応援コメント

30.《すべてのひとの、幸いと可能性のために》・⑥」への応援コメント

  • なるほど色々と腑に落ちました。シオンの行動が。

    RPGとかラノベだと、冒険に出ずずっと街にいるなんて考えられませんが、現実的にはそれは特殊なことであり、同じ街で日々同じことして暮らしていくのが安心で幸せですからね。

    そしてユイリィちゃん、怒るだなんてとにかく人間的ですね。強く優しいし、身体は自己修復するし、喜怒哀楽はあるし、とにかく精巧過ぎる。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    シオンの葛藤だったり、どこかユイリィを突き放し気味だった理由だったり、うまく伝わっていれば幸いなことです。
    煎じ詰めればシオンが「恩人」であるはずのユイリィを信用しきっていなかったのは、「両親から遣わされた存在だから」という一点の引っ掛かりを解消できなかったからなのですね。

    そしてユイリィ、怒ります。人形だけどお姉ちゃんです。
    「機械仕掛けの人形少女」というふれこみの子ですが、やっぱり人間っぽい子ですよねぇ。ユイリィのようでない、この世界の標準的な《機甲人形》がどんなものか、というのもいずれ触れてみたいところです。
    この先ずっと話が続けば、そのうち「なぜゆりぃがそうなったのか」も触れられる機会もあるかなぁと思っています。
    引き続き、頑張ってゆきます!

    編集済
  • シオン兄ちゃん、なかなかデレてくれないガード固すぎるなぁと思っていたのですが、その理由が単なる過保護やランディちゃんのお兄ちゃんとしての義務感だけではなく、同じ思いをさせたくなかったという気持ちにグッと来ました。

    それはそうとして、ユイリィさんに剣の切っ先を突きつけたことはやりすぎぃ!と思ったので、ちゃんと謝れてよかったです。そしてユイリィさんも怒っちゃうんですねえ。いや怒って当然です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    お察しの通りシオンの動機は、弟だけは自分が遭ったような目にあわせたくないというのがその根底にありました。ユイリィに対してガードが堅かったのも、その事態を招きかねない存在=両親を介して送り込まれた何某であったから、というのがその理由でした。

    とはいえ実際シオンの行動は怒られて然るべきアレなので、ユイリィだって怒りますよね。
    ランディに対しては割と優しいお兄ちゃんないし保護者してるかもしれない彼ですが、振り返ってみるとデリケートな部分に触れられたときの喧嘩っ早さがえらいことなので、こうしてきちんと怒られたのを機にちゃんと落ち着いてもらうくらいがちょうどいいのかもしれません。彼は。

    編集済
  • 人形としての使命と感情の狭間で行き来しつつユイリィが語ってる感じがいいですねー

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ユイリィ、ここだけ負の感情(※怒)が剥き出しなのでよっぽど腹に据えかねたというのもあり、一方でシオンの事情を理解してしまったというのもありで、複雑だったのだと思います。
    機械仕掛けですが、ちゃんと感情(ないしは、それらしきもの)はある子なので…「いい」と思っていただけたの、嬉しいです。ありがたい。

    編集済