第三部の登場人物まとめ

※第三部のネタバレだらけです。閲覧にはご注意ください。


四魔神将よんましんしょうカヴォロス(宮木竜成みやぎ たつなり

 主人公。竜成が転生した姿にして、かつての魔王軍最強の男。

 シロッコとの戦いで命の危機に瀕したが、ララの犠牲により復活を果たした。復活に際し能力が向上し、背に翼を展開することができるようになった。

 赤羽サツキからもらった鎧は、着用者の身体機能と同等の性質を得る特徴を持つ魔術兵装『王竜剣』。魔力を注ぎ込むことにより、対城兵器へと姿を変える能力を持つ。これにより、巨大化した怪物を撃ち倒すことに成功した。

 なお、察しの悪さは鋼級。


天海結花あまみ ゆか

 今代の勇者。先代勇者であるララファエルの人格は消えることとなったが、彼女が与えた影響からか、竜成がよく見知っている落ち着きを見せるようになった。


四魔神将アヴェンシル

 魔王軍の紅一点である氷姫。ララファエルとの決闘で、自身の魔力を利用され永久氷棺に封じ込められていた。

 ダルファザルクの手により復活を果たし、里の危機へと参じた。ダルファザルクに比肩するほどの強大な魔力を持ち、冷気を自在に操る。

 少女の姿をしているが、数百年を生きる生粋の魔族である。ちなみに酒豪。


魔王ダルファザルク

 カヴォロスたちのかつての主君。これまではエルクの中で眠りに就いていたが、自身の意志で表出することが可能になり、アヴェンシル復活のためにその力を振るった。

 現在はエルクの中で、再び深い眠りに就いている。その魔力が回復するまでは、再び姿を見せることはないだろう。


聖騎士エルク

 ダルファザルクの子孫にして生まれ変わりである、金髪の美丈夫。アヴェンシル復活にダルファザルクの力が必要不可欠であったため、死の山を登るカヴォロスたちに同行した。


騎士団員ベルカ

 エルクの小姓を務める少年。そのハイスペックさを遺憾なく発揮した。

 実の両親は既に亡くなっており、孤児として森で暮らしていたことから狩人としての高い能力を得たようだ。


魔狼族の里長デトリクス

 現在の魔狼族の里にて、里長を務めている女性。かつてのアヴェンシルの側近であり、彼女の言に従い、里を守ってきた。

 普段は非常に訛りの強い喋り方をする。魔狼族独特の訛りのようだが、竜成たちには東北弁のような喋り方に聞こえる。


里の民グルジファルド

 魔狼族の里で暮らしていた、魔窟族の男性。かつてのカヴォロスの部下でもある。


シロッコ

 『黒翼機関』のエキスパートを名乗る、東洋人然とした男。

 その実力はカヴォロスと痛み分けるほどであり、測り知れない。


勇者ララファエル・オルグラッド

 先代勇者。彼女の提案により、カヴォロスたちは死の山を登ることとなった。

 死に瀕したカヴォロスを救うため、結花にその力のすべてを託して消えた。

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