッセージ?みんなからだ...なになに?...」

レイさんが、さられました...

「な...に...」



あとがき


いやーついにクライマックス(?)ですね!

書くのに2日くらいかかりました...

今日は金曜なのでダラダラ時間が多かったです。

次回をおたのしみに!

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