2023年8月14日 頭痛が痛いとRTAと日本の戦国時代の話

【頭痛が痛い】

 台風が近いせいか、本日は頭痛が痛いのであります。風なら頭を冷やせば楽になったり、熱中症なら涼しいところに居ればいいのでありますが、気圧の関係だと気圧室でも作らないと無理っぽいのであります。


【RTA】

 最近目にするRTAって何だろうと思って前に調べたらReal Time Attackの略らしい。

 TVゲームなどの早解きの時間をプレイヤーがトイレや入浴やご飯などを食べる時間も含めて、どれだけ早くできるか、というものらしい。

 そうなると最近、そうじゃないタイムアタックまでRTAと称するきらいにあるのが気になってくるわけで、RTAの意味も言葉から離れて変容していくのだなと思うなどした。


【日本の戦国時代の話】

 信長の野望と戦国時代大好きマンです。

 信長の野望を遊んで、こんな人いたんだあと思って調べると、戦国時代がどういう時代だったのか分かったりして面白いのです。

 そんなこんなで戦国時代ネタを今日は二つほど。


 一つ目。

 ガチで領土拡大したい人は一部だけだった。(個人の感想です。)

 領土の安定経営をするにはどうすればいいのか、という観点と仏教的な価値観があいまって、安定して戦が少なくなればそこで落ち着く領主(大名、小名、地方豪族)と、戦は色々とよろしくないから、偉い人、強い人に守ってもらおうと考える領主が多かったんじゃないかと思ってます。

 あと、これは戦のときにもよく出てて、基本的に農民が動員されるので、色々な村同士の付き合いとか、殺し合いがしたくないとか、あるいは兵士を率いる人が、あとでごちゃごちゃ言われないように恩を売っておけとかなんとか、理由は分かりませんが、敵方に差し入れをして信長に怒られたとか言う話も残っておりますが、割と戦国時代にはそういうことが多かったみたいなので、やっぱり戦をしたい人は少なかったんだなあと思いました。


 二つ目。

 古い権威と地域の偉い人は大事にされてた。

 室町幕府も滅亡?するまでは尊重されていたのか、利用しようと思う人間が多かったのかで、地方の力を持っていたお役人(守護など)は攻められても降伏すれば命は取らないケースが結構多かった模様。一番偉い人で、足利義昭さんという将軍ご本人、今年の大河ドラマ関係だと、武田に滅ぼされて北条に身を寄せて、徳川家康を頼って、徳川幕府に公家対応のプロフェッショナルとして組み込まれた今川氏真(今川義元の跡継ぎ)さんなんかがおりますな。

 古い権威と言えばお寺や神社。これも基本的に友好的ならバンバン寄付したり再建してた。加賀、石山本願寺、長島の一向宗みたいに、団結して広範囲に活動されたらやべー、というのもあったのかも知れないけれど。石山本願寺も結局、攻め滅ぼさないで講和したし。

 あと朝廷。戦国大名たちは、ステータスにでもしようとしたのか、統治能力を失っていたにも関わらず、朝廷を滅ぼして俺が朝廷を作る! とか言う人はいなかった模様。というか、なんやかんやいって古い権威が大事にされていたので、官位が高い人にはそれだけで従う風潮があったのかも知れない。もう一つ言うと、戦国時代に室町幕府じゃなくて、朝廷が停戦命令を出したことがあったりして、領主たちは大人しく従っていたようです。

 朝廷関係で珍しいのは、土佐中村の一条家。摂関家の庶流だけど、荘園の強化を理由に土佐中村に在郷して、官位がめっちゃ高かったから四国でブイブイ言わせてたらしい。そんな公家ヤンキーも代を重ねるごとに没落して、官位も所領も従う領主も少なくなっていくわけですが、それでも結局、首は取られなかった。戦国時代にはそんなアグレッシブなお公家さんもいたんだねえ。

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