亮の過去
「五月雨がいない期間俺は…」俺は5年前について語り始めた。
5年前~
当時の俺は、中学生で勉強も運動もできて自分でも言うのはなんだがモテてていた。そんな完璧な俺にも彼女はいた。彼女は外を歩く時周りの人が振り向いて見惚れるくらい綺麗な人だ。俺にとって彼女は俺に手を差し伸べてくれる光みたいな存在でだった。
ある日を境に俺にとってかけがえのない大切な人が消えた。
彼女と約束してたデートに行く日でルンルンな気持ちで、デートの待ち合わせで待っていた。
しかしデートの待ち合わせの時間から30分すぎた。なんか事故とかにあったのか心配になって彼女にかけた。10回くらいかけてようやく繋がった。「もしもし やっと繋がった今どこにいる?」と言っても彼女の電話から何も聞こえてこない聞こえてくるのはグチャグチャと水?みたいな音が聞こえてきた。その後グサッという音も聞こえてきて、なんのか大変な目にあったんだとGPSで彼女の元に走った。
待ち受けてた現実は残酷だった。俺が見た光景は、彼女が血だらけで体がバラバラにされていて触れただけでもちぎれそうな感じがした。脳内の中でこのまま死ぬんじゃないかって思ってしまった。彼女に
「大丈夫か?今 救急車呼ぶからな頑張って生きてくれ。死なないでくれお願いだから」救急車を呼んでる間彼女の止血をしていると、奥から鉄パイプを引きづっている音がしてきた。振り向いた瞬間鉄パイプが俺の頭に当たった。視界が揺らぎそこから先の記憶が無い。
気づいた時には病室のベットにいた。「なんで俺ここにいるんだろ」
俺は少し微かに覚えてる記憶を思い出した。
「確か彼女とデートの待ち合わせしてて」
その時血だらけの彼女のことを思い出し急いで彼女の元に走り出した 。
そこで俺が見た光景は今でも忘れられない。
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