2022年11月12日 お礼とカクヨムの企画と児童文学と侍女&メイドと今週の執筆とレビューコメントを載せてみるその8

 今日は精神的にすこし余裕があるのでいつもより盛り沢山の内容でお届けします。


【お礼】

 昨日は「白い霧」に応援コメントを頂きました。

 ありがとうございました。


【カクヨムの企画】

 昨日から募集が始まったカクヨムの「【11/20(日)締切】教えて!あなたのイチオシレビュー!~泣ける「感動小説」まとめ~」企画。

https://kakuyomu.jp/info/entry/2022/11/11/100000


 折角なので「父の忘れ物」に頂いた感動・泣いた・泣ける系のレビューコメントを全部推薦、それから「ロング,ロングロングサマーナイト,グッデイ」に頂いたレビューコメントは3つ全て推薦しておきました。

 恐らく1000文字以上の長文レビューしか選ばれないとは思いますが、折角なので。


【児童文学】

 拙作「ロング,ロングロングサマーナイト,グッデイ」を何かの賞に応募できないかなと思っているんですが、カクヨム、小説家になろう、ノベルアッププラスでは今のところ児童文学系の賞は予定すらなさそう。

 で、アルファポリスを覗いてみたら、第15回絵本・児童書大賞っていうのやってました。第15回だから毎年開催なのかもしれない。そこで、気になるのは文字数。その賞に規定文字数はないのですが、一般的にどうなのかとGoogle先生に聞いてみたらどうも対象年齢に応じて1万文字単位でどんどん増えていくみたい。

 ふむぅ。小学生高学年向けと思っていたけど、かなり文字数が足りないな。


【侍女&メイド】

 時代や国によって仕事の内容などは異なりますが、拙作「転生のおと」と「紫黒の乙女」の世界では侍女とメイドは別物として設定しております。

 今風に言えば侍女は女性秘書。メイドは家政婦やお手伝いさん。現代の価値観ではどちらが格上などというのは不毛な話だけれども、中世的価値観ではたっとい者の側に仕えるのだから、教養やマナー、コミュニケーションに通じていなければならず、侍女の方が格上の存在として扱われていました。

 侍従(近侍、側付き)の女性版が侍女。そして、屋敷の家事・保全全般を取り仕切る執事とはまた別物。秘書課と総務課の違い。

 こんな設定でやっております。


【今週の執筆】

 プロットを少しだけ進めてみたり、短編を1作書いてみたりしましたが、新型コロナワクチンの副反応かたまたまぶつかったかの偏頭痛やらお掃除(暗殺任務じゃないよ)やらで全然進まなかった印象。

 一応、ストック1しかない「転生のおと」は頑張って1700文字書いたけど、1話分にはまだ足りない。

 ちなみに、ワクチン接種をして以来、左腕が疼くので、どうやら闇の力を注入されてしまった模様です。包帯を巻いて隠したり、ことあるごとに「左腕が……、暴走する!」とかたまに言っちゃう人になれたかも知れません。ハァハァ。


【レビューコメントを載せてみるその8】

 自発のレビューコメント練習企画のものが続いておりますので、例によって5件載せていきます。自発練習企画のは後2回くらいで終わるかも。いいねが1件もないレビューコメントは転記しておりません。


<構成>

*作品タイトル/作者名(敬称略)*

「レビュータイトル」

コメントレビュー本文

投稿日

作品URL

※なんか特記事項あったら※


*荒野に轍を求めて/和之*

「京都を舞台にした人間ドラマ」

【2022.08.24レビュー更新】

 最終話まで拝読しました。

 うだつの上がらない園芸店の社員・鹿能 光輝と、一代で財を成した商社会長・波多野の孫娘・波多野 希未子。

 この二人を中心として、波多野家に関わった人たちの心の移り変わりを、京の風情も時折織り交ぜながら描く人間ドラマ。

 文体はカクヨムでは余りお目にかかれない純文学そのものであり、想像力を存分に掻き立てられる。

 ライトノベルを読み慣れた読者層が多いこの場所でなければ、もっと評価されていただろうことは想像に難くない、人間臭さの溢れる作品。

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16817139554627889968

※コメントにもある通り、後日、完結まで読み進めてコメントを更新した作品です。★の数変更も書きましたがそれはここでは削除しました。純文学と言えばこうだよね、っていう文体の一つで書かれています。※



*カノン様は神童ですが、それが何か?/緋春*

「夢のような上流階級のお話 【裏資産家】って、何?」

 第2話【1】まで拝読しました。

 世界中の上流階級が欲しがるスーパーな執事とスーパーなメイドの二人が、元ホームレスの少女のために繰り広げるコメディ。

 練られた運びと巧みな文章によって、純粋に読書を楽しむことができる。

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16816927860720806517

※レビューコメントを更新しようと思ってリアタイ中。第6話〈終〉まで読んだ。ライトノベルと言えばこんな感じだよねっていう作品です。あと、カノン様かわいい。※



*成り代わりのファルニーゼ/可不可*

「脳筋女騎士とぶっきらぼうな"怪物"の本格ファンタジー」

 2022年10月7日レビュー更新

 2022年10月7日時点最新話の第240話まで拝読しました。


 落石に巻き込まれ仲間を失い、自身の命も失いかけた銀髪の脳筋女騎士アデランテ。

 しかし、神を名乗る謎の存在との取引に応じ、その身に不死の”怪物”ウーフニールを宿して一命をとりとめる。

 その後、二人は山賊の討伐、非人道的な地下施設の破壊などを経て徐々にお互いを分かりあい、そして謎の存在からも”依頼の達成”と共に”力”を与えられるが、それは代償を伴なうものだった――


 重厚な剣と魔法と怪物の本格アクションファンタジーながら、脳筋アデランテと理論派のウーフニールが掛け合う姿、個性的なわき役たち、そして謎の少女、何より前向きで折に触れて童話を持ち出すアデランテにより、暗く沈みがちな内容でありながらも、適度に読み易くなっており、しっかりとした文章力とストーリ構成からも書籍化されていてもおかしくはない作品だと個人的には思っています。


 テンプレ異世界ファンタジーを卒業して本格的なファンタジーを読みたい方にもオススメ。

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16816700427605798584

※これも後日、読み進めてレビューコメントを更新した作品。クオリティは高いと思うんだけど、なぜか評価が低い。あと、謎の少女かわいい。※



*アウラの息吹/歌川ピロシキ*

「不器用な大人の恋愛感」

 女性の不器用なドキドキ感と、男性の不器用な気遣いが伝わってきて、どうにももどかしくなってしまう

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16816927862753980356



*久々に実家に帰ったら、俺にはライオンの様に凶暴な義妹が出来ていました。父「ごめん、言うの忘れてた。俺再婚した^_^」俺「◯ね」〜彼女は心を開き始めたのか、撫でて欲しそうにこちらを見ている〜/ゆうらしあ*

「昔の彼女と、今の義妹と」

 第17話まで拝読しました。

 これから義妹の心がどんどん開かれていくんだろうなという展開。

 スタンダードなラノベの書き方で1話あたりの文字数も少ないので、肩の力を抜いて読むことができます。

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16816700426905298353



*忘れ去られた古時計/みれい*

「玄人感溢れ出る歯車屋さんの職人仕事」

 作業をしながらの依頼人との何気ない会話に、歯車屋の職人としての矜持と話芸が染み出ていて味わい深い

2022年5月22日

https://kakuyomu.jp/works/16817139554743263032

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