第5話 4、3、2、1!
さあ、なんのことでしょう。4、3、2、1とは。
4→第4番目の銀行
明治政府は日本の4つの都市に銀行を作ることにしました。東京が1、横浜が2、大阪が3、新潟が4です。
日本銀行ができるまで、紙幣を発行する業務をおこなっていました。しかし銀行を設置するためのハードルが高く、他の都市で銀行をつくろうと手を上げる人がなかなかいなかったので、ハードルを下げたら、次々と銀行がつくられました。七十七銀行とか番号が振られたいわゆる「ナンバー銀行」です。
(第三銀行の大阪は結局欠番になり、大阪は第五銀行になりました)
3→免許交付が3番目
本当は3番目の免許を大阪の銀行に与える予定でしたが、設立で
2→2番目に開業した銀行。
1番目は第一国立銀行。渋沢栄一さんの銀行です。東京に開業しました。2番目の横浜は前身の「横浜為替会社」の改組により成立したのですが、準備に時間がかかって、第四国立銀行がわずか数か月早く開業しました。
1→1番古い銀行。
みなさんご存じの「みずほ銀行」は一番設立が早い「第一勧業銀行」を一つの前身としますが、現在の「みずほ銀行」は存続銀行が旧富士銀行と聞いたことがあります(?)
よくわかりませんが(笑) そのため第四北越銀行が「日本で一番古い歴史がある」と言われています。
第四北越銀行には金融資料室があり、明治初期に発行していた「紙幣」の「第四国立銀行券」や、銀行免許状があります。
そのほか、中にコンサートホールがあり、ベーゼンドルファーのフルコンサートピアノがあって、中規模なクラシックコンサートなどが開かれています。
さて、「いかの塩辛」とはなんでしょう。
この銀行のすぐ並びに「加島屋本店」があります。
(新潟市中央区東堀前通8番町1367)
海産物加工品、いかの塩辛、サーモンのお茶漬けの瓶詰などのトップブランドでしょう。
東京のデパートでも売っていて、東京の電車の中で「加島屋」の袋をもった人を見かけますが、ここが加島屋の本店。
カフェなどが併設されていて、軽い食事などもできます。
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