第22話 ロリ闇エルフと旅に出る

 デスメソスは、ふんす、と鼻息も荒く、俺への協力を約束した。

 俺のチソチソでめちゃくちゃにされることを夢見て。


 ……くっくっく、嘘だがな!

 誰が血まみれリョナ行為なんかするかよ!

 甘々ねっとりスローセックスしかせん!

 俺の初めてだぞ?

 イチャイチャチュッチュしながらの幸せなセックスをして終了。それ以外、認めねえ!

 邪神復活さえしちまえば、こんな変達闇エルフ用済みよ……。

 ぽいーっだ。

 初めてはまともなエルフのタマちゃんとする!

 こいつにはぜってぇエロいことしてやんねー!

 俺の小っさく適度な大きさになったチソチソを見て精々泣くがよいわ!

 うわーっはっはっはっは!


 俺は内心を押し隠し、素知らぬ顔で問いかけた。


「けどさあ。さっきまでチソチソ小さくすることは許されざる悪とか言っといて、結局、邪神復活に手を貸してくれるんだな。それ、どういう気持ち?」

「……チソチソには勝てなかったよという気持ち」


 デスメソスはさばさばとした口調で答える。


「どうせ貴様のチソチソで刺し貫かれたら、私は内臓破裂で死ぬのだ。よく考えたら、あとのことなどどうでもいい」

「割り切った考えで助かるぅ! で、早速なんだけど、俺のチソチソ小さくするためのいい案、出してくれる? まずは邪神を復活させたいんだけど……」

「……とはいえ、邪神がどこに封印されているのかもわからんしな」

「そうなの!? どこか盛大にチソチソを祀っている神殿とかに封じられてたりせんの?」

「正義道徳賢人会が邪神の封印場所を隠しているのだろう。貴様のようなアホが邪神に会おうと寄ってくるのを警戒して」

「ケチくせえなあ、賢人会」


 どうも簡単には邪神の元に辿り着くことさえできないらしい。

 俺は肩を落とす。


「まあ、まずはどこか大きな町にでも出ることだな。そこで邪神の情報を探ろう。細心の注意を払って、な」

「……俺が? 町に?」


 オーガだが町には入れるものなのか?

 狩られたりしない?


「ちょっと体とチソチソが大きい人の振りでもして誤魔化せ」

「無茶ぶり過ぎん?」


 ともかく、こうして俺達はまずはこの近くにあるという町へ向かうことなった。

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