カクヨム停滞気味の私に、超大物！（……の、そっくりさん）が激励にきてくれました！

第2話

私（小林勤務）「あ、あなたは――人気俳優の……」

？？「イエス。ワタシはドムドム・クルージングです。どうぞヨロシクオネゲエシマス」

私「ま、まじかよ……。ドナルド・トランポリンさんと、ドムドム・クルージングさん、こんな大物たちに会えるなんて……」

ドム「ワタシに会えてキンチョウしてますか？」

私「は、はい。多少……ですが」

ドム「アーハン。キンチョウすることはないです。ワタシはただのニンゲンです。アッハッハッハッハ（ばしばし肩を叩く）」

私「はははははは」

ドム「アッハッハッハッハ（ばしばし肩を叩く）」

私「ははは……（結構、痛いな……）」

ドム「ところで、ワタシも撮影の合間にキンムさんの作品は全部読んでマスよ」

私「え！　ほんとですか！？」

ドム「アーハン。モチのロンです。ん――最近では、セックスレスエンターテインメントが面白かったデスね」

私「あ、ありがとうございます。どのへんが……」

ドム「ん――。……。旦那がノーセックスでフィニッシュするところが…………ぶぶぶ……」

私「えっと……」

ドム「オー。思い出してしまいました。アッハッハッハッハッハ（ばしばし肩を叩く）」

私「あ、ありがとうございます……」

ドム「オー、ジーザス。旦那さん、悶々してカワイソウ。アッハッハッハ（ばしばし肩を叩く）」

私「ははは……（痛い……）」

ドム「ワタシもカクヨムではキンムさんだけ通知ベルが鳴るように設定してマス」

私「ま、まじですか？」

ドム「イエス。カドカワさんとは何度か一緒にお仕事してるので、特別仕様にしてもらいました。やろうと思ったらできるもんデス。彼らは喜んでやってくれました。コレはナイショですよ」

私「ドムさん、すげえ……さすがセレブ」

ドム「キンムさんの新作には真っ先にPV１をつけてマス」

私「そ、そうなんですか？」

ドム「アーハン」

私「でも、さっき、ドナルド・トランポリンさんも同じことを――」

ド「ノー、ノー、ノー。ミスター勤務のサイショのPV１はワタシです」

ドム「（肩をすくめて）ん――。PV１はワタシだと思いマスよ」

ド「ノー、ノー、ノー。PV１はワタシです」

ドム「（顔をしかめて）……ワタシです」

ド「ノー、ノー、ノー。サイショのPV１は――イッツ、ミー！」

私「ま、まあまあまあ、お二人ともありがとうございます……」

ドム「んん。OK……。こんなんで言い争っても仕方ないデス」

私「ほっ……」

ドム「ところで――。カクヨムコンに長編やるんデスよね？」

私「そう……ですね」

ドム「OK。頑張ってください。応援してマス」

私「ありがとうございます……」

ドム「……今からチャレンジするのに、なんで浮かない顔してるんデスか？」

私「いえ……、やはりラブコメは★勝負なので、無謀ではないかと思いまして……」

ドム「……キンムさんのラブコメは面白くないんデスか？」

私「いーえ。面白いです（きっぱり）」

ドム「（肩をすくめて）……OK。それでは少しワタシのことをお話しまショウ」

私「はい……（なんだろう……）」

ドム「ワタシは撮影ではスタントを一切使ってません。ご存知でしたか？」

私「はい、有名ですよね」

ドム「アーハン。どんなにカコクなロケも全て、オノレの身だけでコンナンを乗り超えてきました」

私「それも凄いよな……」

ドム「ドリームを掴むのは、いつだってオノレの身ひとつですが、それでだけでは叶えられません」

私「……つまり」

ドム「優秀なスタッフと、大勢のファンが、今のワタシを作っています。誰が見てなくても面白いモノを作ってください。そうすれば、ワタシやドナルドのようなファンが必ず現れマス。ファンというのは、作品ではなく作者につきマス」

ド「（親指を突き出し）イエース！」

私「！！」

ドム「キンムさんのラブコメに、スタンディングオベーションという★が舞い上がりマス」

私「か……かっこEEE！」

？？「勤務さん。わたしもフォローしてるからね」

私「ん……。……。なな！？　あなたはまさか――」

？？「えっと……。あーはん？　わたしはあなたもご存知の――」

つづく