第4話 天の荒ぶる五名の武神達

さて天帝をお支えになられる神様にも、様々な方々がございます



天上界の栄えある立派な武神の<四天王>〜


西方の守護神 広目天コウモクテン


東方を守る 持国天ジコクテン


北の方角を担当の 多聞天タモンテン


南方を守護の 増長天ゾウチョウテン


彼等ーーー名高い巨大神



つまりどのイケメン神様もデッカイのです

 

でっかい


兎に角デッカイ


四人の神様がモクモクと雲を引き連れて一斉にどっかと腰を下ろすと、ビシッ〜


近くの宝石の嵌められた太い柱に、バリバリバリッと上から下まで大きな亀裂が一気に走りました



「陛下〜……そうはいっても……」


<四天王>と呼ばれる荒ぶる神々



この”4柱”のリーダー 


気性の荒いやんちゃくれの武神にも一応率いる『ヘッド』がおりまして

帝釈天タイシャクテンと、ボスの名前はいいました


渋〜〜〜い貌で、最後にチョモランマほどある大きなマントをバッサバッサ翻しながら現れた帝釈天は言いよどみます


怖い神様のヘッドである暴れん坊の武闘派の神様でも、今回はちょっとばかり難題でした

 


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