49.《放蕩貴族》とゆく! 諸王立冒険者連盟機構です!・④


 《雷光の騎士》シオン・ウィナザード

 《魔女》フリス・ホーエンペルタ

 獣人族の剣士ビアンカ・レオハルト

 森妖精エルフの精霊魔術士ジーナス・エリク

 黒衣の旅神官ロニオン・クレンダール


 当世に名高き五人、不世出の冒険者たる彼らの冒険譚は世に数多あり、また数知れぬ吟遊詩人によって歌われて久しい。


 それはたとえば、呪われし《蛇の魔剣》を巡る、黒衣の剣士ダ・ニールとの決闘。

 あるいは、《真人》たちの時代から生き続ける古き竜、《カナーンの天空竜》への謁見。


 中でもあまねく《多島海アースシー》に知られる冒険と言えば、東の海より嵐をまとって現れた天災がごとき暴悪の化身――《果てなる海の嵐竜》の討伐であろうか。

 

 そんな、彼らにまつわる冒険譚のひとつに、『凪の船を巡るみっつの物語』がある。


 《多島海》の東の果てにあるという、一年中やむことのない嵐に囲まれた《孤立の島》。

 《魔女》フリスが抱えていたある目的のため、その島へと渡るべく一行が求めたのが――あらゆる風と波を鎮め、無風の湖面のごとくすると伝えられる、いにしえからの遺産。

 即ち、《凪の船》である。


 凪の船を求め、《真人》の迷宮たる《海に眠る蒼石の洞窟》へ挑むシオン達。

 同じく《凪の船》を手中におさめんともくろみ、手勢を率いて遺跡に現れた悪徳貴族バーモン卿との遭遇、そして戦い!


 バーモン卿の切り札たる無敗の傭兵、謎多くもいと高名なる黒剣士ダ・ニール!

 崩壊の時が迫る遺跡の中で繰り広げられる、ダ・ニールとシオンの一騎討ち!


 遂に遺跡の最奥に眠る《凪の船》を手にしたシオン達は敵であったバーモン卿とその部下たちも船へと乗せ、崩壊をはじめた遺跡から脱出を試みる!


 降りそそぐ天井! 崩れゆく壁!

 疾走する船の舵を切って崩落する遺跡の残骸を潜り抜け、あるいは魔女フリスと森妖精エルフジーナスの魔術でもってこれを退けながら!


 《凪の船》は間一髪、崩壊する遺跡を抜けて無風の海へと漕ぎ出した――!



 ……東の海から登る朝日が、冒険者達の勝利を祝福していた。

 そして、かろうじて命を拾ったバーモン卿とその部下はシオン達の手でこれまでの悪事を暴かれ、陸へ戻って程なく官憲に御用となった……!


 これにて一件落着。めでたしめでたし!


 だが!


 戦いは、まだ終わってなどいなかった……!


 シオン達の手助けを拒み、一人崩壊する遺跡の中へと姿を消した黒剣士ダ・ニール!


 一対一の決闘に敗れ、『無敗』の栄誉を喪った黒剣士――

 彼は、無残にも傷つけられた栄誉の輝きを再び自らの頭上へ取り戻すべく、凪の船で次なる冒険へ向かわんとする《渡り鳥》達の航跡を追っていたのだ……!


 ――次回へ続く!!!



「……と、まあこのような筋書きの物語が、世には伝えられている訳だな」


 馬車の中。

 コートフェルへと向かう箱馬車はほとんど揺れることもなく、また七人で乗ってもまだ余裕があるくらい広々としていた。

 御者席にはトリンデン家の執事であるパーシュバルと、護衛の騎士たるトーマの二人が座り、ガラスを嵌めた窓越しにその後頭部だけを伺うことができた。


 トリンデン卿の左右に、ぼーっと窓の外を見ているリテークと、公爵の隣に座ることへの緊張でか顔色が真っ青のユーティス。

 トリンデン卿とほぼ向かい合う位置にランディが座り、その隣にユイリィ。


 ランディを挟んでユイリィの反対側に、同情の滲む面持ちでユーティスの様子を伺っているラフィ。

 ラフィのさらに隣の窓際にはエイミーが座り、大きなどんぐり眼をキラキラ輝かせながら、膝の上でまるくなっているクゥの背中を撫でていた。


 そんな車中でトリンデン卿が調子よく語ってみせたのが、《凪の船》を巡るみっつの冒険。その第一幕であった。


 この後もなんやかや続きがあって、航海に備えた装備を整えようとルクテシア東部で最大の港湾都市スカヴィーサイドへ向かったり、港に着いた一行がとあるスリの少女との出会いをきっかけに新たな事件へ巻き込まれたり、夜の歓楽街で因縁をつけられてカジノの胴元とポーカー勝負をすることになったり、さらにはダ・ニールの甘言にそそのかされた海賊が《凪の船》を略奪せんとスカヴィーサイドの港を襲いにきたり、スカヴィーサイド警衛兵団の総力を上げた迎撃戦に加わったシオン達一行が再び姿を現したダ・ニールと二度目の血戦を繰り広げたりと、なんやかんや血沸き肉躍るエピソードが山盛りに盛られているのだだけどそのあたりはぜんぶ省略。


「懐かしい物語であることだ……彼らと共に駆け抜けた冒険の日々は、我が人生において最も輝きを放つかけがえのない一時なのだ」


 トリンデン卿はうっとりとひとりごちた。

 だが、吟遊詩人が歌い継ぐ英雄譚と、ランディが夜眠る時にシオンから聞かせてもらったおはなしとでは、一つだけ大きな違いがある。


 それは、レドと名乗る一人の若者――あるちいさな港町の造船所で船大工の下働きをしていた、自らを《放蕩貴族》と称する青年の存在である。


 『さる高名な家柄の御落胤ごらくいん』を自称する彼は、凪の船が眠る《海に眠る蒼石の洞窟》――絶壁の崖下に開いた海食洞をその入り口とし、ゆえに船なしでは決して到達できない遺跡への足を求めて港をあたっていたシオン達の前に、突如として現れる。


 困惑するシオン達に自らの名を名乗ったレドは、『遺跡』への同行を認めることを交換条件に、船の調達を約束するのだ。


 約束は果たされた。

 レド青年は勤め先の船大工の親方を瞬く間に口説き落とし、遺跡へ渡るための一隻の船を調達してみせたのである。


『けど、その船ってのがろくに海にも浮きやしない、どてっ腹に大穴が開いたとんでもないぼろ船でな。まともに航海できる状態にするだけで一苦労だったんだ……ジーナスやビアンカはぶうぶう文句言ってたよ』


 ――と。そのあたりの事情を話すシオンの語り口は、笑うしかないといった風の苦笑混じりのものだった。


「船はひとつの家であり、船乗りはひとつの家族だともいう。あのとき、ひとつの船で共に漕ぎ出した私達六人は、確かに心を結んだ家族だったのだ……」


 とはいえ、修理に使う資材の類もレドの交渉術――シオンに言わせると、馴れ馴れしさと口八丁――で港の方々から集めていたし、滞在中の宿も、顔の広い彼の伝手を頼りに安くてきれいな宿屋に寝起きすることができた。


 なので、実のところ――普通に船を借りるのに比べたら、金銭的には遥かに安く上がってはいる。


 そうした意味において、その頃ようやっと駆け出しの領域を脱出したばかりの、冒険者として真っ当に稼げるようになったばかりだったシオン達にとって、彼の協力は確かにありがたいものではあったのだ。


 ――が、


「にいちゃんたちが胴元さんとポーカー勝負することになったの、レドさんがカジノで大負けしたせいだって聞いたんですけど。それ、ほんとのおはなしなんですか?」


「え、なにそれランディ。あれってそういうお話だったの!?」


 冒険の中でシオン達が巻き込まれた、ポーカー勝負の経緯についてだが。


 吟遊詩人の歌だとどうにもはっきりしないというか、なんだか急に因縁をつけられてポーカー勝負をすることになるという、子供からしても子供だましもいいところのきわめて不自然な流れなのである。


「はっはっはっはっは! いやいや、はっはっはっはっはっははは!!」


 トリンデン卿は大笑した。


「うむ! 確かにそんなこともあったような気はしないでもない!!」


「ええー……」


 本当だったらしい。

 ランディはシオンが遠い目でぼやいていたのを思い出した。


 そう――

 シオンが語るところの《放蕩貴族》レドとは、凪の船を巡るみっつの冒険における一行の水先案内人にしてムードメーカー。


 そして同時に、一切フォローのしようがない、はた迷惑きわまるトラブルメーカーであったのだ。


 そのトラブルメーカーぶりがいかなるものだったかは――物語のクライマックスである《海に眠る蒼石の洞窟》の崩落が、彼がうっかり起動させてしまった遺跡の自壊トラップによるものだったという一事からだけでも、推して知れることであろう。


『勝手に歓楽街を遊び歩いて借金こさえてきたときは、ほんとにこいつどうしてやろうかと思ったんだよな……ジーナスなんか、もうアイツ見捨てようぜって本気の顔で言ってたし』


『でも、にいちゃんはポーカー勝負でレドさんのことたすけてあげたんだよね』


『ん? ああ、うん――ソウダヨ? まあ、フリスはさすがにレドを見捨ててくの躊躇ってたし、それに、仲間だし? やっぱりっていうか、そうなんだよな、フリスがそういう時に誰かを見捨てられないやつなの俺もわかってたし。それにレドは仲間だしな。うん』


『にいちゃんかっこいい!』


 やっぱりシオンにいちゃんは、正義の冒険者なんだ――たとえ自業自得のピンチだったとしても、正義の冒険者シオン・ウィナザードは窮地の仲間をぜったいに見捨てない!

 件の物語を聞いたとき、ランディはそんな優しく頼もしい兄への尊敬を新たにし、よりいっそう深くしたものだった。


「どうだろうランディ少年、聞かせてもらってもよいだろうか。シオンはあの冒険の日々を、弟である君にどのように語っていたか」


「えーと……」


 前に訊ねたことがあった。

 《放蕩貴族》レドは、フリス達四人以外ではじめて一緒に旅をした仲間で、そして一番最初に別れた仲間でもあったから。


『にいちゃん、おわかれの時さびしくなかった?』


『寂しくなかったと言ったら嘘になるな。レドには世話になったし、あいつとの冒険は楽しかったよ』


 ただ、と。

 シオンはちょっと形容しがたい複雑な顔をしながら、


『ただ……まあ、何ていうかな。あいつと一緒にいるとこう、騒がし過ぎるというか、余計な寄り道が増えすぎるというか。

 いや、振り返ってみるだけならいい思い出なんだけどそれはそれとして、また一緒に冒険したいかと言われると……別に嫌なわけじゃないんだけどな? 楽しかったし。ただ、命がいくつかっても足りないというか、厄介事が増えすぎるというか……うん……』


 シオンは言葉を濁し、それ以上を語らなかった。

 ランディもそれ以上を聞こうとはしなかった。


「ランディ少年?」


「シオンにいちゃんも、レドさんとの冒険は楽しかったってゆってました!」


「そうか! うむ、そうか!!」


 破顔一笑。

 ランディの言葉に、トリンデン卿は表情を輝かせる。


「うむ、うむ! やはりわが友にとってもあれらは良き日々であったということ――おお、我ら六人の仲間のみが共有する、《凪の船》を巡るあの素晴らしき冒険の日々よ!!」


 いくぶん表情筋が引き攣るのを感じながら、ランディは言葉を選んだ。

 いろいろと端折った。


 ちょっぴり胸が痛かったけど、でも、少なくとも、嘘はついていない。

 ……ついていない、はずだ。


「トリンデン卿」


 腕組みしながらうむうむと満足げに頷いているトリンデン卿に、ふとユイリィが話しかけた。

 それまでほとんど口を開かず聞き役に徹していた彼女の発言が意外だったのか、彼は「む」と軽く目を瞠った。


「何かな、お嬢さんレディ


「失礼を承知で質問申し上げます。あなたが此度こたび、《諸王立冒険者連盟機構》への迎えとしておいでくださった理由は、あなたが大切に想うシオン・ウィナザードらとの旧き友誼ゆうぎ、それゆえのことなのでしょうか」


 男は「ほぅ?」と唸り、力強い口元を笑みの形に吊り上げる。


お嬢さんレディ。既に貴女もご存知のことと思うが、私はコートフェルの長たる執政官だ。その地位は同時に、《諸王立冒険者連盟機構》コートフェル支部の重鎮達を束ねる支部長の席を兼ねるものでもある」


「レドさん、連盟のえらいひとなんだ!?」


 ランディが目を輝かせて、身を乗り出す。


「あ……そっか。シオンにいちゃんと冒険してたんだし、レドさんも冒険者なんだもんね! だから!」


「無論、少年が気付いた理由もあってのことだ。が――そも《王立冒険者連盟機構》とは、諸国の王権と、これら王家を仰ぐ諸侯の支援の下に組織されたものなのだ」


 ――実際のところ、ランディの発想は完全なる的外れだった。

 ただ、トリンデン卿はその間違いを指摘するのではなく、やんわりと舵を切り替える形で話の軌道を修正した。


 ユイリィはまつげの長い眦を細め、そんな青年貴族の真意を探るようにその表情を伺う。


「支部長などと大仰な冠をいただいてはいるが、私の立場とはいわば名誉職のそれに過ぎない。数多ある素晴らしき冒険者達と胸襟きょうきんを開いて語り合うようなこともない。だが――」


 トリンデン卿はランディ達を見渡し、片目を閉じてウインクの真似事をしてみせた。


「それゆえになすべき職責もある。たとえば、今日のように言祝ぐべき日にはね」


「この子達が『遺跡』を見つけたお祝いのために、この馬車を出してくださったと?」


 ユイリィは問いを重ねる。


「この馬車には公家の紋章がありました。つまりこれは連盟の馬車ではなく、あなたの家の持ち物です」


「然り。本来の連盟の予定に横車を押し、少年少女の出迎え役に手を挙げさせてもらった」


 トリンデン卿は首肯する。


「未知の『遺跡』を見つけ出した少年少女の冒険は、たたえるべき素晴らしいもの――私はそう感じた。ゆえに《王立冒険者連盟機構》コートフェル支部長の席を預かる者として、私は誰より先に、少年少女の輝かしい事績を讃える役目を得んと望んだのだ」


 だが、と。

 トリンデン卿は不意に逞しい眉をひそめ、細い目をさらに細めた。


「確かにそれは、シオンらとの友情を尊く思えばこそ。きわめて個人的な理由に基づく振る舞いであったことも認めねばなるまい。もとより我がトリンデン家は、先代の頃よりウィナザード家との縁が深い家でもある」


「うえぇ!?」


 思わず驚愕の声が出た。さっきからトリンデン卿には驚かされてばかりだ。

 そんなランディと、一様いちように驚いている子供たちの表情を面白がるような面持ちで見渡して、男は続ける。


「ランディ少年のご両親であるデルフィン・ウィナザードとエルナ・ウィナザードは、先代オルデリス公爵――即ち我が父と親交篤かった冒険者だ。

 彼らは我が父からの仕事を幾度となく果たし、ゆえに我がトリンデン家もまた彼らのため、求められれば必要な便宜をはかってきた。そう――」


 男の目が、ユイリィを捉える。

 一瞬――獲物を定める隼のような鋭さが、その逞しい面に閃いた。


「ゆえに私は、君ののことも存じているよ、レディ。いやさ、GTMM014-LⅩ――ガルク・トゥバス史上最高の人形師と名高き《人形工匠マエストロ》マードックがこの世に送り出した最後にして最高の一機。L-Ⅹ《ユイリィ・クォーツ》、貴女のこともね」


「わたし……?」


 ユイリィはたじろいだように、継ぐべき言葉を見失う。

 人の感情として言い表すならば、それは意識の外から立ち現れた新たな事実に対する同様――あるいは、戸惑いだった。


「そう。貴女の御爺様がいかなる立場であらせられたか。故国において至尊の地位にあった人形師が、何故なにゆえに故国どころか《大陸》からすら離れたこの《多島海アースシー》を旅する立場にあられたか。私はそれを存じているのです、ユイリィ・クォーツ」


 深い同情に満ちた声音で、公爵は切々と語った。

 だが、それは――聞くものが聞けばそれはそうと分かる。


 それは底冷えするように硬質の、ユイリィの理解をためのことばだった。


「我々がかのおきなのためにしてさしあげられることは多くあった。ゆえにトリンデン家は長きにわたる友誼に応え、友のためそれを果たした」


 不意に。

 がたん、と大きく揺れて、馬車が止まる。

 窓の外を見れば、そこにはコートフェルの市街を囲う市壁がそびえていた。


「おおっと! どうやらコートフェルの市門に到着したようだ」


「待って……あなたは、おじーちゃんの」


 一体、何を知って


「ユイリィ・クォーツ。このお話の続きは、いずれ然るべき時にまた」


 腰を上げ、御者が開けた扉から馬車を降りる間際。

 ふと背中越しにユイリィを見遣って、男は言った。


「どうも今日の私は、興に乗るあまり口が軽くなりすぎたようです。しかし今日はめでたき日、少年少女の事績を讃える素晴らしきハレの日だ」


 じっと見返すユイリィから視線を外すことなく、力強い眦を細めて、


「これより先、コートフェルでの我らはただそれのみのために。共に心を尽くそうではありませんか、ユイリィ・クォーツ」


「…………そう、だね」


 ユイリィは応じた。

 にこりと花のような笑みを広げ、少女は失敗を誤魔化すような明るく笑い飛ばす声で言った。


「うん、そうだね。公爵さんの言うとおり! ユイリィうっかりしちゃうとこだったよ、ごめんなさい!」


「なんの、私の方こそ申し訳ない! どうも私は昔から目の前の興に夢中になりすぎる男で――家の者からもよく𠮟られるのです。先ほどのようにね!」


 逞しい口の端を吊り上げ、深く微笑み。


「私は通行の手続きをして参ります! 皆様はどうか、このままおくつろぎを」


 トリンデン卿はランディ達を残して、馬車を降りた。

 そして、御者を務める従者を引き連れ、力強い足取りでコートフェルの市門へと歩いていった。


 ユイリィは手を振って、その背を見送り――


 ――ランディはそうした少女の横顔を、訝る面持ちでじっと見上げていた。


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※シオンの「正義の冒険者」成分は、おおむねフリスとランディの存在によって担保されています。

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