第24話 やっと食にありつき、帰路へ

 三原港から来た道を三原駅へと歩いて戻り、駅構内の土産店を兼ねたセブンイレブンに入り、広島風お好み焼きを一つとキリンの秋味を購入し、駅のホームへと参りました。現地で食べて帰ってもいいのですが、どうも、そんな気が起きなくて。

 行った場所が場所というのもありましょうから、仕方ないか。

 とはいえ、朝から何も食べていなかったので、これはやっぱりきついや。


 幸か不幸か、次の列車は糸崎折返し。

 もちろん接続もきちんとあるが、こういうのは、こんな時に限っては嫌なものです。かと言って、三原に止まる新幹線は本数があまりないのと各停の「こだま」ばかりということもあるから、普通列車で帰ってもさほどじゃない。これが姫路であれば新幹線は確実に早いし本数も多いのですが、愚痴を言っても始まらない。


 とにかく次の列車に乗ってまずは糸崎で降り、隣のホームの列車に乗換。

 乗換えたら早速、ビールを開けて、お好み焼きをいただくことに。

 尾道から女性客が向かいの席に来られたが、もう、そんなことに構っている場合じゃないや。とにかく、ビールを飲みながら、お好み焼き。

 それにしてもこのお好み焼き、半端なく本格的。いか天まで入っている。

 このまま岡山まで乗れたらいいのだが、残念ながら、また、福山で乗り換えるのかと思うと、あまり気持ちが、ねぇ。

 せっかくだから次の尾道で降りて何か飲み食いして帰りたかったが、それもやめておきました。結局、福山までの間にビール2本とお好み焼きを胃袋に収める。

 まあ、30分程度もあれば、そのくらいはね。


 福山では、隣ホームではなく、コンコースにいったん降りてからの乗換。

 これまでは広島の新車でしたが、ここからは、岡山の国鉄型電車。さすがにボックスシートではないから、まあ、いいや。

 ここから1時間、各駅の写真をタブレットで撮影しながら、岡山に。


 岡山到着は、おおむね15時30分。

 JR西日本岡山支社の南側の自転車置場に停めていた自転車を回収し、それからいったん自宅に。

 1時間少々休んで、17時過ぎに岡山駅方面に再び出向き、いつも行っている寿司屋に行って、エビスビールを飲みながら打上げを行いました。


 今回は、これまでの写真などで位置取りをあまりよく確認できていなかったこともあり、十分に現場を撮影し切れていなかったきらいもあります。

 機を見て、早いうちにもう一度訪問してみようと思っております。

 せっかくなので、今度は、三原の街をゆっくり散策してみるとか、まあ、そんなことよりまずはどこかの店で一杯飲んでみたいなと思っております。


 なんかね、このままじゃ、いろいろな意味で浮かばれないような気がして、ならんのですわ。

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