2024年4月26日 ラノベ安すぎではと続・大量絶滅
【ラノベ安すぎでは】
昨日は十文字青先生の『灰と幻想のグリムガル』第20巻を購入しまして、本体価格700円にビックリしたのであります。
今まで19冊も買っていたのに、お値段を全然見ていなかった自分にもビックリですが。
ちなみに同じライトノベルでも西尾維新先生の物語シリーズで一番新しい戦物語は本体価格1350円です。
出版社とか装丁の違いとかかな。
そんなところから、昨日X/Twitterで呟いた通り、どんな無名の作家さんの無名な作品でも、必ず3千部は印刷するそうなので、仮に印税10%で計算したとすると、一生懸命書いた作家さんに入るお金が21万円というは、なんか夢がないなあと思いました。もちろんヒットして2刷り、3刷りとなればどんどん増えていくわけですが。
よく知らないんですけど、他に原稿料とかもらえたりするんですかね?
そういうわけで、この仮の条件が本体価格700円じゃなくて、本体価格1350円だったら40万5千円になるので、ラノベの価格はもう少し上げてもいいんじゃないかなと思いました。
ちなみに印税率が5%とかの条件もあるわけで、そうなると初版で終わった作品の、作者に入るお金ってかなり少なくなってしまうんだなあ。
【続・大量絶滅】
あ、先に言っておくと別に流行り物WEB小説の上下優劣についての話じゃないですよ。ただの流行の栄枯盛衰の話です。
昨日の大量絶滅のことを書こうとしたけど、あのとき何を考えていたのか忘れてしまったし、メモを取り忘れてしまったので復元不可能です。
出版社もお金を稼がないといけない上に本体価格700円では余力もなく、結局、小説投稿サイトで大人気になっている流行り物作品を「刈り取って」いくようになってしまっているんだろうなと、本体価格700円と某プロ作家先生のX/Twitterを見て思った次第。ちなみに某プロ作家先生は、「今のラノベ出版社は作家を育てずに
小説投稿サイトで大人気の作品を書籍化するけど作家は育てないから、次の作家がいない。
流行り物だけに流行が終わればあっという間に廃れてしまう。
大人気作品を出版するだけでは、次を見つけられる編集者の育成も難しいから出版社も危うい。
そして、大量絶滅に至る、とそういうことなのかなと、個人の感想でした。
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