第79話 青森ひば油
青森から東奥日報(10月16日)が数日遅れで届いた。
投稿欄の『明鏡』に採用されると、掲載紙と図書券が送られてくるのだ。
○コロナ禍でストレス多き医者なれば歌詠み物書くが癒やしなりけり
▼いつもなら真っ先に自分の名前を探すところだが、1面の見出し「飲食店クラスター!」に目がとまる。
「青森県は15日、弘前市内の飲食店の客と従業員ら16人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。12日に感染が確認された男性医師が利用したクラブで、県内では2例目のクラスター発生となった。店側は、今月上旬に数回『体調不良の従業員がいる』と弘前保健所に相談したが(風邪の症状と判別がつかないことなどから)PCR検査を勧められなかった」という。
○「弘前でクラスター発生!」保健所の初期対応の遅れ責むべし
▼思えば(昨年暮れの季節性インフルエンザ流行から新型コロナ禍に続き)老健施設でのマスク姿は一年近く続く。
「高齢な利用者に感染させたら大変」と自らのウイルス感染対策にも気を配る。
〇老健で「三密さけよ」は無理なこと接触なしで介護は出来ぬ
○さはやかな秋晴れなれどコロナ禍になにがな心うつうつたる日々
▼現場の介護・看護スタッフはじめ全職員のストレスはピーク。
そんな折に支えとなるのが『コロナ・ココロの相談』だろう。
全国老人保健施設協会に参加する3591施設の絆がうれしい。
▼冬季間の乾燥予防として、施設長室の机には超音波式アロマディフューザーを置いている。
その日の気分によって何種類かのアロマオイルを使い分けてきたが、最近のお気に入りは(ヒノキチオール約2%含有の)青森ひば油だ。
○気休めに青森ひば油のアロマ焚きコロナ払いの護摩祈祷するなり
(20201102)
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