第13.5話 原点ーー覚醒
ぼくのしょうらいのゆめ
いちねんいちくみ こんごうじん
ぼくのしょうらいのゆめは、せいじかになることです。
いまのニホンのせいじかたちはクサっています。
『しょうしこうれいか』や、そのほかのこまりごとを、ぜんぶ、ゾウゼイでかいけつするとか、バカみたいなことをしています。
それでは、ニホンこくみんのぼくたちのふたんがふえてしまい、こどもをつくるよゆうや、けっこんをするよゆうもなくなってしまい、しょうしこうれいかが光の速度ですすんでしまいます。
ギカイでひるねしているだけできゅうりょうをもらっているクソろうじんや、しさつといってガイコクにかんこうにいって、ひるまからビールやワインをのんでいるクソのんべぇ共が、ぼくたちからぜいきんをしぼりとって、いきていると思うとムカつきます。
はらわたがにえくりかえりそうです。こんなゴミ共に、きゅうりょうをわたさずに、ニホンのためにつかってほしいです。
ガイコクじんもんだいもあります。
ガイコクじんが、ニホンでアルバイトをしてもぜいきんはひかれないのに、ニホンじんがニホンでアルバイトをすると、ぜいきんがひかれるそうです。
つまり、ガイコクじんにコビをうって、つねにごきげんとりをしているのがニホンのクソせいじか共なのです。
あと、これはガイコクじんぜんいんというわけではないのですが、マナーがまもれないひとがいます。
マナーがまもれないひとは、ニホンじんでもガイコクじんでもニホンからでていってほしいです。
つまり、クソせいじか共はもんだいを、みらいにさきのぼしにして、じぶんたちがしあわせならそれでいい、と思っているキセイチュウでありビョウゲンキンなのです。
だから、ぼくはしょうらい、せいぎのせいじかになってこのニホンをただしいみちにいざないたいと思います。
そのためには、はいゆうになって、こどもからおとなまでにんきのあるとくさつにでてヒーローになって、スゴイにんきものになろうと思います。
せんきょとは、アイドルのにんきとうひょうみたいなものなので、ニホンこくみんがぜんいんぼくにひょうをいれるくらいの、にんきものになろうと思います。
それでもし、せいじかになれなかったばあいは、コッカイギジドウを一キロトンのばくだんではかいしたと思います。
そして、クソせいじかたちをみなごろしにして、ぼくがあたらしいかみさまになって、おうさまになって、そうりだいじんになって、あたらしい『シン・ニホン』をつくりたいと思います。
夢を見ていた。子供の時の夢だ。
確かあれは『将来の夢』というテーマの宿題だったと思う。
あれをクラスメイトたちの前で読んだ時、お前の前世はテロリストか何かか? と担任に冗談交じりに言われたことを覚えている。
これが俺の原点。俳優を目指した理由。
まあ、特撮が好っていうのは本当だし、当時はやっぱりヒーローにしか憧れなかったけれど小学校二、三年生にもなったら、怪獣や怪人を好きになったっけ。
その延長線上でZ級サメ映画を見るもの趣味になっているのだから、俺はやはり俺なのだろう。
今では異世界に召喚されて、変身ヒーローになって、勇者と魔王を敵に回してしまったのだから、人生何があるか全く分からないものだ。
「…………」
さて、そろそろ長い眠りから
俺の冒険の再会だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます