警察学校2
五月雨は悲しそうな顔をした。
「俺がいない時こんな過去が…辛かったね俺だったらそんな過去があったら立ち直るのに10年くらいかかってるかもしれないだから立ち直れた亮はすごい!」
と五月雨が言ってくれた。そして俺の頭を撫でてくれた。俺は少し嬉しかった。その話が終わって急いでごはんを食べた。五分くらいでご飯を食べ終わって術化訓練が始まった。
術化訓練中~
術化訓練は、主に 剣道・柔道をそれぞれ選択して取り組む授業だ。亮が「五月雨~対決しようぜ! 俺が勝ったら次の合コン奢ってくれ五月雨が勝ったら何がいい?」
と僕に聞いてきたから
「じゃあ僕が勝ったら僕の好きなお酒奢ってもらおうかな」
そう話しながら柔道着に着替えて武道場へと走っていった。術化訓練は2人1組で訓練をする。ペアは自由でいいらしいから亮とペアを組むことにした。そして亮と対決する時に狭いから後ろに下がったら後ろの人に当たってしまった。
「すみません後ろがよく見えてなくてぶつかってしまって怪我してませんか?」
僕がそう言ったらぶつかった人が
「いえいえこちらこそ前が良く見えてなかったみたいですみません」
と彼が言ってきた。周りを見たところ彼にはペアがいなそうに見える。
「あの~失礼だったらすみませんペアの方はいないんですか?」
彼にそう聞いた時彼は困った顔をして言った。
「あ~ペアは居ないです。」
と彼が言った。僕はそこで亮に
「亮~彼をグループに入れていい?」
亮は新しく仲間が増えることに嬉しそうに言った。
「いいよ~仲間が増えた方が楽しいしね。俺の名前は破紋 亮よろしく!」
と亮が自己紹介した。彼が
「ありがとうございます。俺の名前は乙麻 陽平ですよろしくお願いします。」
と陽平が自己紹介をした。これでまた警察学校を共に歩む仲間が増えた。
新しくペアが増え喜びあってる時に、教官が
「お前ら何そこで3人集まって仲良くしてる。早く柔道しろ!」
とまたうるさいハゲ(教官)が僕たちが学生ならではの青春というものをしているのに邪魔をしてくる。
「今から柔道するところだったんですよ。今すぐに始めますね。」
と教官に言ったら教官が鼻で笑い
「勝手にしろ!もし俺が来る時に柔道してなかったら罰として反省文とトレーニング2倍にするからな」
と鬼のようなことをいってきやがった。まぁそれは無視して亮と対決をする時が来た。
僕は亮の実力が知りたい。だから真正面からぶつかる。
「亮 本気でかかってこい」
果たして勝つのはどっちだろうか…
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