第8話 悠揚


 斜陽。

 いつの間に偏った太陽が、鎌首擡げて、不気味に笑っている。

 冷や汗が流れる。


「そんなことは、だって、あり得ないだろ。あまりにも、非科学的すぎる。時間の巻き戻りなんて、そんなのはSFかファンタジーの世界じゃないか。いくらおじさんがそう言っても、やっぱり信じられないものがある」


 口が止まらない。

 衝動に突き動かされるように、否定が出た。

 予感していたはずなのに、どうしてだ、突き動かされた。

 蟻走感に近い悪寒に耐えることができなかった。

 疑問じゃなかった。閾値を超えた情動の波が、ただぶつけたいがままに、そうした。

 したいように、した。

 まるで、俺の心が、行動が、機械と同じとでも言われているようだった。

 なんだよ、この、気持ち悪さは!


「じゃあ。俺は三日前にも三咲町に来てたのか? 夏休みが始まった昨日は、もう既に三日前に終わってて、昨日は焼き増ししたみたいに、全く同じ時間を過ごしてたって言うのか? それは違う。昨日は俺の社会人初めての夏休みだった、悠里とも久しぶりにあって、そうじゃ、ないのか? いや、そうだったはずだろ! なんで、おじさんも教えてくれなかったんだよ!」


 何かどこかがやりきれなくて、拳をテーブルに打ち付けた。

 悠里が息を飲んで、おじさんはブラインドを開いた。

 並行に近い、沈む最後の太陽が眼を刺して、俺は思わず下ろした拳を開いて目に翳した。


「残念だけどね、しづるくん。ぼくは嘘を言っていないよ」


 おじさんの携帯の画面に映し出された履歴。


「この中に、ぼくと君の話した音声の録音がある。そして、そこには違いがある」


 ――再生ボタンが押されて、ノイズ混じりの声が、静かな理科室に響き始めた。


『もしもし、おじさん?』

『ああ、僕だよ。今は廃教会かい?』

『今帰るところだ』

『そっか、気をつけて帰っておいで』

『ああ、わかった。ありがとうおじさん』

『うん。じゃあね。あ、そうだ。悠里にも替わって貰っていいかい?』

『ああ』

『――』


「内容が、違う」


 崖崩れの話なんて、全く、していないじゃないか。


「ねえ、ねえおじさん!」


 呆気に取られていたところで、悠里が割り込んだ。


「じゃあ、おじさんが崖崩れのことを知ってたのって、つまりそういうことだったの?」


 おじさんは一つ頷いた。


「じゃあ、じゃあね」


 矢継ぎ早に必死に、悠里は髪を振りながら、言葉を継ぐ。


「さっきね、崩れた崖を見てきたの。でもね、そしたらね。なんかちょっと違和感ある感じだったんだけど、直ってたの! これも、その、えっと、時間が巻き戻ったりしてる影響なの?」


 一つ顎に手をやったおじさんは、考え込むようにしてから、言葉を発した。


「可能性は、少なからずあるだろうね。けど、そういう現象は今まで観測されているわけじゃない。だから、そうかも知れない、としか言えないね」


 ふんふん、と納得したように頷いて、悠里は引いた。


「そっか、なんか、変なことが起こってるのは間違いなさそうだね~。でも、これって今はどうしようもないんでしょ、おじさん」


 いつも通りの暢気を繰り出して、悠里はにこにこと笑った。


「そうだね……悠里の言うとおりだよ」


 むふふ。そっか。

 なんて悠里は小声で言ってから、こちらに近づいてくる。


「ほら、ほら。しーちゃんも怒らないでよ。うりうり」


 悠里の手が頭の上に載せられて、乱雑に撫で繰り回される。


「もう! やめろって、そんな気分じゃないんだって! 空気を読めよ!」

「そんなこと言ったって、しーちゃんが怒ってる限りはやめないんだからね? ほらほら」

「怒ってない!」

「じゃあやめます」


 振り払おうとした手が、空を切った。

 一瞬手前、悠里はもう手を離していたようで、そこには何もない場所を振り払った、滑稽な俺がいた。

 肩透かしを食らったように、刺々しく波立っていた気持ちが切れて、地面に落ちた。


「もう、なんだよ」

「あたしの勝ち」

「さすがだね、悠里」

「これでもお姉ちゃんなんで」

「……冷静だよ、俺はいつも通り」


 悠里にまたいいようにされたようできまり悪くて癪だったが、それでもさっきよりも、幾分かは気分が落ち着いていた。


「君たちは昨日の時点で、日にちに縛られて行動させられることはなくなってる。それは、ある条件を満たしているからだ」

「つまりそれは、本来決められていた未来から今外れてるって、ことでいいのか?」


 おじさんは理知的な人だ。善意だけで、俺たちにこんなことを教えるはずがない。もっと、理由があるはずだ。


「ああ、その通り。昨日の未明の時点、君たちが崖崩れを知って、歩いて下に下りた時点で、規定のルートから君たちは外れてる。そして、この巻き戻りに巻き込まれないためには、どうもこの本来行うべきだった行動と違う行動を取る必要があるらしい。ぼくはそこの資料を見て気が付いたんだ」

「じゃあさ、篠月交差点のビックモニターとかで『皆さんは今自分の意思では動いていませーん! 目覚めて下さーい!』とかセンセーショナルで炎上しそうなCM流したらなんとかなるんじゃないの?」


 悠里の窓の外の方を指さして言った。


「……」


 発想は幼稚だが、言っていること自体は俺も考えていたことだ。

 何かしらの手段を持って、多くの人にこの状況を気が付かせる。

 おじさんがしたように、俺たちもそうすれば、案外この異変もどうにかなってしまうのではないか?


「悠里の言ってるやり方は粗暴だけど、言ってること自体は遠からずだと思うんだよ、どうしてこの事実を公開しないんだ?」


 それは、と少し困ったように眉を寄せて、おじさんは語り出した。


「小規模に、それをやってみた都市がある。けど、大混乱が起きて、その後、そこから連絡はない。さっき言っただろう。ぼくと連携していたところだよ。彼らは急いでこの事実を公開した。その結果、その街全体に記憶の混同や人体への変調が起こった、それどころじゃなくなったんだ」

「そんな……」


 悠里は胸の前でぎゅっと手を握りしめた。


「誰も、助けに行ってないの?」

「さっきも言ったとおり、無理に誰かが助けに行こうとすれば、大きな事故に巻き込まれる可能性がある。ぼくたちは軽率に行動を取ることができないんだ。だからこうしてちまちまと裏で研究などを行って解明を急いでる。それまでは、悲しいが誰も助けに行くことはできない。それに、ぼくが観測方法の変更を頼んだせいで混乱が起こった可能性も無いわけじゃない」


 苦しそうに、おじさんはブラインド越しの窓を見つめて言った。

 義に厚い人なだけに、酷く罪悪感を持っているのだろう。

 目の下の隈も、こころなしかいつもよりも一つか二つほどトーンが暗く見えた。


「何か、何か手がかりはないのか?」

「今のところ、有力な説はほとんどない。むしろ、こんなことを合理的に説明できる説があるのなら、パラダイムシフトのレベルだよ。しかし、可能性があると考えられているものがあって、それは――」



「雪星だ」


 せつ、せい……?

 おじさんは目線だけをこちらに引き戻して、後ろ手にブラインドを引き上げた。

 レールのカシャンというきまりの良い音が聞こえて、そこにはもう、夜空とその下の街があった。

「昨日の未明、雪が降ったのは覚えているね」


 まだ淡い青褐色の、青藍とも青碧とも取れない難解な色を黒板のように指差して、おじさんは言った。


「うん、覚えてる」


 悠里も頷いて、その先を促した。


「そうか、君たちは昨日の未明にあの丘で星を見てたんだったな……」


 どこか嬉しそうに、髪をかき上げて、おじさんは続けた。


「あの星の流れるところを取った写真がある、これだ」


 紙の山を舞わせて、その中から一枚の写真を取り出す。

 手の平大の、小さな写真。


「断熱圧縮……で光っててね、あんまり大きく取ったりすることはできないんだが、これを見てくれ」


 写真には、見事に尾を引く流星があった。

 細やかな残留発光物の描く線が、小さな天の川のように光って飛び散っている。


「これ、これ見たよ! 十センチくらいはあったおっきい星だよ! あれ? しーちゃんは見てなかったんだっけ」

「ああ、望遠鏡で見ようとして……目が痛いだけだったよ」


 昨日の自分のバカを悔やみつつ、目の前の写真に向かい合った。

 けれど、大きいだけで特段奇妙には見えない。


「……?」

「あっ!」


 隣で見ていた悠里が、声を上げた。


「ねえ、これおじさん、星の中に点々があるのがおかしいの?」


 星の中に点々?

 っと目を凝らして見てみると、確かに仄暗く、星の写真にドットが剥がれたような点が散在している。


「これか……?」

「うん、それそれ」

「よく気が付いたね、悠里。そうなんだ。これはドットが剥がれたりノイズが出てるわけじゃないんだ。この星は奇妙でね。透き通っているんだよ」

「透き通っている星……?」

「ああ、ぼくも疑いはしたんだけど、可能性はそれくらいしか考えられなかった。普通ではとても考えられない話ではあるのだけれどね。もしくは、この星の全体が鏡面加工されたようにモノの像を反射する性質を持っているのか……二つに一つってとこだろう」


 どちらにせよ、一聴しただけではとても信じられないかも知れないが、と言って続けた。


「けど、重要なのはそこじゃない。この流れ星が認められたのは、一度じゃないんだ」

「流星群ってこと?」

「ううん、そうじゃなくて……」


 悠里はそうおじさんに尋ねて、俺はおじさんと目が合った。


「いや、二十九日は、もう一回、来てるのか……」


 レポートの内容。

 二十九日はもう既に一回来ていて、俺と悠里は一度廃教会の丘に向かっている。ということは、もう既に雪星は一度到来しているということになる。

 そして、また、昨日、来たのだ。

 では、雪星が来たのは昨日だけではないことになる。


「おじさん、雪星は何回来たんだ?」

「しづるくん、いい質問だ。残念ながら正確には分からないが……ぼくが確認しているだけで三回は到来している。けれど、その度に各地の機関に異常が起こっている報告も上がってきている。そのことから、ぼくたちは今、雪星についての解析を急いでる」


 再び手元の紙束を散らかしたおじさんだが、どうやらここにはなかったようだった。

 ともあれ、奇っ怪な現象が起こっているのが俺の気が狂ったわけでなかったことが分かって、胸を撫で下ろした。


「……。よかった、この二日、妙なことばっかりが起こるもんでさ、気でも狂っちまったのかと本気で思ってたんだ。おじさんの説明を聞いて、ひとまず安心したよ……。でも、なんで俺と悠里には教えてくれたんだ? 別に教えなくっても、何も変わらなかったはずだろ」

「そうだね。それでもよかったのだけれど、この先にもし危険なことがあった時、君たちがなんの情報もない持っていないのでは対策のしようがないだろう。あと、うまく行けばしづるくんの夏休みが増えることになる。教えておいてあげたほうが得だろ?」


 軽いジョークを交えながら、緩やかに肩を上下させたおじさんは、ようやく一心地付いたらしく、大きなため息を吐いた。


「君たちが静かに聞いてくれて本当によかった。僕の気が狂ってると思われて通報でもされたらどうしようかと」


 その表情は焦っているようにはとても見えなかったが、おじさんは表情に出ない人だ。本当に心配していたのかも知れない。


「って、あれ。悠里、どうしたんだい?」


 隣を見ると、悠里が直立不動を崩さず、そのままの姿勢で固まっていた。


「おい、悠里。どうした?」


 悠里の肩を揺するが、反応はない。

 目は開いているが、まるで立ったまま魂が抜けきったように反応が消えている。


「悠里、悠里ってば」


 途端に体から力が抜けて、悠里の体が自由落下して、受け止めた。


「はっ」


 急に呼吸が戻った悠里は大きく深呼吸すると、何度も眼をしばたたかせてこちらを見た。


「あっなに? お話終わっちゃった?」


 目元を擦りながら、悠里は蕩けたような表情でこちらを見た。


「寝てたのか? 立ったまま?」

「えへへ……そうみたい。急に記憶が飛んじゃった」


 ごめん、心配させちゃったね、と言いながら足下のおぼつかない悠里はすっくと立ち上がった。


「おっととと」

「ほら、肩」


 悠里の体重をこちらに寄せて、体勢を整える。


「大丈夫かい、悠里」

「うん、多分!」


 そうかい、とおじさんは深く追求しなかったが、どこか問い詰めたいような、そんな心配そうな表情が目の奥にあった。


「えっと、なんだか日にちが飛んじゃったりしてるけど、あたしたちは気がついてるからもう影響自体は受けないってことでいいんだよね?」


 聞き逃しはありません、と言わんばかりに、悠里は自信満々に言った。


「大体はあってるよ。気になったら、しづるくんに聞いておくといい」


 はーい、と素直な小学生じみた返事で悠里は言った。


「さて、とりあえず今話すべきことはこれくらいか……どうせなら、もっと面白い話をしたかったかな、悪いことをしたね」

「……いいや、気にしないでくれ。それよりも、おじさんこそ気をつけてくれ。そんなに危険なことなら、おじさんだって絶対に安全とは言えないだろう」


 そう、もしさっき話に上がった小都市のようなことが三咲町で起こってしまったら、おじさんだってただじゃ済まないのだろう。もちろん、俺と悠里も。

 そんな危険な事件の第一線で向かい合っているのがこの人なのだ。今多くの人の命を握って、必死になって研究している。


「そうだよ、あたしもしーちゃんもいるんだから、なんでも頼ってよね!」

「ありがとう、君たちと居ると、本当に幸せだ……」


 感慨深そうに、おじさんは目を細めた。

 その仕草がどうにも、本当に弱った人間のそれに見えて、俺はいたたまれない気持ちになった。

 優しい人で、声を荒げることもなく、ただ読書とフィールドワークに忙しかった、明るくて朗らかなおじさん。滅多に我を出さない控えめで牧歌的な平和人が、こんな場所で、唯一の拠り所としてようやく得た天文学の智慧を、このような形で利用することになるだなんてどのような悲劇だろうか。

 それでも、どうにかしてやりたくても、俺にはやはり、どうすることもできないのだ。

 深く肩を落としたい気分に包まれながら、悟られないように、なんでもないように務めた。

 その後は近況や仕事の愚痴や悩みをおじさんにアドバイスを貰ったりして、けれどやはりおじさんは資料に目を通したり、誰かと連絡を取ったりしながら忙しそうにしていたけれども、悠里の楽しそうに茶々を入れる様に微笑んだりして、そんなたわいもない会話の時間を過ぎていった。気がつけば、間黒の天蓋に月が大きく光っていて、その下には何万年前の光を届ける星々が散らばっていた。

 話す合間の、少しの時間。詰まっていた冷蔵庫が、半分ほどなくなるまでの、間。

 ふと、おじさんは、誰にともなく、こう言った。


「君たちを見てるとさ。もし、ぼくにも子供が居たら、なんて考えることがあるよ」


 理科室の、ほんの少しだけの薄明かりの下、蒼い夜闇に染まった理科室は、どうしようもなく沈んで見えた。どこか音の遠い水槽の中に沈んでしまったように、空気は、気持ちよい微睡みと一緒に、満ちていた。おじさんと、俺と、悠里のシルエットは、バラバラの形をしていて、ちいとも似つかない。


「おじさんもいい歳なんだから、結婚したら? 相手が居ないわけじゃないんでしょ?」

「できるからって、するもんじゃないぜ結婚なんてさ。難しい問題だろ」

「君ら、ぼくに勝手に相手が居る前提で話すのはやめてくれないか? すごく否定しにくい空気感になってるじゃないか」


 空き缶の束が堆く積み上がっている。

 誰が飲んだのかは明確だ、悠里とおじさんなのだけれど。

 月守家、いや、篠沢の血筋はザル、いや、ザルを超えている。

 いわゆる、ワクなのだ。

 こちらの控えめに積まれた度数三パーセントの数本が、貧相に見えて仕方がない。


「でも、否定しなかったってことは居ないわけじゃないってことだと私は受け取ったよ? それに、もどるさんとはもうずっと一緒に居るんだし、どういう関係なの? 前から気になってたのだけれど」


 しゃなりと指先を伸ばして、悠里はおじさんを指した。

 ぬるくなった缶の水滴が、指先に滴っている。


「もどるさんは、ぼくの敏腕秘書だよ。やましい思いは一つだってありません。確かに美人だし、仕事人ながら女の子らしさを失っていなくて可愛いらしいとは思うけれどね。あ、こんな風に言ってたこと、バラさないでくれよ? 何本目?」

「十一」

「負けだ、ぼくは九」


 そう言ったところで、理科室の廊下の電灯が点いた。


「……誰か来たみたいだな」


 コツコツとヒールの音が聞こえて、近付いてくる。

 理科室の扉がノックされる。


「イチくん、休憩中悪いのだけれど、ミスカトニックの方から連絡があって、電話で通じたいそうよ。例の件で打診させて欲しいって」

「ああ、ありがとう、今行くよ」


 おじさんは脱ぎ捨てていた白衣で月を隠すように羽織って、扉に向かって歩き始めた。


「おじさん、もう行っちゃうの?」

「ああ、ごめんな。大事な仕事なんだ」

「……おじさん、頼みます」


 俺はどこか、正義のヒーローの背中を見守るような気持ちで、おじさんを見ていた。


「そんなに深刻そうな顔をするな、しづるくん。いつも通り、ぼくはいつも通りやるだけだ」


 いつも通り、忽せな高い声で目配せを一つして、おじさんは出て行った。

 薄暗い理科室の中、俺と悠里が残された。


「しーちゃん、あたしたちも行こっか。疲れたでしょ、今日は」

「そうだな」

「あたしのせい?」

「俺と悠里のせいで」


 悠里は俺の顔をじろじろと見て、頬を軽くつねった。


「笑って」

「そんな気分じゃないんだ」

「そう、ちょっと残念」

「大丈夫だよ、しーちゃん。あたしたちのおじさんだもん。大丈夫だよ。あたし、知ってるもん」


 悠里の淡色の髪が金色に反射して、月の雫みたいに毛先に滴っていた。


「けど、この缶の山、流石にこれは置いてけないだろ」

「あらそうだった」


 行儀良くも汚い理科室を掃除して、悠里に手を引かれるように、研究所を後にした。


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