第47話:シャレンモード
チャプタ―1
俺達は、救急車で、五人もの怪我人を運んでいた。
「ん、このルートって、まずくないか?」
「いわゆる開かずの踏切ね。」
「んーと、こっちなら、早く行けそうだ。」
「遠そうに感じるけどな。」
「急がば、回れよ。」
「すっかり、忘れてた。」
「行くだけ、行ってみようぜ。」
チャプタ―2
ここは、アクアラインの隠しフロアである。
そこには、却とシアンとダイオキが居た。
「いつまで、手こずっているつもりだ?」
「申し訳ございません。」
「もう少し、御待ちを。」
「ほう。だったら、本気で行けるようにしてやる。クククッ。」
却は、シアンとダイオキの幻衝力をパワーアップさせた。
「こ、これは、凄い。」
「今まで以上の力に上昇している。」
「行くが良い。その力でな。」
「仰せのままに。」
チャプタ―3
ここは、大森本町である。
そこにはシアンとダイオキが居た。
「この力を使ってみるか。」
「力を合わせましょう。」
「出でよ、ウングリュ獣「ウングリュティモ」。」
シアンとダイオキは、ウングリュティモを召喚した。
「正義の味方代表もろとも、倒してみせましょう。」
チャプタ―4
俺は、ゲレヒティピャーに乗って、大森東辺りを走っていた。
「ビルや柱が、真っ二つ?」
「チェーンソーみたいだな。」
「この鋭さは、異常だな。」
「この近くに居そうな気がする。」
「だったら、さっさと行こうぜ。」
「任せな。」
ゲレヒティピャーは、加速した。
チャプタ―5
ここは、平和島である。
そこには、ウングリュティモが居て、街を破壊していた。
「クククッ。粉砕してくれる。」
「ウワーッ。キャーッ。」
そこへ、俺は、辿り着いた。
「ゲレヒティチェンジ。」
俺は、正義の味方代表に変身した。
チャプタ―5
「そこまでだ。」
「な、何者だ?」
「破壊をびょーんとさせる救命士。正義の味方代表。御注意下さい。」
「テサキ。」
ウングリュティモは、十体ものテサキを召喚した。
「ピャピャッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りで、テサキ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―7
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺とウングリュティモは、互いに攻撃しまくった。
「砕幻衝。ウングリュチェーンソー。」
ウングリュティモは、幻衝力を付加したチェーンソーで、俺を斬りまくった。
「ウワーッ。このカードで。ゲレヒティカード。」
「させるものか。そりゃーっ。」
ウングリュティモは、ゲレヒティカードを粉砕した。
「何だと? この状況は、やばいぜ。」
「バラバラにしてやる。」
チャプタ―8
その時、俺の全身が白い光を放って、俺は、シャレンモードになった。
「シャレンモード。」
「な、何だ、その姿は?」
「はーっ。騒幻衝。」
俺は、騒音を想像して術を放った。
「ヌオワーッ。」
「ゲレヒティスピーカー。」
俺は、ゲレヒティスピーカーという名の重火器を両手で持って構えた。
「ゲレヒティサイレン。」
俺は、ウングリュティモを狙撃した。
「ギャーッ。」
ウングリュティモは、爆発して消え去った。
「ぴょぴょーんと。」
チャプタ―9
そこへ、レイドがやって来た。
「破壊の秒針。」
レイドは、ウングリュティモを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。ゲレヒティオリクト。」
俺は、召喚したゲレヒティオリクトに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、ゲレヒティオリクトを人型に変形させた。
「ゲレヒティフリート。」
チャプタ―10
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
ゲレヒティフリートとウングリュティモは、互いに攻撃しまくった。
「砕幻衝。ウングリュチェーンソー。」
ウングリュティモは、ゲレヒティフリートを斬りまくった。
「ウワーッ。何とか、あのチェーンソーを壊さないと。」
「そうだ、斗部。ゲレヒティシミターと叫んでみてくれ。」
「剣幻衝。ゲレヒティシミター。」
俺が、そう叫ぶと、ゲレヒティシミターという名の剣が出現し、
ゲレヒティフリートは、
それを右手で持って構えた。
「斬幻衝。ゲレヒティスライサー。」
ゲレヒティフリートは、ウングリュティモを一刀両断した。
「ギャーッ。」
ウングリュティモは、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、センターである。
「あれ、もう運べた?」
「ええ。開けさせるのが、大変だったけど。」
「結局、開いてたりしたんだ。」
「少なくは、なったはずだが・・・。」
「それは、そうなんだけど。」
「仕方ないさ。のるようにしかならないって。」
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