頭脳明晰な王妃が国難や王族の膿に立ち向かい幼馴染の国王を助ける物語

商人でありながら男爵の爵位を父に持つ女子と、その女子に片想いで身分を伏せた男子が、幼少時共に通っていた私塾で知り合い、時を経て、その男子が国王となり、その国王の後宮に親の勧めで嫌々入宮したヒロイン。紆余曲折の後、王妃となったヒロインは、夫王を手助けする事で国を富ますと思考しだしたヒロインが、私塾当時より天才と言われた、頭脳明晰を発揮し、時に戦略を、時にダム新設を進言して、国の強化に尽力を尽くした、ラブ&サクセスストーリー。
閨事の記述が一切なく、結婚後もただ御子がいないに留めている事に多少の不満と、使用人が、国王や王妃に敬称で呼ばない事が疑問です。
物語そのものは、隣国含めスケール感があり、恋愛表現や嫉妬の描写も良かったです。何より国王の祖母や叔父への、ざまぁ、はスッとしました。

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