解りにくかった戦国中期の加賀越中にスポットを当てた金字塔となる作品!

素晴らしいですね!!!
なにせ戦国時代の加越能三国は地味というか、スポットライトが当たりにくく読める資料と言っても在野史家研究がメインなので、ここを舞台に作品を書くという難問によくぞ挑戦してくだされた(偉そう)と思うと泪が止まりませぬ…。
読み手側も「富樫」と聞いたところで歴史ファンと云えども浮かぶのは源平合戦の安宅関のくだり(フィクションですが)や「百姓の持ちたる国」の言葉で片付けられる一向一揆に追い出された人でしょ?位なもので…。
小島職鎮も信長の野望で上杉、本願寺でやった人ならギリ知ってるかも(神保を出さないところがミソ)レベルの人ですが、上杉・武田の代理戦争で混沌としていた越中のキーパーソンになる人物で、でも資料がすくな(ry
『八曜の旗印 加賀守護三男転生記』で加越能を取り扱うために読者への啓蒙は必須でしたでしょうし、これは読んでおくべきでしょうね!続きを楽しみにしております!がんばってください!