反逆のオーガ魔導士~エルフ大好きな俺、オーガに転生して脳筋無双となったがチソチソがデカすぎてエルフとできねえの何なん? だからチソチソを小さくする禁術を探しに変態ロリ闇エルフと旅に出る
第18話 俺ちゃんのナイスアイデアに対してロリ闇エルフが「専門外のことで恐縮なのですが……」してきた件
第18話 俺ちゃんのナイスアイデアに対してロリ闇エルフが「専門外のことで恐縮なのですが……」してきた件
しまった。
つい教養が出て、転生前世界での故事をそらんじまった!
今は昔のかわいそうな人に思いを馳せてる場合じゃねえ!
チソチソだ!
チソチソのこと、もっと真剣に考えねえと……。
チソチソを小さくする方法──魔法をどうしたら使えるだろう?
「なあ、お前さあ。チソチソ小さくする魔法とか使えねえの?」
俺はお手軽に、目の前の闇エルフに聞いた。
死人使いってことは邪悪っぽい魔法使えそうだし、チソチソって邪悪っぽいし、ならチソチソの1つや2つ小さくできるかもしんねえし。
「はあ? そんな魔法、使えるわけないだろうが」
「なんだよ、この世界のチソチソ魔法は遅れてるんだな。大抵の異世界物だとチソチソを自由に拡大したり縮小したり召喚したりテイムしたりして無双できるのに。勇者のチソチソにバフをかけてた俺ちゃんを役立たずだって追放しちゃって、あれあれいいんですか? ってなる異世界物とかさあ。知らんけど」
「愚かなオーガは本当に意味のわからぬ戯言をよくほざくな」
そして、盛大なくしゃみ。
黒ローブ脱いで、ついでにマイクロ黒ビキニの下も脱いで、体が冷えたらしい。
もじもじ。
「……くっ! 尿意が……!」
「くっチョロすんな!」
「漏らしてない!」
そう言いながら、デスメソスはしゃがんでごそごそ。
けつが丸見えです。
もはや裸体を使っての俺への誘惑を諦めたらしく、もそもそと黒ローブを着直した。
腹丸出しは風邪ひくからな。
「……くそ……高貴なる私がここまで体を張って誘ってやっているのに……というか、貴様。そんな恐ろしい魔法があったとしてなにに使うのだ。馬鹿なオーガが過ぎた野心で火遊びか?」
「え? もちろん俺のチソチソを小さくするのに使うが?」
「……は? はあああああ!?」
デスメソスは目を見開いて叫んだ。
「小さくする!? それを!? なんて馬鹿なことを! それを小さくするなんてとんでもない!」
「だって、こんなチソチソじゃ誰ともセックスできんだろ! もっと小さくしなきゃ!」
「愚劣で愚鈍なオーガにとって唯一のアドを捨てるというのか!? 貴様がそれを小さくしてしまったら、誰が私の腹を変形させるほどの異物をぶち込んでくれるというのだ!? もっとチソチソは大切にしろ!」
「知らねーよ! チソチソは大切にするよ! ただ小さくするだけだ」
「ああ、まったく! まったく、馬鹿なオーガは! チソチソを小さくする魔法、それはかつて世界を滅ぼしかけた禁じられた魔法ではないか!」
「なんでチソチソが小さくなると世界が滅ぶんだよ⁉」
「知らんのか!? まあ、無理もない。歴史を知らず、荒野で性と暴力にのみ明け暮れていた淫獣だものな、貴様は」
「レッテル張り、止めてもらっていいすか? オーガだからってエッチなことばっか考えてるわけじゃねえぞ!」
「エルフとセックスセックス言ってる奴がなにを言っているんだ」
俺はレスバの不利を知る。
話題を変えよう。
「そんなことより、チソチソを小さくする魔法が禁じられた魔法である理由ってなんなん? かわいい、無邪気な魔法だろうが!」
「ふん、ならば教えてやろう。それはかつてこの世界に、この世の全てのチソチソを小さくする邪神が現れたことから始まるのだ」
「それはまあ、邪神だな」
この世の全てのチソチソを小さくする存在を邪神と称することについて、俺は同意した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます