第二部の登場人物まとめ

※第二部のネタバレだらけです。閲覧にはご注意ください。


宮木竜成みやぎ たつなり

 主人公。サークルの飲み会で酔い潰れてカヴォロスに転生したはずの大学生。

 ごくごく普通の現代人であり、もちろん戦闘能力は皆無。

 カヴォロスが聖剣によって浄化され転生した姿であり、彼が昏睡状態に陥ったため、再びカヴォロスとして転生した。

 輪廻の境界にて、カヴォロスとして戦うことを選ぶ。


四魔神将よんましんしょうカヴォロス

 主人公の現在の姿。

 王都では素顔を隠す為に漆黒の鎧に身を包んだ。この鎧には何やら隠された機能があるようだ。


天海結花あまみ ゆか

 今代の勇者。先代勇者ララファエル・オルグラッドの子孫にして生まれ変わりなのだが、現在は彼女の人格は分離しており、二重人格のような状態になっている。

 聖剣の勇者であるはずの自分の力不足を嘆くが、第二部ラストには覚醒の予兆を示した。


聖騎士エルク

 魔王ダルファザルクの子孫であり、その生まれ変わりであることが判明した聖騎士。現在、ダルファザルクの人格は彼の奥深くで眠りについているようだ。

 カヴォロス(竜成)とは友人関係となるが、女王エレイシアの手によりぶつかり合うこととなった。

 洗脳が解けると、カヴォロスとともに王都を後にした。


四魔神将デビュルポーン

 カヴォロスと並ぶ四魔神将の一角であり、魔王軍最速の男。

 褐色肌の優男だが、中身はくたびれた中年感が拭えない。

 持ち前の素早さを活かし、短剣ダガーの二刀流で戦う。魔王軍内においては斥候・暗殺で名を馳せた。


聖騎士ボルドー

 カヴォロスに模擬戦を挑んだ聖騎士。

 豪胆で男気に溢れる大男であり、そんな自身よりはるかに巨大な戦斧を軽々と操る膂力を誇る。


聖騎士ミハイル

 エルクの同僚である聖騎士。

 カヴォロスたちを王城に案内する役目を担った。

 どうやら聖騎士以外に別の顔があるようだが……?


女王エレイシア

 アルド王国の現王。

 魔族の子孫に対する差別に胸を痛める善王であるはずだったが、カヴォロスたちの登城に際し突如乱心。聖騎士たちを意のままに操り、王都を火の海に沈めた。

 魔術師としても高い実力を持ち、聖騎士たちを魔術で操った上、王都を囲むほどの炎を発生させた。しかし、どうやらその代償は少なくはないようだ。


勇者ララファエル・オルグラッド

 先代勇者。愛称はララ。

 現在は結花の中で第二の人格として存在している。彼女の言によれば、いずれ融和してカヴォロスと竜成のような状態になるらしい。


樹理じゅり

 サツキの娘。彼女の手伝いをしているようだ。見た目の年齢は高校生くらい。


赤羽あかばねサツキ

 常に喪服用のドレスに身を包んだ妙齢の美女。

 その正体は輪廻の境界を管理する魔女であり、純然たる魔法使い。

 アルド王国へ帰還する前のカヴォロスに魔術の指南をしたほか、ララにとっては戦友であり魔術の師であるという。

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