第10話 決闘(2)

「君は・・・マンガの中の俺か」


加藤は言った。


「偽物は要らない。ここで散れ。」


加藤はそう言って背中から刀を抜く!この刀は、山形の刀匠に作らせた特注の刀!その工賃はなんと、3万円もするんだ!加藤の手取りは月10万円しかないから、結構大金だ!


だがここで思い出して欲しい!マンガの中の加藤もまた歴戦の猛者!全く同じ刀を抜く!


そして2人は、全く同じ姿勢を取って刀を構える!


「ハァァーーーッ!」

「ハァァーーーッ!」


2人は気合を貯める!そしていま、2人が動き出す!


2人は刀を打ち合う!鈍い金属音が廊下に響く!逃げ惑う生徒!しかし、2人の放つ剣技の衝撃波で生徒は壁にふっとばされる!かわいそう。


2人はそれから何十分も刀での果たし合いを続ける!


しかし、傍から見れば、どっちが本物かわからない!


片方の加藤がビームを放ち、もう片方の加藤は盾を使って受ける!


片方の加藤が剣技を繰り出すと、もう片方の加藤はバックステップで回避!


片方の加藤が銃を撃つと、弾丸はもう片方の加藤に切られる!


しかし今、物凄い熱量の光線が2人の間を疾走する!




次回に続く!!!!

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