第13話 後

エレーナの病室にて………

ガリアが「これからどうするかなんだけど…」と切り出した。

「今日の朝ヴェルカ、リーシアと話し合ったんだけど、昨日の戦いでエレーナとジャンが大怪我をして暫く近接戦闘が出来る人が今自分しかいない状態なの。ジャンの方は全治2ヶ月でかなりの期間戻ってこれないから、もう一人剣士を仲間にしてエレーナが復活した時に村から旅立てるようにしたいんだけど…」と続けてガリアがエレーナに話す。

少し時間を置いて、エレーナは少し頷き「それでいいよ」と答えた。

窓から風が強く吹き込んできた。

その風が弱まってきた時、思い出したかのようにエレーナが話し始めた。

「そういえば、昨日ヴェルカ達がいる所で目が覚める前に、夢の中みたいな所でカイが現れたの…」。

その話にリーシアが「あいつまさか怨霊と化して化けて出てきただけなんやない?w」と口を挟んだ。

ガリアはリーシアに「変なこと言わんでもろて」とツッコミを入れる。

ヴェルカが、「まぁ、とりあえず今日はもうこの辺で終わりにしようぜー。この後新しい仲間を探しに行かないといけないし〜」と言ったのでエレーナの病室での集まりは解散になり、ヴェルカ、ガリア、リーシアはエレーナの病室から出た。


そのあと、セルカの紹介で新しい剣士の仲間としてストラムが、サポーターとしてイーナがそれぞれ仲間に加わることになった………




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