警察学校時代1
「お前ら何してる早く教場に戻れ」
急いで亮と席に着いた。教官から色々説明を聞いてその日の授業は終わった。その後寮に行くために昇降口に貼られてる寮の番号を見て荷物を部屋に運んだ。
「失礼しま~す。あっ!君 俺と同じ部屋の紅野 五月雨さんだよね?」
と僕に言ってきた。
「うん そうだよ紅野 五月雨 よろしく」
明るく自己紹介をした。そしたら彼が
「俺の名前まだ言ってなかったわ!俺 葉月 連よろしく」
お互い自己紹介が終わり荷物を片付けることに集中した。片付けることに集中しすぎて夕方になっていた。
校内放送で
「夕食の時間です。学生は食堂に向かってください」
と放送がなったから僕達は食堂に向かうことになった。
食堂に向かうと亮がいた。
「お!五月雨何食べる?俺 魚食いたい」と僕と会うなり騒がしいやつだ
「僕は、カレーが食べたい」
(本当はカレーじゃなくて魚食べたいんだけどこいつと被るとめんどいしな)
「俺カレーか魚か迷ったからカレーちょっとくれ!五月雨」(亮が言ってるちょっとはちょっとじゃないんだよな。半分くらい取られそう)
「別にいいよ。ただし僕も魚ちょっとくれよ」
亮が僕からカレーを貰えるとわかった瞬間テンションが上がった声で
「やったー!」
と子供みたいにはしゃいで可愛かった。テーブルについて亮にカレーを上げた。そしたら僕の予想どうり半分くらい取られた。「おい!亮ちょっとじゃないのかよ半分くらい取ってるぞ」
とちょっとイラついたから言ったら亮は驚いて
「ごめん 代わりに俺の魚2本あるうち1匹食べていいからさ許して」
と瞳ウルウルさせながら言ってきた。ちょっとだけ意地悪してやるか
「じゃあ魚1匹貰うね」
といい1匹半貰った。亮が驚いて
「あ~俺の魚が…」
落ち込んでいてた。
今思えばほろ苦い青春だ。
亮は久しぶりに会ったから亮のことをあまり知らない
「なぁ亮 僕といない時どんなことしてた?」
亮が何かを懐かしく思い出す感じで
「五月雨といない期間俺は…」
その話は幸せはいつまでも続かないことが分かる。
脆く、儚い話
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