第2話 あらたな、自決の道を切り開くのだ!
さてさて、今日はネット連載の二日目だ。
わたし、は、今日は、朝の三時に起きて、秋葉原を徘徊した後、いま、渋谷のヒカリエにいる。
タリーズコーヒーだ。
ブルーベリーのケーキと本日のコーヒーが、わたし、の、ちょうしょく、で、遅めだ。
でも、美味しいよ?
みんな、も来たらどう?
ここは、wi-fiもあって、人も少なくて、広々としていて、とても、いいよ。
今日、ここへ、きた目的、それは何かって?
それはね、ここの、8階にある、渋谷○○書店に、お邪魔したいと思ってるのだ。
ここは、なかなか、面白そうだ。
なにが、って、わたし、の本を置くには、なかなか素晴らしいと思うのだ。
わたし、は、自分の書いた、ちゃんとした書物を、ここにおきたい。
タイトルは、自殺宣言。
その、題の示すとおり、そこには、わたしの命日、が刻まれている。
わたし、は宣言したのだ。
その、命の、さいごの日を。
みんなは、どうだろう? あなたの命は、そうやって消滅するつもり?
癌かな?
交通事故かな?
いっぱい偶然的な死はあるよね?
でも、わたし、は、偶然や奇跡が、大嫌いなのだ。
そんなものが、人生に必要かな?
幸運がいるかな?
こんな、なんでもない極小な人生に?
みんなの、その、命は、広大なのかな?
もう、ここでよそう。
わたしの、命の話なんて興味ないよね?
わたし、は、どうして死にたいのか、を語るのに遠回りをしすぎかな?
でも焦らないで。ちゃんとここには、その、死の種子が、ちゃあんとでているから。
さて、わたし、は、エスカレーターをのぼって、これから渋谷○○書店にいく。
みんなも、おすすめだから、ぜひ遊びに来てほしい。
ここには、たくさんの、未発見な本があるよ。
死の匂いは、ないけれど、ここには、死とは真逆の雰囲気がある。
死の真逆を、体験することは、死を体験することよりも重要だ。
そこに、差異の芽がある。
そこに、独自の道がある。
わたしの、死に方は、独自でなければならない。
まだ、誰も、体験していない、新たな精神性の、さいしょの発露でなければならない。
わたし、は、あらたな、自決の道を切り開くのだ!
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