第19話
ウルフとワイルドホークの群れを倒してひと息つきこの場所を離れる
「ウルフもワイルドホークと一緒に出ても大丈夫そうだね」
「そうですね。問題はウルフが同時に出た時ですね」
「俺も一人でウルフを倒せる様にならないとな」
ウルフとワイルドホークの群れを倒せる事が分かり六階層の探索を進めていく。七階層への階段を白紙の地図が半分埋まる前に見つけた
「どうしますか。今回はレベルを上げるのが目的ですからこのまま六階層で敵の討伐を進めるか七階層に向かうか」
「うーん……今日、迷宮から出る前に七階層で敵と戦ってみるか。それまではこの六階でレベル上げをしよう」
「分かりました」
残りの白紙の地図を埋めながら採取ポイントでの採取や敵の討伐を行いながら六階層の探索を続けていく
それからしばらくして白紙の地図が埋まり今度は敵を探す為に六階層を探索をする。敵が見つからずにシルクと話しながら敵を探していく
「そう言えばシルクこの微風吹く草原に生えている草は鑑定でどんな風に見えるんだ?」
「草ですか?ちょっと待っていてくださいね……鑑定で調べても草?としか鑑定が出来ませんね」
「何か調べる方法があってそうしないと鑑定が出来ないのかな」
「スキルにあった植物知識や購入で図鑑がありましたしそういった物が必要なのかもしれませんね」
「換金できる物が増えるかもしれないけど探す時間も持ったいないし」
「ですが図鑑の購入はいいかもしれませんよ」
「そう言うならポイントが貯まったら購入してみようか」
迷宮から出る時間が近くなって来たので七階層に進める階段を目指して進んでいく。敵との戦闘もあったが七階への階段に着き階段を降りて行く。階段を降りるとその場所は空が茜色になっている微風吹く草原だった
「夕方になっているな」
「そうですね。新しく敵が増えているかも知れませんから気をつけましょう」
夕焼けの七階層を探索して行くとラージラビットとウルフが現れた
「シルク、ウルフを任せてくれ」
「分かりました。私がラージラビットを倒し終わったらどうしますか」
「危なかったら援護をお願い。……じゃあ行くぞ」
鉄の剣を両手に持ちウルフに向かう。だいぶ近くにいたから魔法陣の用意は間に合いそうになくウルフに近接戦闘を仕掛ける
ウルフも俺に走り近づき噛みつこうとしてくる。六階のウルフよりも早いウルフだが体術による身体操作と回避による補正によりウルフの攻撃を回避する
「強斬撃」
回避と同時に強斬撃を使いウルフの胴体を切り裂く。ウルフは俺の攻撃を避けようとするが完全には避けられず浅く身体を切り裂いた
切られて動きが少し鈍ったウルフに近づき攻撃を繰り返し行う。ウルフも攻撃をしていく俺の攻撃を避けたりするがそれでも少しずつウルフに攻撃が当たり傷が増えていく
俺がウルフと戦っている間シルクはラージラビットに投げナイフによる牽制を行いつつ近づき短剣で武技を使っていき急所突きでトドメを刺した
シルクがラージラビットにトドメを刺した頃に攻撃を繰り返し受けていたウルフが反撃をしてきた
ウルフの反撃が直撃で食らい革の鎧に爪痕が残る。身体には直接ダメージを食らわなかったが衝撃はあり身体が硬直した
その隙にウルフは飛びつき押し倒して口を開けて喉元に噛み付いてこようとして来た。ウルフの噛みつきに対して反射で防御しようとしてウルフの噛みつきは喉ではなく腕を代わりにして防いだ
「いっ!うぐ、があああぁぁぁっ!」
ウルフの噛みつきは強く肉が裂け骨が折れようと軋みを上げている。ウルフが噛む力を強めようと口の力を一旦抜いて噛もうとした時急いで近づいてきたシルクの強斬撃がウルフの首に当たりウルフは倒れた
「ご主人様!!今、回復ポーションを使いますね!」
噛まれた腕を押さえて唸っているとシルクが持っている回復ポーションを腕にかけられる。裂けた肉が治っていき痛みがだいぶ引いてくるがまだ痛い。俺も回復ポーションをインベントリから取り出して腕にかけると完全に痛みが無くなった
「油断した。ありがとう、シルク」
「いえ、私がもっと早くご主人様を助けられていれば」
「調子良くウルフに攻撃出来ていたから油断した俺が悪いよ。やっぱり油断は良くないな」
「今日はもう帰りましょう、ご主人様」
「うん。そうだね」
メニューからマイルームの鍵を取り出して現れた門を使いマイルームに帰る
マイルームに着くと部屋に戻り玄関で装備を換装して普段着に戻り洗面所に向かい手洗いうがいをしてソファに座り精神的疲れからぐったり横になる
「ご主人様、夕食はどうしますか?」
「ちゃんと食べるよ」
「では作りますね。私は浴室を掃除して来ますからご主人様はゆっくり休んでください」
ソファに横になっていると精神的に疲れていたからか瞼が重くなって目を瞑りそのまま寝てしまった
「……ご…しゅ…様……ご主人様……ご主人様……もうすぐ夕食が出来ますよ。起きてください、ご主人様」
シルクから声を掛けられながら身体を揺すられて目を開け起きる
「ふぁー……もうできたの?」
「もうすぐ出来ます。食べられますか?」
「うん、じゃあ椅子、座っておくね」
まだ眠気が抜けないが身体を起こしてテーブルに向かい椅子に座る。テーブルには箸やサラダとから揚げが一緒の皿に盛られて出されて置かれている。ご飯が盛られた茶碗を持ったシルクがこちらに来て茶碗を俺の前に置かれる
「もう食べてもいい」
「もう持ってくる物はありませんから食べましょう、ご主人様」
「いただきます」
「召し上がってくださいね、ご主人様」
揚げたてのから揚げを食べるとジュウシーで美味い。最後にデザートの細長い青い葡萄のムラカットを食べて夕食を食べ終わると使った食器をシルクが洗っている間に今日の迷宮での戦果を換金して今日、消耗した物を新しく購入していく
「ご主人様、お風呂に入りますか」
「やる事が終わったから入れるよ」
「ではこれから沸かして来ますね」
お湯が沸くまでの間に寝るまでにやる事を済ませてソファでシルクとくつろぎながらゆっくりとしていると浴槽のお湯が沸いた様でお風呂に二人で向かう
服を洗面所で脱いでいくと隣で脱いでいるシルクの揺れる胸に目がいくが先に浴室に入る。沸いているお湯に入る前にシャワーで身体を綺麗にしにいく。シャワーを浴びているとシルクが後ろから抱きついてきてた
「ご主人様ぁ、身体を洗いますね」
抱きついてきたシルクは自身の身体に泡を付けて身体をお互いに擦り合わせて洗っていく。やっぱりシルクの身体は柔らかいなと思いながら勃ち上がり固くなった物から出ないように我慢しながらシルクに身体を洗われていく
ようやく身体を洗い終わると髪は自分で洗うとシルクに言い洗っていく。先に髪を洗い終わった俺は先に浴室に入るとその後すぐにシルクがお湯に入りいつもの様にシルクの膝上に移動して身体を温めながら背中に感じる胸の柔らかな感触を感じイチャイチャしながらお湯に浸かる
身体を温めた俺たちは二人で浴室から出るとキスをしながら身体をお互いに拭いて洗面所を出るとそのままベットまで移動する
ベットに移動すると仰向けに横になったシルクの上に馬乗りするとシルクの豊満な胸を揉みながら深くキスをして舌を絡めていく
「ご主人様ぁ……来て、ください……」
「シルク……!……んっ……」
「ん……ちゅ、ちゅぷ……ちゅ、ん……」
お互い抱きつきながら舌を絡めながらキスをしてこれからシルクと二人で夜を過ごしていく
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