第5話 獣耳娘量産
ギルマス室から出るのを、ビルとジャフが待っていた。
ピートは依頼で不在、二人に問い詰められた。
「二人の
「何をどうすれば、欠損狼人が美人さんになるんだ?」
⦅リズ、ベス、どうしよう!ビル達は誤魔化せないよ⦆
⦅ご主人様、この際可哀想な処分寸前の奴隷を、ビル達に購入させて、格安手数料取って、私達の様な獣人を量産すれば、私達が目立た無くなる⦆
「凄い!それで行こう!!」
「エーアイ?どうなった?」
「ビルとジャフ、奴隷購入のお世話になったお礼に、特別に魔法処理してあげる、欠損でも醜い傷痕も問題無く美女にしてあげるから、処分寸前の奴隷を格安で買って!大変だけど奴隷一人銀貨1枚で美女にしてあげる」
「よし!これから奴隷商に行くぞ!!二人いや三人奴隷を買うぞ!!」
「俺も三人買うぞ!ピートの奴悔し泣きするだろうな」
「もしピートが奴隷を買う事になれば、同じ様にお礼するよ」
ビルとジャフは、ニコニコ笑顔でリズにベスを見てる。
自分達も、美女奴隷が手に入ると思ってか、リズ達を見てはニコニコ笑顔で歩く速度が速い、私は小走りになった。
「おい、親父また来たぞ!!」
「これは、毎度ご贔屓に、有り難う御座います…本日も奴隷購入で御座いますか?」
「おう!処分品奴隷を買ってやる」
「全く売れる当ての無い…ゲフン…お買い得見切り品、お得な奴隷はこちらで御座います」
「店主、このチッコイのは?」「
「両手が無いこの子は、銀貨1枚で売らないか?」
「処分するにもお金が必用、昨日に続いてのご来店欲しい子が要れば無料で良いです、奴隷の首輪代としまして、銀貨1枚頂きますが」
結局見切り品奴隷の残り、
私は3人ビル達は4人ずつ、血の契約をし奴隷の首輪をそれぞれ嵌めて終了。
どこか目立たない所、奴隷は歩けない者も居る、奴隷商の親父リズとベスをチラチラ見てる。
おそらく、薄々気付いている様子『毒食らわば皿まで』だ、部屋を借り順に『再構築』を掛けて行く。
物凄い美女に変わった奴隷に、ビルとジャフは踊り狂って喜んだ。
私はシーツを3枚用意して来てる、裸の3人にシーツを巻き付け、
と思って見てると、堂々と全裸美女を引き連れ帰って行った。
公然猥褻罪ってこの世界には無いの?
私も帰ろうとしたが、当然親父に呼び止められた。
「お大尽様、女騎士の指を治して貰えませんか?金貨1枚支払ますです!」
「顔を美女に変えるのは、金貨3枚で請け負うが?」
「おっ!お願いしますです!!」
次から次と頼まれ、奴隷商の全女性30人を美女に変え、礼金金貨91枚貰って帰った。
「リズ、金貨100枚で何が買える?」
「100枚?王都に御屋敷が買えますよ、この町ならば金貨30枚で御殿が買えます」
「そうか……何れ何処か住み良い所に、皆で住める家を買うか」
「キロとカロそれにミズ、ここで動き易くて可愛い服を選んで、買ってあげる!」
「「「はい…」」」
「ん?何か?」
「いえ…ご主人様のリズとベスがあまりにも綺麗で、私ごときがご主人様の奴隷になって良いものか、悩んで居ります」
「そんな事か、帰って鏡を見ると良い、キロもカロもミズも跳びっきりの美人になってるぞ」
キロとカロは身長140センチ位、兔耳と可愛い尻尾、クリクリ愛らしい赤い瞳の超美少女だ。ミズは膝下両足欠損で、スリム体型に頑張って『再構築』したが、身長155センチ程に縮小してしまった、細面の美女にはなったが。
私の身長は、欠損部位が多かった為『再構築』後158センチしか無い。
身長はどうしようも無い、満足な健康な身体でよしとして欲しい。
それより、ミズとキロ、カロの冒険者登録、得意な戦い方に使い易い武器を聞かないと。
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