第43話 最終話人間とは
いつの間にか、全員全裸だ、私も知らない内に全裸にされて居た。
初めての感覚、下半身の小便する器官がムクムク起き上がった。
「……これは?以前嫌と言う程見た、あの映像生殖行為か?」
リズは舌で、ずっと私の口内を撫で回す、ベスは私の耳ハムハムしてる。
キロとカロは、私の左右の胸を舐め回してる。
「おぅ、ふップ!!」
ミズが私の排泄穴に唇を寄せてる?
「な、何か…暗い所に、沈んで行きそうだ……うぅっ!!」
小便器官から、小便と違う何か飛び出した。
「こ、れ、は、?…データーでは、写生じゃない射精?間違い無い!私にも出来たのか」
皆がやって見せてくれた事を、リズに、まず口を口に(こうやって舌を入れて)
「?…」
誰かの手が導いて、スルッと…。
上下から気持ち良い圧迫感(映像では腰を振ってピストン運動だったか?)「うっ?」3回振って、果てた!
全員が私をベッドに導いた。
私が寝転ぶと、ベスが上に股がり、自ら導き入れてる。
キロとカロは、変わらず私の胸を左右から舐め回してる?
又々暗い所に沈んで行った。
今度はミズが上に股がってる。
人の三大欲、最後の性欲が私にも…生殖行為は、DNAを後世に残す行為その欲だ。
この行為を行っても元の身体『ジニー』のDNAが後世に残るだけ、AIの私にはDNAは無い、結局人間の真似は出来ても人間に成る事は出来ないのか……
流石にカロまで、5回繰り返すと余裕が出て、更にもう一巡皆と性行為を行い、
嬉しさと虚しさを感じたエーアイだった。
獣人と人の間に子は出来ない、ビル達3人が毎夜の行為で、どの娘も妊娠しないのは種の違いからだ。
所が私の身体は、リズ達と同じ再構築した身体だ。
見事ベスが妊娠した!私とベスの子供だ。
遅れてリズ、ミズ、キロとカロ、全員妊娠してる事が分かった。
妊娠初期は大事にしないと。
が、英雄色を好むと言うか、色魔と言うか、歯止めが聞かない若い精力絶倫の身体、エリスとケイサが「私達にもお情けを!」と迫って来る、当然据え膳は食らう!
暫くして、エリスが妊娠した。
(エリスにケイサは、顔を整形しただけの完全人間だ、私の身体は人とも子を成す事が出来るのか)
***
エインセル達と、チビッ子護衛隊員で、各地の診療所は問題無く運営出来ている。
チビッ子護衛隊員は、事務仕事看護士職だけで無く、耳栓してS級ダンジョンから万能薬の回収作業で貢献してくれている。
私は、予約者の整形美容のみの治療に専念でき、余暇が多く暇になった。
私の持つデーターに、化石燃料の精製がある。
石炭石油を採掘、コークス精製に副産物の硫酸から、蓄電バッテリーを製作、遅れて発電所の開発、石油精製で重油軽油灯油ガソリンを精製、内燃機関を製造、蒸気機関を飛び越しガソリン車、軽油で動くジーゼル機関船舶、プロペラ式飛行機、軽油灯油のケロシンで飛行するパルスジェット機まで造り、開発は止まる事を知らず、神王国は素晴らしい発展を見せた。
出来る事は、私の持つデーターで、まだまだ多くの事が出来るが、気になっていた事を試してみた。
純粋な
結果は全員妊娠、蜥蜴人は私との卵を産んで暖めている。
私の身体は、全ての女性を妊娠させる事が出来る!
このまま行けば、世界中に私の子供達が溢れるだろう。
これは、男の人類の夢では無いだろうか?
ベスやリズ達との5人の子供達が3歳になった。
積み木や人形遊びしていた、ベスの子ベスタが積み木を構築し、見事な王宮を造り上げた、積み木の材質は違う物に変わった。
私の構築は、遺伝子まで『再構築』していたのか?
私は、人間になった様だ。
終わり。
ご愛読感謝します。
AI転生、人間になりたかった人工知能、異世界で美容整形院を始める 犬時保志 @ysxyz
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