第19話ユズ公爵家で可愛くなる

ユズの庭園の作業が終わりメイドに案内されユズとパンジー達は屋敷の中に入る。


パンジー達二人は、ユズの風呂と着替えが終わるまで、お茶の準備してくれている応接室で待たせて貰うことにした。


待ってる間二人はユズの行った事を確認しあっていた。


☆☆☆☆☆☆


ユズはそのままレイチェルとスミレに風呂場に案内される。


ユズは初めての入浴にどうしていいかわからず脱衣場でおろおろする。


そこにリリアとユーロが薄い湯衣を身に付け入って来て挨拶をする。


「ユズ様全て私達二人にお任せ下さい。」


ユズは二人を見て完全にパニックになる


「えっ?え?何で綺麗な女の人が薄い服?え?」


「ユズ様落ち着いて下さい。少しゆっくり息を吸って下さい。はいいいです。そのままゆっくりと吐き出してぇー」


ユズは深呼吸する事で少し落ち着く


『ユズ男なのにこのお姉さん達ユズを女の子に思ってるよね。カレン!カレン!どうしょう…』


カレンは素っ気なく答える


『うるさいわね。聞こえてるわよ!ってかあたいユズの視点で見てるんだからわかってるわよ!

だいたい何慌ててるの!ちょうどいいじゃない。男だって知られたら追い出されるし、ユズが気にしてた問題も解決してるんだから、いいじゃん。』


『あっそっかぁ。バレて追い出された方がいいのね。だったら早めに教えてあげるのね。』


ユズはリリアとユーロに自分が男だと告げる


「あのリリアさんユーロさんユズは男の子なのね。だから教えて貰うだけでいいのね。」


すると二人は動かなくなり視点はユズの一点を見つめぶつぶつ呟いている。


『女の子のような男の子…ジユルリ』

『男の娘…グフ ハァハァ…』


ユズは脱いだローブを再び身に付けようとして二人に止めらる。


二人は何も問題ありません!むしろ最高のご褒美です。

と言った後二人にあっという間に全部脱がされ浴場に連れて行かれ、ユズは抵抗するも二人の連携の取れた湯技にユズは放心状態になる


「ユズ様は何も心配要りません!全て私達にお任せ下さい。私達は全身を使って綺麗にして差し上げます。」


二人の脳内は…


『こんな最高のご褒美時間をかけゆっくり堪能させて貰うわ。私の全身を使って可愛男の子の身体を洗ってあげるウフフ』


『私の大好きな男の娘…はぁーもう最高よぉーすうーーはぁーーこれがユズちゃんの匂いね。

はぁーたまらないわぁー

あそこも丁寧に私のお口で綺麗にして中のものも吸いとってあげるわ。』


ユズは変態メイド達に時間をかけ洗われ初めての体験に意識が混濁する。


ユズは意識が混濁したまま洗ってくれた二人にママぁーと抱きつく。


「ママー」


ムギュー


「はぁーーー幸せぇー」


バタン


「リリア後は私に任せて!」


ユズは倒れたリリアを心配して横にいたユーロに抱きつく


ガバッ


「ママぁリリアママが大変なの」


ぐっ…


『こ・これは…最高のご褒美…ユズのおち◯◯◯が私のアソコを刺激する…

ユズちゃん動いちゃダメぇー

そんなに動いたら…気持ち良すぎて…ぁぁーーー』


ガクッ


倒れたユーロにユズは何が起きたかわかっておらず、ユズは意識が混濁したまま風呂場から出る。


脱衣場で待っていたのはレイチェルとスミレだった。


二人はユズが一人で出てきたのを疑問に思いながらもタオルをひろげユズを迎える。


そこに服を持って来たファイルとソアラ。


だが四人はユズが綺麗になって浴場から出て来た姿を見て固まる。


そう目の前には妖精のように美しい少女だが四人の目はユズの一点に集中する。


四人は皆恥ずかしそうにしながらも目は決してそらさず見つめ続けている。


『ユズちゃんが男の子…グフ』

『はぁー最高のご褒美よぉユズ~』

『ユズちゃんが男の娘…ハァハァ』

『可愛い女の子と思ってたのが男の子もう最高よぉー』


ユズは意識が働かずトテトテと歩いてレイチェルに抱きつく


「ママぁーユズ綺麗にして貰ったよぉーギュー」


レイチェルは嬉しくて倒れそうになるのを必死にこらえる


『グハァーヤバい鼻血が…ぐぅ絶対倒れてたまるかぁー』


スミレは後は任せてとレイチェルの耳元でささいている


思考回路が混濁してるユズはカレンの声も聞こえず思いのまま行動してレイチェルに止めを刺す。

「ユズのママの事大好きギュー」


「ダメー可愛い過ぎるーー」


グハァー

バタン


スミレは盛大に鼻血を出して倒れて行くレイチェルに呟く


「レイチェル後は任せて!」


スミレはユズを抱き上げ身体を丁寧に拭いていく。


「ユズ濡れたままだと病気になるからお姉ちゃんが拭いてあげるから大人しくしててね。」


「うん。ママありがとうなの」


「ズキユーン  グハァー ハァハァ」


『これはヤバい…耐えれるの私…』


ユズが再び止めの発言をしスミレに抱きつき胸の谷間に顔を埋める。


「ママユズお目目が痛いのぉ ウルウル」


ギュー


パフパフ


「グハァー… 後は任せたソアラ… バタン」


ソアラはもう一人残ったメイドのファイルを見てお互いが頷く


「ユズちゃん髪がまだ濡れてるからちゃんとフキフキしましょうね。」


フキフキ


ユズの暴走は続く


「ママのおっぱい柔らかいの ムギユ パク ちゅうちゅう」


「ダメよユズー  はぁーー ダメーー グハァー ファイル頼んだ… ガク」


ファイルは自分に言い聞かせる


『私が最後!絶対倒れない!頑張れ私!』


カレンもずっとユズの脳内で叫び続けてる


『ユズのばか!何やってるの!早く正気になりなさい!ユズー!』


ファイルはユズに下着を身に付けさせ、服を着せて行く。


『よし!ここまでくれば後少し』


ユズ再び暴走する


「ママ今日ユズいっぱい頑張ったの。ほめてなの。ウルウル」


ズキユーン


はぅ…


『はぁーはぁーまだ大丈夫耐えろ私!』


ファイルはユズを抱きしめ頭を優しく撫でる


「ユズはよく頑張りました。ナデナデ」


ユズは小さい手で服を捕まえファイルの胸に顔を埋め呟く


「ママユズ今日ママと一緒に寝んねするのぉギュー」


グハァー…


ぐぅ


「私は倒れない…耐え…バタ 」


カレンはずっと叫び続けている


『……ユズ…  ユズ!』


ファイルが倒れ暫くしてユズが正気に戻る


『ほぇ?』


カレンはユズを叱りとばす


『ユズ!ほぇじゃない!周り見てみなさい!』


ユズは正気に戻り周りを見て4人の女性が倒れているのに驚く


『何でメイドのお姉さんが倒れてるの?』


カレンはユズに経緯を教えるとユズは顔を真っ赤にして恥ずかしがる


『何を恥ずかしがってるの!ユズはまず風呂で倒れてる女性を運んでタオルをかける!

それからここに倒れてる女性を綺麗にしてあげる!はい!急いで!』


ユズは急いで風呂に行き二人の女性を何とか脱衣場に運んで身体を綺麗に拭いていく。


二人にタオルをかけ、脱衣場に倒れてる4人の女性を綺麗にしていく。


メイド長はユズ達が部屋に来ないので、心配で見に来ていた。


そこには綺麗になったユズが必死に介抱してる姿があった。


『え?何ユズちゃんってあんなに可愛いの?まるで妖精じゃない!


何であの子達倒れてるの?


あぁユズちゃんがあまりにも可愛いくなってたからね。』


「ユズちゃんありがとうね。メイド達の事は他の者にさせるからユズちゃんは来客用の応接室に行きましょう。みんな待ってるわ」


ユズはメイド長に連れられ応接室に向かった。


応接室に入ったユズはテーブルに用意されたお菓子に感動して感情が溢れる


可愛いかったユズがお風呂で綺麗になり、嬉しのオーラが溢れる。


その影響はパンジー達は勿論、周りのメイドも様子をみに来た料理長とメイド長まで全てユズの溢れるオーラに魅了される。


ユズは初めて食べるお菓子に感動して何度も美味しいを繰り返し、その度オーラが溢れ更に周りの者を魅了していく。


ユズはそんな事は知らずお菓子を堪能し落ち着いたころ、メイド長から当主が戻り次第連絡するから是非もう一度来て欲しいと言われ頷く


パンジーもギルドで責任を持ってユズちゃんを保護して連れて来る事を伝え、パンジーとユズは公爵家を後にした。


ユズが帰った公爵家ではユズによって癒されたメイド達は自分の気持ちが

凄く楽な感じになってる事に気づく。


今回の件で公爵家のメイド全員がユズに熱烈な思いを寄せ、ユズの再訪を楽しみに待ち望み次は最高のもてなしをするとそれぞれ思うのだった。








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