悪なようで悪じゃない英雄

五英雄の一人であるヴァラードがティアラという女の子を助けることから物語は始まります。

主人公であるヴァラードの悪(ワル)っぷりが最高です! 本当にかっこいい。迫られてたじろぐ姿とのギャップもいい!
愛した女性・メリナへの想いも端々から感じられて、メリナをはじめ女性陣が惚れる理由がわかる気がします。
作中ではティアラ、アイリ、エルの三人の女性からアプローチを受けています。この三人もそれぞれが可愛くて芯が強く、一人一人が魅力的。
またヴァラードはじめそれぞれのキャラクターの強い部分だけでなく弱い部分も細やかに描写されていて、それも人間としての魅力に満ちている。

先が気になる物語の展開で、読みやすくどんどんと読み進めることができました。
皆様に是非是非読んでいただきたい作品です。