第92話 恋の記憶力
離れゆく人に
離れゆく恋に
ずるずると
追い縋ろうとするのは
あたしの悪い癖
何度も繰り返したはずなのに
離れた気持ちが元に戻ることなんて
無い、と
もう
知っているはずでしょう
それなのに
それなのに
恋は
どうしてこんなに
周りを見えなくさせるの
どうしてこんなに
学んだことを忘れさせるの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます