ゴキブリ無双?〜生死をさまよう少女、神様の交換条件で世界を救う事になりました。強いライバルとか要らないから早く帰らせて下さい!〜

赤はな

プロローグ「固有スキル?がゴキってマジ?」



キュゥゥゥゥン🚍


「えっ?」


グシャァ







「................う.........ん....?ここ.....どこ?」


 目が覚めると私は周りが見えないほどの暗い場所に居た。

 

 いやどういう状況?私はたしか.........なんか引かれた気がするけど.......


「おっ、起きたんか?」


「うん?」


 目の前にウザそうな男が現れた......本当どういう状況?


「アンタ誰?」


「やっぱそうなるわな〜そりゃあこんな所に急に来たらそりゃそうなるわな」


「いや、そうじゃなくてアンタ誰?」


「あっ、そっち?」


 なんだコイツ?人の話聞かないめんどくさいタイプなのかな?


「じゃあ説明しとくか、ホイっ」📱


「えっ?スマホ?」


 私はよくわからない男にスマホを渡され画面を目を向ける。アレ?話通じない?


グシャァ


 血塗れの私が倒れてる?モザイクがあるせいで、あんまわかんないな。


🏥      ←     🚑


 まさかのフリー素材!?


『病室内』


「奈々美...........どうしてあなたが!?😭」


「先生!奈々美は無事なんですか!?」


「...............」


 あれは......父さんと母さん?それに......寝てるのは......私?


「先生!?」


「残念ながら今彼女は意識不明でかなり危険な状態です......それに回復は出来ても後遺症が残り、不自由な生活を強いられるでしょう」


「そんな!?」


 あぁ.......なんだろう.......申し訳なさというか......そういう感情しか感じない.......ごめん母さん......父さん.......




「........まぁ.....そんな感じやな.....それでお前に頼みたいことがある」


「.............なに......?」


「お前さんには異世界の世界を救ってもらおうと思ってな。ただし、お前にもメリットはある」


「どんなの.....?」


「達成出来たら、現実のお前の傷を完全回復してやる」


 うわぁ......上から目線......


「というかアンタは結局誰なの?」


「んじゃあテンションも戻ってきたことやし固有スキルについて話すか」


「耳がイカれてる?」(小声)


「失礼やろそれは」


「聞こえててこれは酷い.....というか私ふぁんたじー?のことあんま知らないんだけど....」


「お前の固有スキルは"ゴキ◯リ"や」


 コイツ多分コミュニケーションさては苦手だな.......というか


「ゴ◯ブリ!?えっ!?正気!?」


「そうやぞwww」


「なんで!?ふぁんだじーって魔法とか使える世界なんでしょ!?なんで現実のクソ虫なの?」


「まぁ頑張れ〜」


「えっ!?ちょっと待っ........」


「ワープホール!オープン」🌀


 なんで蚊取り線香!?というかなんで吸い込まれてるの!?


「うわぁ〜............」



「これでワイの仕事も少しは楽になると良いんやがな.......」


📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑📑


「この大量の苦情どうしよ.......」






異世界転移中



「う〜ん?ここはどこなんだろう?」


 目が覚めると私は草原に居た.......



















 









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