第6話 江戸の栄華を伝える廻船問屋


新潟の街は大きな戦災をうけていません。

江戸末期から明治の初めにかけての建築物もしっかり残っています。


北前船の寄港地、拠点であったので、廻船問屋の豪商の屋敷が現存します。


その代表は、


〇旧齋藤家別邸(新潟市中央区西大畑町576)


すばらしく立派なお屋敷と庭園があります。

財閥解体指令をうけて経営していた会社はバラバラになりましたが、

廻船問屋らしく、今日の「佐渡汽船」がその後継企業だとか。


別邸というくらいで、本邸はどこにあったかというと、イタリア料理店でライブハウスの「ジョイアミーア」がある立体駐車場のビルの場所のようです。新潟中郵便局、NTT、その隣。

1区画まるまる邸宅なので、地価だけでも目玉が飛び出る額でしょうね。


もう一つが


〇旧小澤家住宅(新潟市中央区上大川前通12番町2733)


明治初期ごろから豪商として築き上げた財を表す町屋づくり。

新潟市の文化財になっています。



それではお約束の、散策の「おやつ」は


真保餅屋しんぼもちや」(新潟市中央区本町通12番町2754−1)


あんこのたくさん入った大福がおススメです

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