バイト

 今回は、バイトの話です。

 といっても、アルバイトの話ではありません。

 単位の話です。

 しかし、通信量やデータ容量を表す、あのバイト(GBギガバイトとか)の話でもありません。


 食べ物の、固さ指数の話です。


 ランダムに選び出された、健康な顎をもつ6~65歳の1,000人の男女が、その食べ物を食べるのに要する、平均的な「噛むバイト回数」。

 それが、バイト値の定義です。

 現在は機械で測定しますが、昔は本当に、アルバイト1,000人に噛んでもらって平均値を算出したそうです。

 例えば、白米一合が300~400バイトくらいの値だったかと思います。


 カロリーと同様、同じ食べ物でも、量が多ければバイト値は大きくなります。

 そのため、同じ重量や質量当たりのバイト値を比較し、相対バイト値として用いることもあります。

 一般に、フランスパン、レバー、蓮根、あずきバー、堅パンなどは高い相対バイト値を誇り。

 豆腐、ヨーグルト、カレー、そうめん、生チョコ、雪見だいふくなどは、相対バイト値が低くなる傾向にあります。


 また、学校給食や病院などでは、カロリーのように、献立の合計バイトを表示することもあります。

 相対バイト値の高い献立は、顎や脳の衰えなどを予防する効果が期待でき。

 逆に、相対バイト値が低い献立は、顎や喉が弱った状態でも食べやすいのです。

 皆さんも、よろしければ参考にされてください。

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