応援コメント

○殺せ」への応援コメント

  •  ○殺せのほうを読む限りでは、やはり召喚者は軒並みスキルを持っているようですね。加えて、男が自分のスキルを解説しているところからも、召喚者ごとにスキルが違うのだと思います。

     翻って、○召喚者たちは“外来者”のほうでは、メイドが次のように話しています。
    >>「はい、害虫であることは存じ上げております。部不相応にも厄介なスキルをお持ちなことも」

     私が気にしすぎなだけかもしれませんが、上記の台詞だと、「厄介なスキル」という説明が、スキルそのものを指しているのか、それともスキルの中身を指しているのかが分かりませんでした。端的に言えば、召喚者が持つスキルという超常の力を「厄介だ」と言っているのか、それとも眼前の男が持っているスキルを、(他の召喚者に比べて)「特別厄介だ」と言っているのか、どちらなのかが分からなかったのです。

     もちろん、類似作品と同様、単純に「召喚者はスキルを持っている」という説明だろうとは思ったのですが、事前に鑑定の話が出ていますので、メイドが鑑定などのスキルを駆使して、相手のスキルを覗き見したという可能性を否定できず、台詞の解釈に迷ってしまいました。「部不相応にも厄介な、スキルをお持ちなことも」と読点を加えていただけましたら、文章を大きく変えることなく、誤解の余地が生じなくなると思いますので、ご一考いただければ幸いです。もっとも、段落の最後には――

    >>どうにか首だけを動かして隣を見ればメイドさんも予想外の一撃に簡単に押し倒され、組み伏せられてしまっていた。

     と、なっていますので、メイドが男のスキルを覗き見したわけでないことは、容易に理解できるのですが、作者様には、正直に読書中の感想を述べたほうが望ましいだろうと、このようなコメントをしている次第です。



     ○召喚者たちは“外来者”のほうでは、地球の表記が「チキュウ」となっていますが、○殺せのほうでは、一部に「地球」という表記が見られます。これは、あえてのことでしょうか?

    作者からの返信

     御咲花すゆ花 様。ご覧頂いて、また、丁寧なコメントをありがとうございます!

     メイドの発言についてのご指摘についてですが、とてもありがたく貴重な意見です。確かに、人によっては様々な解釈ができる、ややこしい表現でした…。

     改善策として、該当のメイドの発言について、

    ───────────────

    「はい、害虫であることは存じ上げております。部不相応にも厄介なスキルをお持ちなことも」

    →「はい、害虫であることは存じ上げております。分不相応にも、何らかの厄介なスキルをお持ちであろうことも」

    ───────────────

     と、変更させて頂こうと思います。

     こうすることで、メイドの発言に推定の意味をもたせ、〈鑑定〉等で覗き見ていないこと(=目の前にいる男のスキルを知らないこと)を強調でき、各種、誤解が生じづらい表現になるかなと思います。



     こうした“ややこしさ”は、作者である私自身ではどうしても気付き辛い部分です。もし今後も何か気付きや思いなどがありましたら、お教え頂ければ幸いです。

     なお、「地球」の件、ご報告ありがとうございます。これは誤字に当たるので、すぐにカタカナの方へ修正させて頂きました。

     率直な意見を頂いて、本当にありがとうございます。少しでも読みやすく、より面白い作品へと本作を改善していけたらと思います!