古くはアトムの天馬博士、最近はロボットのみならずクローンなど、本物を再現した人物、メカが出ると、なんとも悲しい気持ちになります。
誰かを模したりせず、オリジナルを作れっ!
(私も自作で人のこと言えないことしてますが)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まあ、何と言うかこの手のロボットものの古典中の古典というネタですよね!
正味、私は「めかまじょ」を拝読しながら「おお…これは…ものすごく設定の根幹が近い…!」と内申おののいておりました。
それを踏まえたうえで、ユイリィに関して当座残る問題として「何故そんなものが(孫を模した人形などというものが)作れると思うに至ったのか」「何故自ら創りあげたユイリィを置いていったのか」という二点が明かされないまま残っていたりするのですが…
まあ、そのあたりはまたいずれ明かされることもあるだろう! ということで、どうかひとつ!
実際、おはなしが続けられたらいつかは明かしたい伏せ札ではあるんですよね。これも。
二章完結、お疲れさまでした!面白かったです!
ユイリィがメルリィに言っていたのも、マエストロを「おじーちゃん」と呼んでいたのも、そういう…。切ないですね…。
「アストレア」って『フィギュア』の方でウォルフが名乗った偽名ですよね。どんな繋がりがあるのでしょう。考察するのも楽しいです。
三章も楽しみにお待ちしてます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
35話め(「ある日、人形少女が《着替え》をもらうだけの話【前編】」)で、ユイリィはおじーちゃんのことを一度「《人形工匠マードック」と呼んでから「おじーちゃん」と言い直しているのですが、ようやくあの辺の話が回収できました。ロボの疑似家族は王道というか、むしろ古典というべきアレですが、「何で《人形》で孫娘の再現なんてことができると思ったのか?」というのを含めいくつか派生する伏せ札もある状態なので、またその辺も書いていけたらいいなぁと思っています。
ウォルフの偽名の件に気づいていただけて嬉しいです。
あんまり大した理由ではないというか、あれはウォルフの「懐旧」? と言えばいいのか。そんな感情に依拠する名乗りなのですが、その辺の仔細はいずれまた『フィギュア』のほうで言及してゆきます。ウォルフの「これまで」に言及してゆくパートなので!
そして、末筆ながら。
ここまで長い話におつきあいをいただき、本当にありがとうございました!
編集済
二章読み終わりました。すごい……、盛り沢山でしたね。
ランディちゃんたちのワクワクどきどきのお出掛けからはじまり、トリンデン卿やメルリィさんの登場、トリンデン邸のメイドさんたちと、各キャラクターたちにも注視するエピソード、それから少しずつ紐解かれていく伏線に、読み応えがたっぷりでした!
特にメルリィさん。
彼女の視点が多く描かれていたので時々感情移入してしまい、マエストロとの関係には胸が苦しくなる思いでした。彼女の今後が気になります。
そして忘れてはならないトリンデン卿。ユイリィさんとのヒリヒリする緊張感のあるやり取りが好きで、しかしラストは……。うん、やっぱりただの曲者ではなかったですね。
あと、アストレアって言葉が出てきてにやっとしてしまいました。
二章完結お疲れさまでした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
また、ここまで長いお話にお付き合いをいただきまして、ほんとうにありがとうございました。重ねてお礼申し上げます!
関係者が多かった都合もあってボリュームが膨れ上がった二章ではありましたが、斯様にいろいろなところへ着目しながら読んでいただけたのであれば、ひいひいいいながら完走した甲斐もありました。
メルリィに関しては――彼女にまつわる大きな物語は二章で「キリ」ではあるので、今後はまた今回とは違う形でおはなしに関わっていってもらうつもりです。どうあれ、ハッピーと呼びうるかはわかりませんが、トゥルーエンドと言いうる終わりにできたと思っているので、この先あらためていじめなおすようなことはないかと!
トリンデン卿
108話のラストをもって、二章でトリンデン卿に持たせていた伏せ札はすべて開示終了と相成りました。
総じて彼は、「曲者であることができるひと」なのだと思います。自分自身の本音や心情がどうであるかに関わらず。そこのところを綺麗に指摘されてしまったから、トリンデン卿は心から白旗を揚げたのだ、ということで。
アストレア
この際だから白状してしまいますと、御作「イレスダートの聖騎士」でアストレアという名称を見たときに「そういえばアストレアって『星乙女』の意か…」と思い至り、後に本格的に名前を決める段になってそこから持ってきたという経緯が…!
単純に音が綺麗だったというのもありますが、いろいろと示唆的に使える感じでもあったため、現状のようになりました…!