第42話:浄化消防士
チャプタ―1
しばらくすると、アシッグが、地球と火星の間に出現した。
「あいつが、惑星型巨大獣帝アシッグ?」
「乾。あいつは、君が倒せ。」
「またな。乾。負けるなよ。」
激は、アークトマホークに乗って、空は、ヒールサンダーに乗って去って行った。
チャプタ―2
「我が名は、アシッグ。惑星型巨大獣帝の一人。」
「お前なんかに、この惑星は、渡さねえ。」
「これでも、逆らうというのか?」
アシッグは、両手から破壊の波動を放った。
「ウワーッ。くっ。これを使ってみるか。」
俺は、空から貰った正義の味方達のエネルギーの塊を取り出した。
すると、俺は、白い光に包まれた。
「何だ、この光は? 熱くなってきたぜ。」
俺は、ハイパーモードになった。
チャプタ―3
アシッグは、オプファーを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「オプファーが巨大化?」
そこへ、ヴェーアゲーターがやって来た。
「オプファーは、私に任せてくれ。カイザーモード。」
ヴェーアゲーターは、人型に変形した。
「ヴェーアカイザー。」
チャプタ―4
俺は、ブレードギラーのパワーを使って、宇宙へ出た。
「アシッグ。お前を鎮火する。」
「ほざけ。貴様一人に何が出来る?」
アシッグは、両手から、破壊の波動を放った。
「ウワーッ。まるで、歯が立たない。」
「クククッ。カレーしか食べないのか。そうだとしたら、無様な人間だな。このポンコツ勇者め。」
アシッグは、むせるほど、笑った。
「聞いてりゃ良い気になりやがって。気に食わねえな。ブレードギラーヴェーアフェニックス。」
俺は、不死鳥に姿を変えて、アシッグを貫通し、中心核(コア)にブレードギラーを
突き刺してから、強行突破した。
「完全消火。」
「クククッ。ん、何っ?」
「嫌味でゲスなお前には、理解らないだろうな。」
「な、何故、我が、貴様ごときぬいーーーっ。」
チャプタ―5
「喰らえ。オプファーブラスト。」
ヴェーアカイザーは、強行突破した。
「ヴェーアオーツェアーンオーバー。」
ヴェーアカイザーは、オプファーを狙撃しまくった。
「ギャーッ。」
アシッグとオプファーは、同時に大爆発して、完璧に消滅した。
チャプタ―6
そこへ、剤と野間から連絡が入った。
「真犯人は、首領だ。」
「成田市に居るそうよ。」
「理解った。行って来る。」
俺は、ヴェーアゴーに乗って、成田市へ向かった。
チャプタ―7
ここは、成田市の何処かの倉庫である。
首領は、お茶を飲んでいた。
「アシッグも駄目だったか。まっ、次の惑星型巨大獣帝を目覚めさせるまでだが。」
チャプタ―8
「乾。何処ら辺だ?」
「たぶん、この辺りだ。」
「了解。一気に行くぜ。おりゃーっ。」
ヴェーアゴーは、加速した。
チャプタ―9
俺は、倉庫へ辿り着いた。
「ここか。ここで待ってな。」
「乾。気を付けろよ。」
俺は、ヴェーアゴーを降りて、奥へと進んだ。
そこへ、十体ものテンがやって来た。
「キエーッ。」
「はっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りやチョップで、テン達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―10
「この赤い粉は、キエーレ剤か。激さんにでも通報しておこう。」
俺は、激に通報した。
「キエーレ剤の山を発見しました。場所は、千葉県成田市○○○○・・・・・。」
俺は、さらに奥へと進んだ。
そこには、首領という人物が居て、椅子に座って、お茶を飲んでいた。
チャプタ―11
「ヴェーアチェンジ。」
俺は、浄化消防士 乾に変身して、首領の元へ向かった。
「侵入者か。何者だ?」
「破壊を消火する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」
チャプタ―12
「クククッ。喰らえ。幻衝光線。」
首領は、杖から、幻衝力の光線を放った。
「ウワーッ。」
「止めだ。ピン無し手榴弾。」
首領は、ピンを外した状態の手榴弾をお手玉のように回しまくった。
「よせ、危ないぞ。」
「知った事か。ん?」
手榴弾は、首領の目の前で、爆発した。
「ウワーッ。くっ。浄化消防士 乾。バイバーイ。」
「待てーっ。」
首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。
チャプタ―13
ここは、消防署である。
「乾。首領は?」
「逃げられた。」
「それで、何か理解った?」
「倉庫に大量のキエーレ剤があった事ぐらいだ。」
「あの違法不正危険薬物の事か。」
「良いのか、このまま、行って?」
「ああ。あの二人に合わせる顔が無い。」
「だったら、ついて行くぜ。」
ヴェーアゴーは、加速した。
エピローグ
俺は、消火活動をしている。
それにしても、変な体験だったぜ。
でも、夢じゃない。またな。
「破壊を消火する消防士 浄化消防士 乾。消し去るぜ。」
―完―
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