12」第六神災・Selen=Eyeut(1)

   【記録:i】


 半壊した家屋。第四神災、通称巨人の腕に貫かれた事で廃墟となったこの場で、私とiは寛いでいた。

「それで、君は未だに死ねていないんだね。」

「別に、死にたいとかそういうのじゃないよ。生きてるかどうかもわからないのに……。あ、そもそも私って生きてるのかな?」

 偶発した疑問。しかしiはいつも私が半端に納得してしまう解を提示する。

「一般には、死と生は共にそれぞれの補集合だ。……だがそれはあくまでも一般的な話に過ぎず、真実とは限らない。その両者が当てはまっても、逆にどちらに属さない事があっても私は不思議とは思わない。生きている事の反対は死んでいる事ではなく、生きていない事だからね。例えとしては不適だが、無機物を死んでいるとは表現しないだろう? さて、君はそうだね……、どちらにも属さないタイプだ。生きている事も、死んでいる事も肯定できない。」

 iはそう言うと、手に持っているfを私の方へ投げた。

「あなたは、どっち?」

 投げられたそれを左手で掴み、私はiへ質問する。iは少し考えるような素振りをしていたが、それはiが形式的に、意味もなく空けている間だという事を私は理解している。iは決して、質問に迷う事など無いのだから。そしてiは口を開いた。

「私は、そういった私に関する事についての質問には答えないようにしているのさ。私を確定させてしまうからね。」

 iが立ち上がり、半壊した家屋の日陰から外へと歩き始める。

「一つ、一般の視点からは背反する事実を言っておくよ。死というものは何も生きている人間のみに課されるものじゃない。それと、私たちはいつでも、死という処理を可逆なものに変更できる。それだけは覚えていてくれ。」

 そう言い残し、iは廃屋を後にしてしまった。




(あれ? 今の人、誰だったんだろ……。)

 気がつけば、手に持っていたfは消えていた。もっとも、私はそれ以前にたった今起きたあり得ない事実に気づくべきだったのだろうが。



 そして私は、日記に記す前にこの時間を忘れた。






   【Day:1/456/3/15】


 第五神災から二年後。

 はじめは、神災に分類されないほどに小さなものだった。小国に住む名も知らぬ老夫婦が共に自殺した。それだけ。

 二日後、次の事件が起きた。同じ国の豪族の一つが、家族全員、使用人も含めて死亡。集団自殺と判別された。

 数日おきに不審な自殺が発生していたが、大きく動いたのはそれからひと月が経った頃だった。今度はその国のはずれにある小さな集落、のべ数百人が揃って死んでいる事が確認された。

「自殺ではないだろうな。全員の死因が一致している。」

 この時点で各国はこれらの自殺を第六神災と仮決定した。しかし原因は未だ不明のまま、その後も多数の集落が消えていった。そんな中アスミは、別の可能性を模索していた。



    ー    ー    ー



「昨日、ついにイウティの東端、イスヴィ地方が全滅した。やってくれたな……。」

 イウティ王宮、塔の最上階、アスミの実験室。最早私たちの会議室となったそこに、リエレアとアスミはいた。

「原因はわかったの?」

「ああ。私が直接調べた訳じゃないが、死者には全員、心臓を細い針でも貫通したのかと思うほどの穴が空いていた。それともう一つ。……その穴が空いた場所だが、綺麗に心臓だけが切り抜かれていたらしい。何故うちの調査隊たちはこれを自殺で済ませようとしたのか……。奴らには後で叱っておこう。」

 壁一面に世界地図が貼られ、被害に遭った地域に印をつけているがまるで一貫性が無い。世界中、満遍なく印がつけられてる。

「次に被害に遭いそうな地域って予想できるの?」

 リエレアがアスミに尋ねる。しかし彼女は顔を横に振った。

「全くわからん。私の力では無理だな。だから……、今回は、それに詳しい奴を呼んである。そろそろ到着するはずだ。」

 アスミがそう言うと同時に、王宮中に鐘の音が鳴り響いた。一回ではなく連続して。……これは、緊急の合図だ。


「来た。」


 城内の空気が一瞬で重くなったような気がしたが、それとは対照的にアスミは平常心を保っている。

 研究室のドアが開き、一人の兵士が慌てた様子で入ってきた。

「緊急! 侵入者です! 数は一人、しかし強力で我々だけでは……」

「慌てるな。それとその侵入者と交戦するな。お前たちじゃ勝てないし、向こうもこっちに攻撃する事は無い……はずだ。」

(確信は無いんだ……。)

 アスミは、普段持ち歩かないはずの壁に立てかけてある水晶の剣を手に取り腰に提げた。

「行くぞリエレア。出迎えだ。」

(なんか、すごい警戒してるんだけど!?)



    ー    ー    ー



 倒れた兵士が重なっている隣で、侵入者の少女――水の剣を持つソフィア=クラウスは相変わらずの無表情で佇んでいた。

「やっぱりソフィアさんだったんだ。」

 ソフィアがリエレアたちに気付く。

「あ、来た。」

「どうしてこう、お前は外見と口調に反して戦闘狂なんだ。」

「ちょっとだけ……、たまには動かさないと、腕が鈍るかも、しれないから?」

「それを私に質問するな。」

「大丈夫。誰も殺してない。」

 倒れている兵士に負傷者は居ない。数十分もすれば起き上がるだろう。

「移動しよう。アイン、後の事は任せた。」

「待って、まだアスミと戦ってない。」

「遠慮しておくよ。」

 ちょうど広場にやってきた騎士団長に事後処理の全てを任せ、リエレアたちは研究室のある塔へと向かった。

「やれやれ、人使いが荒いな。」

 慣れているのだろうか、アイン達は倒れた兵たちを担ぎ始めた。

 ソフィアは退屈なのか、手元に水の玉を出して遊んでいる。そのソフィアが口を開けた。

「移動しよう。人は少ない方がいい。ソフィアの部屋、案内、早く。」

「お前は何なんだよ。」



    ー    ー    ー



「さて、ソフィア。……単刀直入に聞こう。君は次に被害に遭う地域を知っているだろう?」

 塔の最上階に戻り、アスミがソフィアに言及した。

「ここの塔、もっと簡単に登れないの? つかれた。」

「せめて質問に答えてくれよ……。」

 そもそもソフィアは疲れた様子は見せていない。少し考える仕草をした後、ソフィアは口を開いた。

「ナムフの西端。イサエゼム地区。被害者はその場にいる全員。……でも、止めないで。」

「何故だ。」

「あと二箇所。それで第六神災は終わる。あれは下手に刺激しない方がいい。」

「だから見過ごせと? 事実だとしても放置する理由としてはまだ足りないのはわかるだろう。それともあれか? 神災として世界に認識されるかどうかが懸かっていたりするのか?」

「……やっぱり、アスミはそう言う。アスミは優しすぎる。」

「人間としては正当な思想だと思うけどな。」

「……わかった。もう神災の条件は満たしている……と思うから、次の被災地で決着をつける。」




    ー    ー    ー




 リエレアたちはナムフ国に赴いた。

「なんか、昔の日本みたいだね。島国だし。」

 木造建築の家が並ぶそれは、かつて武士がいた頃の日本のような光景に近かった。

「だな。」

 ソフィアは日本を知らないからか、この会話についてこられていない。

「あ、あれってアキさんだよね。」

 街に建てられている魔法少女を模した銅像が目についた。

「いい出来だな。ナムフの職人は優秀だ。」

 アキが居なくなった後も、この国は廻っている。経済は他の強国と並ぶまでに発展し、過去の圧政は見る影もない。アキはナムフを救った英雄としてその名を語られている。

「行こうか。手早く終わらせる。」


 街を出て波止場の方へと向かうと、ソフィアが二人を止めた。

「いた。あの子供。」

 少し遠くに、一人の少女がいた。歳は十かそれに満たない程で、この国の基本的な様相だった。ソフィアに言われるまで全く気づかないくらい、普通の少女だった。

「……えっと、ただの子供にしか見えないんだけど。」

「名前はセレン=クラウス。二代目セル国王リア=クラウスの妹で、かつてセル国を崩壊させた大罪人。一応、私の遠い血縁者。」

「ああ、そういえばソフィアも王家の人間だったな。」

「今の私は王家には居ない。ヴィルが離れたから私にも王宮に席は無い。」

「それは災難だな。」

「別に。あの上の人たちより私の方が強いから、その気になれば国一つは乗っ取れる。」

「本当にやりそうだ。」

 リエレアも、ソフィアのそれは冗談には聞こえなかった。

「ところでソフィアさん。第六神災って、あの子一人なの?」

 リエレアが尋ねた。

「そう。」

 ただ一言、肯定した。ソフィア以外にも、単独で神災を引き起こせる人間がいるという事だ。

「それで、どうする。ここでセレンを止める予定は無かったのだけれど。」

「最初の被害者が出る前に片付けたいな。」

 アスミが言う。リエレアも同意見だ。

「なら今夜までに。それと、今回私は関われない。」

 あまりにも突然の報告だった。

「理由を聞いてもいいか?」

「相性が悪い。追い詰めた後ならいいけど、私が行けば私は間違いなく死ぬ。それは避けたい。」

「他人事みたいに言うなよ。……ソフィアでも勝てない相手なのか?」

「だから、相性が悪いだけ。アスミなら勝てる。」

 そう言うと、ソフィアは消えてしまった。

「勝手な奴だな、全く。」


「うーん、どうやってあの子に接しよう。」

 上手く尾行できてはいるが、いまいちどのタイミングで仕掛けにいけばいいのかわからない。

「それなら問題ないな。アイツから誘ってもらおう。」

「え?」

 セレンが移動を始めた。リエレアたちもそれの後にこっそりついていく。

「こちらに気付いてる上であの行動を取ってる。人の居ない方に移動してるな。ありがたいことだ。」

 セレンは誰もいない桟橋へと向かった。

(会話ができるなら、なんとか止められるかもしれない。)

 リエレアは、誰も殺さなくて済む方法を考えていた。



 セレンが桟橋の端に立ち、振り返る。彼女はリエレアとアスミを視認した。

「初めましてですね。私はセレン=エウト。いえ、セレン=クラウスと言った方がいいでしょうか。そこの金髪さんはもしかして私の抜け殻を見ていたりしませんかね。一応あの身体が本来の私なんですけど。まあ、先日誰かに壊されちゃったみたいなのでもうあの身体には戻れないんですけどね。」

「ああ、見たさ。随分とローレンの名前に反応してたみたいだが。」

 アスミが軽く挑発すると、セレンは少し顔を赤くした。

「……っ、何も、何も聞き出してないでしょうね!? あれは私の過去の記憶から必要最低限の知識だけを取っていただけです。抜け殻ですよ。それよりもあなた、剣持ちですか。面白いですね。」

 セレンがアスミの腰にある水晶の剣を見て言った。

「持ってきて正解だったか?」

「あなたがどれ程剣を過信しているかは知りませんが、その剣では私を倒せません。なにせその剣を作ったのは他でもないこの私なのですから。」

 セレンが指を鳴らす(鳴らす素振りは見せたが、音は鳴っていない)と、アスミの持っている土の剣が黒ずんだ。

「それはもう使えません。 さて、少し遊んであげますよ。」

 セレンが右手を宙に掲げると、一本の剣が出現する。

「あれって……!」

 黄緑色に透き通った剣状の水晶。風の魔神である証明であり、アキが所有していたはずのもの。

「お前が奪っていたのか。」

「元々は私のものですよ。砕かれちゃったので修復しましたけど。最近素材の回収がようやく済んだので、なんとか完全体になりました。」

「素材?」

 リエレアが疑問に思うが、アスミはピンと来ていた。

「……何人分、取り込んだ。」

「千二百人くらいですかね。この剣、最近まで私が入ってんですけど、私の分を補うのに千人以上必要だったのは意外でした。私、すごかったんですね。」

 淡々と、何も隠さずにセレンは答えた。

 リエレアは話についていけなかったが、目の前の少女がかなりの人間を屠ってきたのは理解できた。

「魔石の材料について、調べたことがある。」

 アスミが言った。

「調べても何もわからなかった。セル国に工場がある事しか周知されていないが、まさか人間の心臓だったなんてな。」

 リエレアもようやく理解した。第六神災候補の犠牲者は全員、心臓を抜き取られているのだ。

「生物の心臓ならなんでもいいんですよ。ただ、魔石の元になった生物の種としての知性があるほどいい魔石になります。学校で扱う練習用の粗悪品は適当な獣を素材にしたものらしいですが、一般に世に出回っているのは全て人間を使って作られていますね。一人の心臓で一つの魔石になります。人間の間でも個人差はありますけど。」

「……剣の材料も、人間なんだな。」

「それは違いますよ?」

 セレンは否定した。

「この剣には人の心臓が入っちゃいましたけど、三百年前、この剣を作った時に使われたのは別世界から来た巨大な龍の心臓です。あまりにも聡明で狡猾だったので、一匹で何本もの剣ができちゃいました。」

 セレンは風の剣を回して遊んでいる。人間の心臓で埋め合わせているそれを、少しも躊躇や嫌悪することなく振り回している。


「……どうして、まだ続けるの?」

 リエレアが質問した。剣の修復が終わっているのにも関わらず、セレンは心臓狩りを続けているのだ。

「剣を元通りにするのは通過点ですよ。私の計画にはまだ足りません。えっと〜、邪魔をするならここで始末しておきますけど。」

「悪いが、これ以上死人を増やす訳にもいかない。」

 お互いが交戦の姿勢に入っている。

 

「リエレア、奴にお前の性質がバレるまででいい、常に奴の反対側にいてくれ。」

 リエレアがアスミに囁く。少しでもセレンの注意を分散させる為だ。

「……うん、わかった。」

 リエレアはその場からセレンの背後、少し遠くに瞬間移動した。


「始めようか。」


 アスミが指を鳴らすと、彼女の周囲に複数の焔の球が出現する。ウルの灰燼ではなく、ただの火球だ。それらを高速でセレンへと飛ばす。……セレンは、避ける素振りすら見せなかった。

「……効きませんよ?」

 確かに全て着弾したが、セレンには傷ひとつつけられていない。

「チッ。」

 今度はセレンが目を閉じた。彼女の周囲に風が巻き起こり、空気が一点に凝縮される。

「それっ。」

 可愛らしい掛け声とは裏腹に、人をバラバラにする程の威力を誇る圧縮された空気を飛ばす。アスミは黒い壁でそれを防いだ。相殺はできたが、壁は粉々になった。それはかつてセル国に現れた逆樹に迫る程の威力だった。

「よく止められましたね。その魔法、私の時代にはなかったものです。興味が湧きました。」

 セレンは余裕そうだった。

「あ、私に魔法が効かないことなんですけど、ほら、私天才なので。この世界の魔法ならだいたいのものは打ち消せちゃうんです。そうそう、私の抜け殻があった場所、魔法が使えなかったと思うんですけど、あの領域を作ったのも私ですね。あの抜け殻に万が一のことがあれば大変ですから。」

「そうかい。なら色々試してみるとしようか。」

 お互いが充分に攻撃を防ぐ能力を有している戦闘ほど、外部から見ていて退屈なものはない。

 ――両者が一歩も動かず、その場から魔法を撃つだけなのだから。

 アスミが圧縮された空気を飛ばす。セレンが使った魔法と同じものだ。セレンに着弾するが、防がれる。

「効きませ……、」

 セレンが余裕を見せているのも束の間、続いてアスミは赤黒い焔を投げた。灰燼。ウルが扱う彼オリジナルのもので、これには彼の故郷リスフィアの魔法も組み込まれている。

 焔がセレンの目の前で止まり、凝縮して大爆発を起こす。

「……危なかったですね。」

 セレンの周りを、結界が覆っている。王族のみが扱える特殊なものだ。

「これを使わせるなんて、流石ですね。」

「まだ終わってないぞ。」

 アスミの攻撃は止まらない。連続して、灰燼をセレンに放つ。

「……解析、終わりました。」

 セレンが結界を解除した。


 数発の灰燼が直撃し、――セレンは無傷だった。

「……何故防げた。」

「確かに、他の世界の力も入ってますね。ですが単純な事です。魔法とはいえ、全ての現象は世界の法則に従っている訳ですから。未知の理でも無い限りは、私には一切の攻撃は効きません。あらゆる現象を解析し、それを無にする逆転の魔法を放つ。これが私の特技です。それと……ありがとうございます。あなたがあまりにも悠長に戦闘を楽しむものですから、こちらの準備が終わってしまいました。」

「……準備?」

「さようなら、土剣さん。」

 セレンはそう言うと、指を鳴らした。



 ――瞬間、時間が止まった。



 比喩ではない。実際に、この世界の時間が静止している。

「あっけないものですね。あなたはどうやら一度見た魔法を全て模倣できるようですけど、見られない魔法は模倣のしようがない。……つまり、時間停止には無力なんです。」

 静止した世界で、セレンが呟く。

「さて。ようやくそちらの対応ができる。あなたには聞きたい事が沢山ありますが……。」

 セレンが後ろを向き、そこにいる人物――リエレアを見る。

「どうしてあなたは動けるんですか?」

 時間停止。その影響すら、リエレアは受け付けない。

「なんでだろうね。わたしにもわからないや。」

「……まあいいでしょう。あなたは居てもいなくても変わりません。そこで黙って見ていなさい。」

 セレンはとっくに、リエレアの性質を見抜いていた。途中からリエレアの方を見る事すらしなくなっていた為、リエレアも薄々勘付いてはいたが。

「えっと、確かアスミさんでしたっけ。土剣さんの名前。覚えておきましょうか。では失礼。」

 セレンが風の剣をアスミに向ける。

「待って!!」

 リエレアが叫んだ。

「時間稼ぎのつもりですか? まだ余裕はありますが生憎、この時間停止も制限がありますので。ではさようなら。」

 リエレアの静止は無視された。セレンの持つ剣の先が僅かに光り、そして……。




「……見過ごせないな。セレン。」


 セレンがアスミの心臓目掛けて剣を突こうとした刹那、暴風が巻き起こりセレンはバランスを崩した。

「……これは流石に、予想外でしたね。」

 止まった時間の中で、リエレアとセレン以外に動いている人間がいた。

 セレンが、新たに現れた人物を見て若干の焦りを覚えている。

「ローレン。久しぶりですね。」

 イウティ国の参謀であるローレン=エウトがいた。

「リエレア、後は任せろ。」

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