68.Interlude:いずれ『詰み』となる盤面で。《暗躍》するひとびとの幕間


 その部屋は、夜の暗がりによどんでいた。

 緞帳どんちょうのように厚いカーテンを閉め切った窓。部屋は広く、室内の調度も足元に広がる絨毯も上等のものだったが、まるくちいさなテーブルに鎮座する細く瀟洒なランプの灯りひとつでは、その部屋すべてを照らすににはあまりにも役者が不足していた。


 当世のルクテシアにおいて、貴族の屋敷であればまず備えがあるだろう附術工芸品アーティファクト――魔光灯の灯りはない。

 それは、ただこの屋敷が古い時代に建てられたものだから、というだけの理由ではない。附術工芸品アーティファクトを稼働せしめる魔力の流れは、術式探査の網へ容易にかかってしまうためだ。


 それらを阻む探査阻害の附術も当然存在はするのだが、そうした附術工芸品アーティファクトは取引の額が軽く一桁跳ね上がる。さらに言えば、その阻害とて練達の術者を前にすれば完全とは言い難い。


 ゆえにこの屋敷には、それらを置いていなかった――館の主の吝嗇けちもまた、理由のひとつではあったにせよ。


 ルクテシア南方諸領の一角を占めるミスグリム伯爵領。

 その南端に近いはずれに広がる森の中。


 そこは、ミスグリム伯ワドナー卿――ルクテシアに冠たる名家トリンデン家の領袖たるオルデリス公フレデリク・ロードリアンの叔父、ダモット・マクベイン・ディル・ワドナー=ミスグリム伯爵がひそかに所有する隠れ屋敷であった。


「……くそっ!」


 館の主たるワドナー卿は、頼りないランプの灯りだけが照らすその部屋で――猫脚の豪奢なチェアに大柄な身体を鎮め、酒精に溺れた赤ら顔を苛々としかめていた。


 ミスグリム伯ダモット・マクベインは、齢六十を数える大柄な男である。

 若い頃は王都の騎士団に身を置いた経験を持つ偉丈夫であり、騎士の任を離れた後も乗馬と剣術を怠らなかった彼の面相は、年齢の割には未だ若々しい。中年太りを経てすっかり腹が出た体躯も、その輪郭には往年の逞しさがうかがえた。


 整髪料で撫でつけた白髪混じりの髪も、身に着ける上等の上着ジャケットとズボンも、当世の貴族らしく洗練されたものではあったが――顎の肉がたるんだ、眉の太い面差しがもたらす印象は、一言で言い表すなれば『傲慢』を煮固めた肉の彫像であった。


 ガラスのゴブレットに注いだ葡萄酒ワインをぐいと煽り、ワドナー卿は口の端から垂れた一筋を手の甲で乱暴に拭う。

 空になったゴブレットを傍らの丸テーブルに叩きつけ、固めた拳でチェアの肘置きを叩く。


「くそっ……くそっ、くそっ!」


「もう、そのあたりにされてはいかがですか? ワドナー卿」


 酒精に焼けた息で悪態をつき続ける男を、もの柔らかに宥める声があった。


 ワドナー卿は濁った双眸で、じろりと声の出元を睨みつける。

 対面のチェアでランプに照らされ、ワドナー家に仕える侍従であれば誰もが竦み上がる睥睨へいげいをそよ風とばかりに微笑むその声の主は、巨漢のワドナー卿と比べれば棒切れのように細くひょろりとした、瘦身の青年だった。


「今宵は特にひどい飲み方をされています。これ以上はお体に障りますよ」


「ええい煩い! 黙れ黙れぇ! 貴様のような餓鬼ガキに何が分かるか!!」


 ――否。

 未だ声変わりの半ばであろうアルトは、青年と呼びうる年頃のそれですらない。


 黒髪黒瞳、それらとあつらえたように黒いコートを羽織った声の主は――ワドナー卿とは親子どころか祖父と孫ほどに年の離れた、二ヶ月後に十四歳の誕生日を控える若木のような少年だった。


「一体誰のせいで儂が、このダモット・マクベインがこんなあばら家で息を潜めておらねばならんと思っている! 貴様らが不甲斐ないせいだぞ!! 違うか!?」


「ワドナー卿のお怒りごもっともなこと、返す言葉もありません――ただただ我々の力不足、至らなさを痛感するばかりです」


 少年は金の飾緒かざりおと金糸の縫い取りに飾られた胸元にてのひらを当て、粛然とした所作で未だ幼さの名残りをひきずった細面を伏せる。


「ですが我々も、これまで卿よりたまわった大恩に報いるべく尽くしています。今はどうかお怒りを鎮め、お心を安んじいただけますよう」


餓鬼ガキの能書きなど鼻紙ほどの価値もないわ、忌々しい!」


 ワドナー卿は椅子を蹴って立ち上がる。

 首を垂れる少年を指差し、アルコールで焼けただみ声を荒げる。


「恩を分かっているのなら、一刻も早くフレデリク・ロードリアンの若造を殺せぇ!  あの忌々しい若造が消えさえすれば、儂はいくらでも巻き返すことができるのだからなあッ!!」


「この状況からかい?」


 失笑混じりで割って入った声は、甘い炭酸水ソーダを思わせる少女のそれだった。


 暖炉の傍ら――主人の勘気に身を縮める家令スチュアートの隣で呆れたようにふんと鼻を鳴らす彼女は、こちらも年の頃は十代半ばか、あるいは十代後半の年頃であろう娘だ。


 腰まで真っ直ぐ伸びた髪は白金プラチナ

 幼さの名残りを残しながらも涼しげな双眸は紫水晶アメジストの瞳。

 白を基調に金と淡い紫をあしらった、軍装とガウンの相の子めいたワンピースドレスの装い。

 揶揄と失笑の混じった形に口の端を吊り上げて、娘は腰の後ろで腕組みした、おしゃまな少女のような立ち姿で、ほっそりと形のいい鼻先をつんと上向かせていた。


 男はカッと目を剥き、少女へ向けて怒鳴り散らした。


「世が世なら、儂こそがトリンデン家の跡取りだったのだッ! うらなりのフレデリク・ロードリアンなどではなく、このダモット・マクベインこそがなあ! このルクテシアにおいて、代々のを拝領し続けた……指折りの名家を継ぐはずだったのだッ!!」


 テーブルを激しく叩いて唾を飛ばし、それでもなお足りぬとばかりにゴブレットを投げつける。

 ガラス製のそれは、ひょいと首をねじった少女の頬を掠めて大理石の暖炉にぶつかり、甲高い音を立てて砕け散る。破壊的な狂乱に悲鳴を上げて身を縮めたのは、先代の頃からワドナー家に仕える老齢の家令スチュアートばかりだった。


「王都の騎士団に名を馳せ、オルデリス領の発展にも力を尽くした! それを、たかが女の不始末ごとき、魔物の密輸ごときのことで! 何故その儂がこのように貶められればならん! あの若造さえいなければ、儂こそがトリンデン家の主であったのだぞッ!!」


 男は脚を踏み鳴らし、憤然と喚きつづける。


「フレデリク・ロードリアンにはまだ子がない! つまり奴さえいなくなれば、あの家を継げる男子は儂しかおらんのだッ!! いかなる理由があろうと、儂を当主にせざるを得なくなる――否、本来ならば儂のモノであったすべてが、正しく取り戻されるのだッ!! この儂の、このダモット・マクベインのもとへッ!!」


「ほうほう、つまりは一発逆転捲土重来ってことかい。己が身の不始末でトリンデン家本流から分家のワドナー家へ放逐、それで懲りずにみみっちい悪事で私腹を肥やしつづけたその一切合切をばらされて、今や家族にすら見放された、このおんぼろ隠れ屋敷で意気ばかり軒高の貴方様がねぇ?」


「女アアァァッ!!!」


 カッと怒りに目を剥き、少女へ掴みかかるワドナー卿。

 悲鳴を上げて逃げ出す家令を他所に、少女は襟首をつかまれても微動だにしない。


「いやいや、ご立派なことさ。尊敬しちゃうよ。さすがは二十年もかけてその若造ひとりを始末できず、国内の伝手つてをのきなみ使い潰したその挙句――とうとう暗殺の手段にボク達みたいな『外国人』をたのまなけりゃならなくなった御方おんかただ。言うことが一味違う」


 口の端に薄く微笑を浮かべ、睫の長い涼しげな瞳が見透かすように卿を見上げる。


「あんまり気宇壮大きうそうだいで涙が出そうさ。ボクが卿の立場だったらとてもとても……自分の身の程、相応の分ってやつを、省みずにはいられないだろうからね――」


「こ、の……この……小娘ぇ……ッ!」


 煮えたぎる怒りのあまりどす黒く顔を染めたワドナー卿は、冷然と嘲笑う少女の小憎らしい美貌へ向けて、遂にその岩のように固めた拳を振り上げ、


「アーリィ」


 ――少年の諫める声が、すべてを圧して鋭く貫いた。

 家令の悲鳴も、ワドナー卿の獣のような唸りも、一切が静止したようにぴたりと止んでいた。


「不敬である。謝罪なさい」


「ええ、ボクがぁ?」


「他の誰に言っていると聞こえたかい? 我らの協力者たる卿に対し、きみはあまりに無礼が過ぎる」


「あー、はいはいわかったよ。よくわかったともオブシディアン黒曜石。つまりキミはそういう、友達甲斐のやつだってことがさ!」


 やれやれとばかりにうんざりと肩をすくめ、アーリィと呼ばれた少女は放言する。

 襟元を掴むワドナー卿の手はそのままに、少女は優雅なカーテシーでワンピースのスカートを持ち上げ、目礼した。


「すまないねワドナー卿。ボクは生まれがちょっとばかり変わっているせいで、人間らしいまっとうな礼儀というやつがなっていないんだよ。ごめんね?」


 ――それはあまりに明白な、謝罪の体を借りた嘲弄。

 いっそうの侮りを泥と塗られた男の額には怒りのあまり太い血管が浮き、今にも血を噴かんばかりの形相だった。

 少年は、処置なしとばかりにひっそりと溜息をつく。


「重ね重ね、部下が大変な失礼を。何卒なにとぞ、至らぬ小娘風情の戯言たわごととご容赦いただければ幸甚こうじんなること――そこなる不躾ぶしつけのアーリィ・ザイフェルトも、いずれ卿の広きお心に感じ入る日がくることでしょう」


「……ふんっ!」


 暖炉へ投げつけるようにして、アーリィの襟元から手を離す。

 ワドナー卿はそのまま踵を返し、ずかずかと踏み鳴らす足取りで部屋を出ていった。


「おい、儂の部屋まで酒を持ってこい! それと女もだ。人形ではないまっとうな女をだ! すぐに用意しろ!!」


「だ、旦那様、それは」


「返事はどうした! 貴様もこの儂に盾突くつもりか、ええ!?」


「は、はい……承知いたしてございます。旦那様」


 恐怖に震える声で拝命し、深々と頭を下げる老いた家令の背中には、拭い難い憔悴の気配が色濃かった。

 枯木のように弱々しく細い身体は、上等の燕尾服に身を包んでなお、みすぼらしく哀れなものと映った。


「寝室へ向かわせる女性はいつも通り、我々の《人形ドール》から見繕いましょう」


 そんな家令に対し、《黒曜石オブシディアン》と呼ばれていた少年は同情を込めた微笑を拡げて呼びかけた。

 弱々しく眉を垂らして、老いた家令はかぶりを振る。


「いえ……それは、しかし。旦那様は」


「所領から女性を召し上げるなど、いかなミスグリム伯爵家とて揉み潰せる所業ではない。まして今はそのための猶予もないでしょう。まだ寝室へ向かわせていない一機をそれらしく繕えば、卿の目は誤魔化せます」


 少年は自信を見せて、ニコリと微笑む。

 元より『それらしく』振る舞わせさえすれば、普通の人間と現行の《機甲人形オートマタ》、とりわけ高級機ハイエンドとの区別など、ワドナー卿につくはずもない――現に、のだから。


「……重ね重ね、旦那様がご迷惑を」


「いいえ家令どの、どうかお顔を上げてください。我々はあくまで、の関係なのですから」


 少年は老いた家令の前に立ち、そっと肩に手を置いて。憔悴と慙愧に落ちくぼんだ老家令の顔を上げさせた。

 無垢とすらいえるほどの輝く笑みで、老家令を励ます少年は――そのとき老人の瞳によぎった打算の色を、見逃していなかった。


 ――ルクテシア南方の伯領、ミスグリム。

 そのはずれもはずれの森の只中にぽつんとたたずむ、一軒の隠れ屋敷。

 没落の象徴のようなこの屋敷にまで、長く仕えたワドナー卿へ従ってきた抜け殻のような老家令もまた、今の主人に最後の見切りをつけようとしている。


「申し訳ありません。わたくしは旦那さまのお酒の支度に行かねばなりませんので」


「ええ、行ってさしあげてください。この部屋の片付けは私達がしておきます」


「客人である貴方様方に、そのようなことまで――」


「貴方までワドナー卿の勘気かんきを買ってしまったのは、私達の落ち度に端を発することです。むしろお詫びとは、私から貴方へしなければならないことだ」


 憔悴に落ちくぼんだ老家令の目が、少年の笑顔を探るように伺う。


「家令どのにはこれまで多くのお力添えをいただいてきました。もし我々でご恩返しできることがあるなら、どうか何でも仰ってください。必ず力になります」


「…………ありがとうございます。では、わたくしはこれで」


 声音に謝意を滲ませ、面を伏せて。

 老家令が支度のためその場を去ると、暗い部屋には少年と少女だけが残される。


 少女が、じとりと彼を見た。


「続けるの?」


「エスメラルダ・ナテル特務曹は続行を求めている。現状の人員と配置で、トリンデン卿の暗殺は十分に可能であるとね」


「その報告、ほんとうにまともに受け取っていいのかねぇ。ボクに言わせればあの女、間違いなく私情で狂ったの類だよ?」


「アーリィ」


「だいたい、ここから盤面を引っ繰り返すなんてどたい無理! 明日か明後日には正義の冒険者サマがやってきて、はい悪の貴族はおしまいチェックメイトってね!――今のボク達は、どうやって痕跡を消しながら撤退するかを考えなきゃいけない、既にそうした局面にいる」


「アーリィ・ザイフェルト」


 遠慮なくまくしたてる少女の弁が、ぴたりと止む。


「アーリィ・ザイフェルト。君はだ?」


「……ボク?」


「そう。君はだ――アーリィ・ザイフェルト」


「…………ボクは」


 忌々しく唇を尖らせて、アーリィは唸る。


「ボクは――GTVM824-LⅨ、《L-Ⅸ》アーリィ・ザイフェルト。《人形工匠マエストロ》ヴァーベインと第八工廠の手により生み落とされた、Lナンバーのだ」


「そう、我が祖国ガルク・トゥバスの《人形》技術、その精華たるひとつ。Lナンバーとして世に送り出された、現行機の最高峰、その一機。それが君だ、アーリィ」


 少年はニコリと、屈託のない微笑みを拡げる。

 それはたとえば、どこかの学び舎できかん気の上級生へ穏やかに言って聞かせる後輩のような、そうした類の温和さだった。

 夜と陰謀に包まれた邸宅の闇においては、あまりにも不釣り合いな、


「その君ならば分かるはずだ。君の上官は、その程度の見切りもつかないような愚鈍であるか?」


「…………ごめん。オブシディアン」


「いいよ。きみがわかってくれたならそれで」


 少年は真実それ以上を気にする素振りもなく、ただただ安堵の気配を覗かせる。


「撤退の準備は既に進めさせている。痕跡を消す用意もね。けれど、ナテル特務曹を退かせるのはだ」


「暗殺の失敗、それが見えきったこの状況でかい? あのオジサンだってただの無能じゃないんだし、つまりその手から二十年間逃げ切って、逆にこうして彼を追い詰めてみせた程度には、フレデリク・ロードリアンもその周囲もできる連中だ」


 自分達がワドナー卿と接触した頃には、すでに彼は追い込まれつつあった。

 だからこそ、自分たちのような胡乱な外国の輩と、軽々に手を結ぶにまで至った訳だが。


「しかも、仮に運よく成功したところでワドナー卿には先がない。つまりはボク達の得もない。違うかい?」


 ワドナー卿を取り巻く状況は既に、フレデリク・ロードリアン一人を消せばどうこうなるという域をとうに越えてしまっている。

 彼が長年ひそかに手を染めていた、危険な魔物の密輸――及び、それ以外の複数の悪行は既にその証拠を掴まれ、このルクテシアで最優とも賞される冒険者パーティの追跡を受けている。


 彼がこの隠れ屋敷にごく限られた侍従だけを連れて引きこもっているのは、既にその悪の一切合切いっさいがっさいが暴かれ、領都の屋敷にいることすらできなくなったからだ。

 そうまでした落ち延びたこの屋敷すら、まったく安全ではない。かの冒険者達は遠からず、どころか明日明後日のうちにはこの隠れ屋敷へ到達し、哀れなるダモット・マクベインを法の裁きのもとへ引っ立ててゆくだろう。


 彼が犯した罪の数を思えば、たとえ貴族とて――むしろ貴族なればこそ、極刑は免れえない。

 ワドナー卿はそれを理解している。

 理解しているからこそ酒に溺れ、大言を吐き、女に縋る。


「我々は、貴族のお家騒動のためにいる訳ではないんだよ。アーリィ」


「はぁ? そんなのボクだってわかってるさ。バカにしてるのかい!?」


 何様のつもりだ、といわんばかりのじとりとした半眼で、アーリィは腰に手を当てて憤慨を訴える。


「ボク達はのためここにいる。それは事の大前提だ!」


「アーリィ、声が大きい」


 少年はくすくすと笑う。窘める言葉には、憤慨するアーリィを軽やかに茶化す気配があった。


「そう、我々は外交のためここにいる。ゆえにが伏せ札を残しているであろう現状、今の段階で彼女達を退かせるという手はない」


「……メンドクサぁ」


 げっそりとぼやくアーリィ。少年は、ふふっと小さく噴き出した。


「その面倒くささを解きほぐすのが特務の職責、特務の存在意義――僕達に課せられた任務オーダーということだよ、アーリィ・ザイフェルト」


 少年の気取った物言いに。

 アーリィは《人形》らしくもない、まるで口の中にすっぱいものを詰め込まれでもしたような渋面で、低く不服げに唸るのだった。

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