慈雨

オダ 暁

慈雨

雨が降る

ささくれだった

私の心を

撫でるように

あまやかな


誰かを慈しみたい

抱きしめられたい


夏の終わりの昼下がり

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

慈雨 オダ 暁 @odaakatuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る