第22話
朝、起きると柔らかな感触に包まれていた。裸のシルクに後ろから抱きしめられており身体を絡めながら背中に柔らかい胸が当たり背後からはシルクが深呼吸をしている様だ
「シルク、起きたから離して」
「すぅぅ……はぁぁ……すぅぅ……はぁぁ……もう少しこうしていたかったのですけど終わりにしますね、ご主人様」
絡めていた足を離し背中からは押し付けられていた柔らかな感触が離れていった。シルクから解放されるとベットから起き上がった
「あー、身体が特に腰が痛い」
「初日から今日まで沢山やっていますからそのせいでしょうか。今日はどうしますか、ご主人様」
「回復ポーションでも飲めば治るよ。それよりもシャワーを浴びるよ。シルクも浴びるだろう」
「はい、ご主人様は先にシャワーに行ってください。私は片付けをしてから向かいますので」
「うん、分かった。先に行くよ」
タンスから着替えを出してシャワーを浴びに向かう。シャワーを浴びていると後から片付けが終わったシルクが浴室に入ってきた。シルクが入ってきた時には身体のほとんどが洗い終えておりまだ昨日の夜の疲れから浴室でする事はなくシルクの身体を洗ってからシルクが髪を洗っている間に浴室から出てインベントリから取り出した回復ポーションを飲み身体の疲れを癒す
回復ポーションを飲んで疲れを取ってからソファに横になりメニューからステータスを表示する
ステータス
名前:水瀬ミコト
種族:人間
レベル:5 次のレベルアップまで467/900
職業:【召喚師(特殊)】
能力
HP:130
MP:253(230+23)
SP:160
力:13
耐久:13
器用:16
敏捷:13
魔力:19
精神:16
ボーナスポイント:111
スキルスロット
【特殊契約レベル1】【召喚レベル1】【性交強化レベル2】【好感度上昇】【インベントリ】【近接戦闘技能レベル1】【無属性魔法レベル1】【MP増加レベル 1】【体術レベル 1】【回避レベル 1】
予備スキル
武技
強斬撃
魔法陣
魔弾
装備
武器 メイン 鉄の剣 サブ 木の杖
防具 頭 革の帽子 胴 革の鎧 腕 革の手袋 足 革のブーツ
アクセサリー その1 その2 その3
召喚一覧
シルク
ステータス
名前:シルク
種族:シルキー
レベル:5 次のレベルアップまで467/900
職業:【メイド】
能力
HP:130
MP:160
SP:160
力:13
耐久:16
器用:16
敏捷:13
魔力:16
精神:13
ボーナスポイント:113
スキルスロット
【家妖精レベル1】【メイドの心得レベル1】【短剣術レベル2】【暗殺術レベル1】【鑑定】【体術レベル 1】【回避レベル 1】【投擲レベル 1】【身体能力強化(魔力)レベル 1】【】
予備スキル
武技
急所突き
魔法陣
軽清掃 洗濯 乾燥
装備
武器 メイン 鉄の短剣 サブ 投げナイフ×10
防具 頭 ホワイトブリム 胴 メイド服 腕 革の手袋 足 革のブーツ
アクセサリー その1 力の指輪 その2 その3
身体能力強化(魔力)
・魔力を使用してステータスの能力ではない素の身体能力を強化する
・身体能力強化(魔力)をする為の知識、技術をスキルレベル分獲得する
・身体能力強化(魔力)にスキルレベル分補正が掛かる
ステータスを確認してまずはこれから多く使うだろう性交強化の為に100ポイントのボーナスポイントを消費して絶倫のスキルを取得した。残りのボーナスポイントで敏捷の能力を上げて俺の分のステータスを強化した
ボーナスポイントを使っているとシャワーから上がったシルクが洗面所から出てきた
「ご主人様、今から朝食を作りますね」
「分かった」
さっき飲んだ分のポーションを購入し直して朝食が出来るまでの間ソファで目を閉じて休んでいく。目を閉じて休んでいるとそのままウトウトしている時にシルクから朝食が出来たと声を掛けられてソファから起きてテーブルに着く
「いただきます」
「はい、召し上がれ」
朝食を食べて終わり洗い物をし終わり二人でソファに座りながら食休みをしているとシルクのボーナスポイントをどう使うかの話になった。それでシルクはボーナスポイントで体術のスキルレベルを上げて新しく格闘術を取得した
のんびりと食休めを終わりシルクは昼食の用意を始めた。その間に俺は購入を眺めて何か良さそうな物はないかを見ていった
「ご主人様、昼食の用意が出来ましたのでインベントリに収納をお願いします」
「うん、分かった。シルクはもう迷宮に行ける?」
「大丈夫です」
「収納したら迷宮に行こうか」
「分かりました」
昼食のお弁当をインベントリに収納して部屋を装備に換装してから出る。メニューを操作して鍵を取り出して門を開けて迷宮に転移する
微風吹く草原に転移し終わると白紙の地図と階段探しのコンパスを取り出してコンパスを使うと階段を指し示した。コンパスが指した方向に向かって進んでいく
六階層に降りる階段まで階段探しのコンパスを使用して階段の前で結界発生装置を使用して昼食を食べる
昼食を食べ終わると座っていたレジャーシート片付けを六階層に進む。昼食を食べている間にここまで消費したHPもMP、SPも回復したので武技も魔法も消費をあまり考えないで使える様になった
「シルク、本格的な探索は七階からするからここも消費を気にせずに一気に敵を倒して進もう」
「はい、分かりました」
階段探しのコンパスを使用して階段の方向を見つけるとシルクを先頭に進んでいく。途中で現れたラージラビットやワイルドホークをMPやSPの消費を考えないで倒していきしばらくして階段を見つけた
七階層の階段を降りると夕陽で茜色の草原の探索を始める。ウルフが出てもレベルが上がった体術で身体の動きが変わったシルク短剣での攻撃や格闘術を駆使してほとんど何もさせずにウルフを倒していく
俺はその間他の敵がシルクに行かない様に牽制をしたり倒したりしていった。白紙の地図があと少しで埋まる頃にまた木製の宝箱が見つかった
見つけた宝箱はシルクが開けて箱の中にはまた昨日と同じ魔力回復ポーションが入っていた。シルクから渡されたそれを収納して残りの白紙の地図の白紙の部分を埋めていく
「白紙の地図を埋め終わりましたね」
「うん、そうだね。八階に行ける階段に進みながらレベル上げの為に敵の討伐をしていこうか」
「はい」
白紙の地図で階段の場所を確認するとその方向に進みながら敵を探していく。敵を見つけるとワイルドホークが現れたら俺が倒す様にしてウルフはシルクと順番で交互に倒していった。階段に着くとその周りを探索して敵を倒していく
「シルク、八階層に行ってみる?」
「今の私ならウルフでも二匹同時に相手が出来ると思いますからいけますよ」
「じゃあ行ってみようか」
八階の階段を降りていく。降りながらステータスのMPやSPを確認していく。八階に着くとシルクが周りを警戒するが敵はいなかった。八階をシルクを先頭に探索しているとウルフが二匹同時に現れた
「ご主人様、あのウルフたちは私が倒しますから周囲の警戒をお願いします」
「援護はいいのか?」
「では魔弾での援護を一回お願いします」
「分かった」
木の杖を構え魔弾の魔法陣を展開する。シルクがウルフたちに向かい走り出す間に最初の頃に比べて魔弾の魔法陣の準備スピードが上がっておりシルクがウルフたちと戦闘が起こる前に魔法陣から魔弾が放たれた
魔弾は先頭を走っていたウルフに当たり仰け反る。その仰け反ったウルフにシルクが咽喉元に前蹴りを行いウルフは更に仰け反ると喉をシルクは強斬撃を使用した短剣で切り裂いた
シルクとウルフたちの戦闘を観戦しながら周囲を警戒していると空をワイルドホークが飛んでいるのが見えた
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