第9話 役者は揃った
「〜僕も助けるよ?顕聖〜君が出るならさっ!」
「そうだね、ナタ
もう余り時間が無いから是非君にも頼もう
弓の才能 素晴らしいのは私も知っている
君が参加するならばもぅ千人力だ、心強いよ
……本当に有難う」
「そうなんだよね!」
「其方に怖きおそろしき顔は似合わぬよ
花のごとしの君で有れ」
「!!」
絶妙なフォローに嬉しげに、親友の優しい微笑みに思わず顔をぱぁぁぁぁ〜と赤らめる純情なナタ三太子でした
超絶美青年と芍薬の花のように美しい美少年との麗しの美形の図に、天宮の官女や仙女達はキャーーキャー、一気に色めきたちます
「では鳥類の王の 鷹の美しき姫君よ、我と行かん
では伯父上、玉帝様
天の御殿を造営した神仙達を呼び集めて下さい」
「あいわかった」
とうとう役者は全部揃いました
モフモフフワフワの可愛らしいウサギさんと、凜々しい鷹の姫君
天上で最も麗しき美青年と、誰しも振り向く紅顔の美少年の神様〜
顕聖とナタ
異種混合のユニークなメンバーである勇者達
織姫と彦星君を助ける為に、直ぐさま大急ぎで準備に取りかかりました
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます