第3話

私(小林勤務)「あ、あなたは、まさかのまさか……」


??「いえーす、わたしはカナコでーす。どうぞよろすく~。あーはん、なんちゃって」


私「ま、まじかよ。ドナルド・トランポリンさんと、ドムドム・クルージングさんときて、最後はこんな小物が」


カナコ「ちょっとちょっと、小物ってなによ」


私「いやいや、小物中の小物だろ。だって、きみはこれから投稿する私のラブコメの――」


カナコ「そうよ。ヒロインですが、なにか」


私「ここまで引っ張って、まさか最後はこんなオチになるとは……」


カナコ「……なんかすっごい感じ悪いんだけど」


私「いやいや、てっきりこの後は、キャメロン・アザーっスさんとか、アンヒゲソリーナ・ジョリーさんとか、超VIPが登場すると思うじゃないの。ですよね? ドナルドさん」


ド「イエース」


ドム「アーハン」


私「ほら。お二人も苦笑してるじゃないの」


カナコ「いやいや、苦笑するのはこっちですけど。だいたい、あんたらも偽物じゃないの。なにがドナルド・トランポリンよ。ただのダジャレじゃない」


ド「オウっ」


カナコ「そっくりさんなんて、この地球上に掃いて捨てるほどいるし」


ド「オウっ」


カナコ「悪いけど、価値ないし」


ド「ノー!!」


ドム「(青筋を立てるドナルドをなだめて)カナコさん、ソレは言ってはいけない。ワレワレは間違いなく誰もが知ってる超オオモノです。カナコさんもワタシの主演映画みたことあるでしょう? ワタシは撮影において――」


カナコ「本物なら見たことあるよ」


ドム「オー……」


カナコ「そっくりさんが出しゃばれるほど楽な世界じゃないのよ、映画ってやつは」


ドム「オー……」


カナコ「悪いけど、エキストラ以下よね」


ドム「オー! ジーザス!!」


私「(荒れ狂うドムをなだめて)やめるんだ! お二人の悪口は私が許さない」


カナコ「てゆうか、肩持つほどの相手なの?」


私「カナコ、そこまでだ。君はなんにもわかってない」


カナコ「なにがよ」


私「お二人は、例えそっくりさんでも私のファンなんだ。★が全てのラブコメで、私が無謀にもカクヨムコンに挑戦しようか迷っているときに、背中を押してくれた方々なんだ」


カナコ「うーん」


私「新作を投稿したときに、必ず最初のPV1になってくれるほど熱心な――」


カナコ「どうとでも言えるでしょ、そんなの」


私「うっ」


カナコ「これ、自分で書いてるんだし」


私「ううっ」


カナコ「寂しいよね自演って」


私「がーん(>_<)」


ド「ノーノーノー。ミスター勤務にはユナイテッド・シネマステイツがついていマース(にかっ)」


ドム「キンムさんには、ワタシのようなホラウッドスターがついてマス。アッハッハッハ(ばしばし肩を叩く)」


私「あ、ありがとうございます……(痛い)」


ドム「では、カナコさん」


カナコ「なによ」


ドム「ワレワレに文句を言う前に、あなたは一体どれほどの存在なんですか?」


カナコ「わたし?」


ドム「イエス」


カナコ「(下を向き、不敵な笑みを浮かべる)ふっふっふ……」


ドム&ドナルド「ほわっつ?……」


カナコ「聞いて驚かないでね」


ドム&ドナルド「OK……」


カナコ「わたしは……」


ドム&ドナルド「(ごくり)……」


カナコ「なんと……」


ドム「……納豆?」


ド「ジーザス……ジャパニーズ納豆」


カナコ「いやいや、違うし」


………………


…………


……



カクヨムもうすぐ3年生 小林勤務


長編第二弾


学生のみなさま


社会人のみなさま


好きになった人は、いつもあなたの近くにいましたか?


同じクラスの人? 


同じ会社の人? 


幼なじみ?


いやいや、そんな都合の良い存在いないって。


通学途中で見かけるだけ、たまにいく出張先の人――


そんなとき、どうアプローチしていいか迷っちゃいませんか。


諦められましたか?


一声かける――


簡単なようで、難しいようで。


高校生になったらいいことありそう。


大学生になったらいいことありそう。


やっぱり、社会人になったらいいことありそう――


でもね。


現実はいつも何かが生まれそうで、結局なんにも起こることはない。


自分が思ってるほど他人は自分には関心がない。


だから、つまらない毎日を変えるのは、いつだってほんの小さな勇気。


主人公は、青春の全てを無為に通り過ごして社会人おとなになったこども。


そんな大人になり切れなかった大人こどもたちが、好きな人目掛けて全力疾走します。


社会人ラブコメ


へんな存在と、もっとへんな彼女との三角関係?



得意先の受付嬢に恋をしたら、カナブンの妖精がやってきた――



「あなたがすきっ!(……な、元カナブンですけど)」 


https://kakuyomu.jp/works/16817139558695528884


全47話 約12万文字


コメディ80%、シリアス20%


お仕事少々、ドタバタ往々


タイトルからして邪道


でも。


転あり、クライマックスあり、涙あり。


結末はもちろん――


ハッピーエンド。


2022年12月1日から投稿開始。


面白いから本編みてね(^^)v


ではでは、あばよ!


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カクヨム停滞気味の私に、超大物!(……の、そっくりさん)が激励にきてくれました! 小林勤務 @kobayashikinmu

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