第10話 JackPot

2022年05月08日はGⅠレースNHKマイルカップの日で、

お馴染みのファンファーレが競馬場に響き渡りました。

中学時代の吹奏楽部は夏の県大会や秋の運動会、冬の定期演奏会等が

主な活躍の場ですが、運動会でも高らかなファンファーレを吹いた記憶があります。

母校小郡中学校はハーフパンツの体操着で、

太股が蚯蚓腫れするほど冷え込んだ日もある位で。

運動会の日は理科室で楽器を組み立てて、

吹奏楽部専用のテントに時間が来たら向かうことになっていたのですが、

その日は清々しい快晴で、朝練の音出しの時も、

その日の調子の良さに手応えを感じていました。

朝練での感触は本物で、高らかに威風堂々と

自分の音色を全生徒に届けることが出来ました。

音楽はやり直しが効き難い競技なので、

その時々のベストプレーは大きな感動を呼びます。

どちらかと言えば、足を引っ張り気味だった僕ですが、

完全に美化された思い出として固定されている中学時代の部活動は、

心の支えになる大切な三年間の記憶です。

※足を怪我するまでは=1年の夏休みまではバスケットボール部でしたが、

ややこしいので三年間の記憶と書きました。

実感としてはそれ位の情熱で取り組んだ所存です。


高校時代はドラムスを掛け持ちしたと記しましたが

JackPot  =SNAIL RAMP中心のバンド(4人編成)

Hitchcock=GREEN DAY 中心のバンド(4人編成)


 JackPotは「フィーバー、大当たり」と言う意味がありますが、

人気の音楽番組で井上陽水さんが言い間違えたことから、

この英語を選択したと言う経緯があります。

 SNAIL RAMPは偉大なジャパニーズインディーズのバンドの一つで、

「JET WALK」と言うLIVE定番曲を中心に持ち歌を増やして行きました。

「MIND YOUR STEP!」当時最大HIT!曲も完全網羅。

ヴォーカルの男子はカリスマ性があり、

ドラムスの僕はどちらかと言えばコメディアン気質。

それを見抜いたギターの男子が、

しきりにコミックバンドに転向したがっていましたが、

当初の発想で音楽で笑いを獲ると言う着地点は見えていなかったです。

今尚、見えていませんが。

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