第15話
朝、シルクから声をかけられ起きると昨日購入した服を着たシルクがベットの隣に立っていた
「おはようございます、ご主人様。」
「ふぁー……うん、おはようシルク」
「これから朝食の準備をしますのでシャワーを浴びてきてくださいね」
「うん……わかった」
まだ眠たいがベットから起き上がり伸びをしてから立ち上がりタンスから着替えを取り出してシャワーを浴びに浴室に向かう
味噌汁の匂いがする台所を通り過ぎ洗面所に入りそのまま浴室に入りシャワーを浴びる。シャワーを浴びていると眠気がなくなっていく。シャワーを浴び終わる頃にはようやく眠気が完全になくなり身体をバスタオルで拭き服を着てリビングに向かうとちょうど朝食が出来た頃だった
「ご主人様、朝食が今さっき出来ましたよ」
「じゃあ食べよ、シルク」
「その前に頭をちゃんと拭いてください、ご主人様」
そう言って洗面所にタオルを取りに向かい俺の背後に移動したシルクが髪の毛の水気を優しく拭いていく
「拭きますね」
「ん……」
「これでいいですね」
シルクに頭を拭いてもらってからシルクの膝に乗せられて朝食を食べ始める。焼きシャケ、卵焼き、味噌汁、ご飯が今日の朝食の様だ
「「いただきます」」
シャケの骨をシルクに取って貰いながら一口サイズに切り分けられたシャケを食べさせてもらいながら朝食を食べ進めていく
「この卵焼き、甘いな」
「嫌でしたか?」
「卵焼きは甘い方が俺は好きだからこれでいいよ」
「これからもそうしますね」
朝食をシルクの膝の上に座って食べ終わりコップに入れられた緑茶をゆっくり飲みながら当たっている柔らかい感触を感じながら食休めを行い食休めが終わると食べ終わった食器を下げてソファに座りステータスを確認してボーナスポイントをどう使うか考える
ステータス
名前:水瀬ミコト
種族:人間
レベル:3 次のレベルアップまで96/500
職業:【召喚師(特殊)】
能力
HP:110
MP:187(170+17)
SP:120
力:11
耐久:11
器用:12
敏捷:11
魔力:13
精神:12
ボーナスポイント:11
スキルスロット
【特殊契約レベル1】【召喚レベル1】【性交強化レベル1】【好感度上昇】【インベントリ】【近接戦闘技能レベル1】【無属性魔法レベル1】【MP増加レベル 1】【】【】
予備スキル
武技
強斬撃
魔法陣
魔弾
装備
武器 メイン木の剣 サブ
防具 頭 皮の帽子 胴 皮の鎧 腕 皮の手袋 足 皮のブーツ
アクセサリー その1 その2 その3
召喚一覧
シルク
ステータス
名前:シルク
種族:シルキー
レベル:3 次のレベルアップまで96/500
職業:【メイド】
能力
HP:110
MP:120
SP:120
力:11
耐久:12
器用:12
敏捷:11
魔力:12
精神:11
ボーナスポイント:13
スキルスロット
【家妖精レベル1】【メイドの心得レベル1】【短剣術レベル1】【暗殺術レベル1】【鑑定】【】【】【】【】【】
予備スキル
武技
急所突き
魔法陣
軽清掃 洗濯 乾燥
装備
武器 メイン 鉄の短剣 サブ
防具 頭 ホワイトブリム 胴 メイド服 腕 皮の手袋 足 皮のブーツ
アクセサリー その1 その2 その3
性交強化でボーナスポイントが増えていないなと思っていたらそういえば朝にシャワーを浴びている最中にしていたなと思い出した。あの後の事で記憶が曖昧になっていたかせいかと思ったけどボーナスポイントの使い道を考えよう
能力にボーナスポイントを使おうとすると能力を 1上げようとすると10ポイントのボーナスポイントが消費される様になっていた
ヘルプで確認すると一桁が 1ポイント、十桁が10ポイント、百桁が100ポイントと桁が上がるにつれて消費ポイントが増えるのがわかった
能力を上げるのはボーナスポイントがもったいない気がして取得できるスキル一覧を見てみる事にしたが今のところどんなスキルが必要なのか思いつかないのでボーナスポイントを使うのは一旦保留にする事にした
「まぁー、探索の時や戦闘中にスキルを取得したくなるかもしれないしな」
「どうかしましたか、ご主人様?」
洗い物が終わったシルクがいつの間にか隣に来ていた
「いや、ボーナスポイントとの事でちょっとね」
「そうですか、私も隣失礼しますね」
隣にシルクが座り俺に身体をくっつけてステータスを見てきた
「ご主人様はボーナスポイントを使わないのですか?」
「能力はひとまず上げるのはやめたんだけど今の俺にどんなスキルを取得すればいいのか思いつかなくてさ」
「そうなんですか……でしたら魔力感知や魔力操作、体術のスキルがいいのではないでしょうか」
シルクの方を見てなんでそのスキルがいいのか聞いてみると魔力感知は魔力を感じられる様になるみたいで魔法陣の魔力の通り道を感知する事で魔法陣に魔力を溜まる時間が減るのではないかと言うことらしい
魔力操作も魔法陣に送る魔力を操る事で無駄をなくスムーズに送る事により溜まるのが早くなるじゃないかと言うことで体術は身体を動かす知識や技術が獲得できるから身体を動かす行動に補正があるから回避にいいのではと言うことだ
「それなら敵の数も増えてきたし体術を取るかな」
「私も体術のスキルを取得しますね」
二人で体術のスキルを取得する。頭の中に身体をどうやって動かせば良いのかが分かり俺はその後すぐに先ほど得た知識や技術通りに身体を動かすと今までとは比べられないくらい動きが変わった
「すごいな。ここまで変わるのか」
「そうみたいですね。私も少し身体を動かしてみます」
ソファから立ち上がったシルクが身体を動かすとシルクの動きが変わったのか確認する前にブルンブルンと動きまわる豊満な胸に視界が止まってしまい体術でどう変わったのかは分からなかった
「これからの私の動きも変わりますねこれは」
「そ、そうだな」
凄いものを見たなと思いながらシルクに返事を返してソファに戻り座り直そうとするとシルクが先に座り膝を叩いていた
「ここに座ってください、ご主人様」
「……わかったよ」
柔らかな感触が感じられて嫌なわけではないが子ども扱いされているのが微妙だけど柔らかく良い匂いに負けてシルクの膝に座る
「ご主人様、食材を購入をお願いしますね」
「もうなくなったの」
「いえ、まだありますが今日の夕食はご主人様が食べたい物にしようかと思いまして。今ない食材は購入しないといけませんから」
「そっか。うーん……ならハンバーグか唐揚げがいいかな」
「今日はハンバーグ、明日は唐揚げにしましょうか。唐揚げは鳥でいいのですよね」
「鳥がいいな」
食材を購入して冷蔵庫に入れるとシルクは昼食に食べるお弁当の用意をしていく。俺も迷宮に向かう為の用意や魔道具の確認を終えて昼食が出来上がるのを待つ
シルクが弁当箱に昼食を入れ終わりそれをインベントリに収納して装備に換装すると部屋を出て門に向かう
「シルク、忘れ物とかないか」
「大丈夫ですよ」
「じゃあ行こうか」
「はい」
鍵を取り出して門を開け迷宮に転移する。微風吹く草原に着くと白紙の地図と階段探しのコンパスを取り出してさっそく使ってみるとコンパスは階段のある方に向かい針を指した
「あっちに階段があるみたいだな。行こう、シルク」
「分かりました」
コンパスが指す方向にシルクを先頭に向かうとラージラビットとの戦闘があったが直ぐに階段を見つける事ができた
「この魔道具は凄いな!これなら時間を掛けずに進む事ができる」
「そうですね。今までの探索では階段を見つけるのが大変でしたからね」
「階段探しのコンパスが壊れるまでどんどん進んでいこう、シルク」
二階、三階にある階段を見つけると階段探しのコンパスは砕けて光の粒子になり消えてなくなった
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