素晴らしかった

物語であるからこそ、諦めるのではなく、添い遂げてほしい。それが叶えられている作品でした。
血縁、年齢、身分、そんなのどうでもいいじゃん。
そこに気持ちがあるならオールOK。諦める事無く全部面倒見ちゃえよ。
主人公以外とくっつくくらいなら、全部主人公とくっつけちゃえよ、物語なんだし。(一部例外あり)

まぁ、冗談はさて置き、ヒロイン視点でも書かれているので、主人公に対する気持ちや、その気持ちの移り変わり等がわかって、凄く感情移入出来ました。
数が多いので、掘り下げられないキャラもボチボチいますけど。でも、他の登場人物とくっつくくらいなら、主人公と幸せに暮らしましたとさ。だけでもいいかな?(個人的主観です)

脳筋キャラ共はかなりウザかったり、イライラさせられたりもしましたけど、ほとんどのキャラは凄く魅力的でした。

まぁ、原作主人公はウザいまま退場させて、主人公がその役割を担えばいいじゃん。とは何度も思いました。だって下準備は全部主人公、結果だけ原作主人公なんですもん。色々考え無し過ぎる行動するし、なんだかなぁって。
ただ、女性関係に嫉妬とかしない点だけは凄く評価できたぞ、原作主人公!

なにはともあれ、構成の仕方は自分好みな点が多く素晴らしい作品でした。